† 解放病棟 : 百九日目・百十日目 †
百九日目
早く退院したい。早く自由になりたい。
この病院に連れられてきたあの夜。あの日診察室にいた医師と看護師。その看護師がここ第三病棟の主任さんだったらしい。主任さんと話をした。
「あぁ・・・・・・空っぽだ・・・・・・」
あの日あの夜。連れられてきた私を見て主任さんはそう思ったそうだ。
空っぽねぇ・・・・・・空っぽかな? 空っぽだったのかな? う~~~ん、自分では分からないな・・・・・・。
その時の私の顔は今でも覚えている・・・・・・と。赤く鬱血し腫れ上がった顔。真っ赤に鬱血した眼球。空っぽの女性。
OTサロンにて『チェリーちゃん』に会えました♪ 嬉しい♪ 『メリット』は居なかった。食欲もガクンと落ちちゃっているそうだ、元が超ほっっっっっっそい『メリット』・・・・・・部屋に籠って出てこない事も多いらしい。
『チェリーちゃん』がスッゴい心配しているぞ! 『チェリーちゃん』自分も病気なのに、優しい人です!
ヒョロ助てんて~に会わないな~~~会えないな~~~。てんて~も私を探しているらしい・・・・・・会いたいな・・・・・・。
今日も図書館へ! 十四時が待ち遠しい。部屋も決まったのだから、そろそろ全ての限定解除してくれると嬉しいのですけど・・・・・・いかがかな? 子リスちゃん?
ああ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~・・・・・・!!!!!!!!!
またか?!?!?! なんなの?!?! 嫌になるよ・・・・・・。またですか? また出所不明の私のうわさですか・・・・・・看護師の間でもって・・・・・・。
はいはい・・・・・・もう、疲れちゃった。あはは・・・・・・お好きにどうぞ。うわさ好きの人たち。
やだやだ。下世話な人たち・・・・・・くだらない。くだらない。くだらない。
ヒョロ助~~~・・・・・・子リスちゃ~~~ん、何処にいるんだ~い?
会いたいよ~~~。会って話したいよ~・・・・・・早く退院したいよ~早く退院させておくれよ~・・・・・・。
もう嫌だよ~・・・・・・。
「もう明日からでも住めますよ~」
ってなったら退院してもいいって、ヒョロ助てんて~が。やっと会えたよ・・・・・・小憎らしくて小生意気でムカつくけど、愛しく可愛い大好きな子リスちゃん・・・・・・。
やっとだ。やっと、やっと、やっと、やっと、やっと、やっと・・・・・・出れる。自由になれる。
早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く!!! 出れる!!! 出れる!!! 出れる!!! 出れる!!!
先生から見たら私の顔は『してやったり! 私の勝ちよ! ふふん♪』という感じの微笑に見えるらしい。
う~~~ん? そんな感じに見えるのか~・・・・・・心外ですね~。勝ちかどうかは分かりませんが、嬉しいのは仕方がない!!!
ずっとずっとず~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っと!!! 出たくて出たくて仕方なかったんだから!
何度でも言いますが、わたくしただの旅行者ですから☆




