† 解放病棟 : 百二日目・百三日目 †
百二日目
解放病棟初日の朝です。おはようございます。
『パンダちゃん』から聞いていた通りにみんな動き出すのが第一より早い! 年寄りが多いのも早い理由だろう。
だからと言って朝食の時間は変わらない。
今日から外! 外! 外! 外!!! 早く早く早く早く早く!
事務所に私の残高を確認。予想を上回る残金に『パンダちゃん』となぜか笑いあった。
早速下ろします。全額・・・・・・は、無理です。その瞬間独房に戻されるでしょう・・・・・・・。
僅かだけ、洗濯用に下ろして自己管理です。ロッカー番号27。
行動する度に足りないものが出てきて泣ける・・・・・・洗濯バサミが足りないとか・・・・・・棄ててきたの!!!もう全部!!! ぜぇーーーーーーんぶ!!! 棄ててきたの!!!
私自殺旅行なの! ・・・・・・・洗濯バサミが足りないとか・・・・・・・泣ける。
検温後。解放病棟は静かになる。患者が外出などで出払うからか。
OTサロンも一言告げればご自由にどうぞ~と。閉鎖病棟は看護師が行き来に付き添いだった。とはいってもOTサロン自体の曜日は決まっている。
午後十三時半過ぎ。私物庫からバックと靴を出してもらう。寒いからマフラーして行ったほうがいいと看護師に言われるが・・・・・・私マフラー好きじゃないのよね~、タートルネックも嫌い★
だって、首・・・・・・苦しいじゃない? グエッってなりそうじゃない? だから好きじゃないのよね~~~~~。
マジで!!! マジで!!!
『パンダちゃん』に言ったら笑われましたけど☆ 本当なんだけどな~。
首吊り志願者で首絞めちゃった私が言うと冗談にしか聞こえないみたいです★
う~~~ん何て言うのかな・・・・・・それはそれ。これはこれ。って感じ☆
午後十四時。記帳します。日時。名前。行き先。看護師のサインを頂いたらいよいよ出発です!
教えられた通りに坂道を歩く歩く歩く歩く歩く・・・・・・一本道なので迷うこともなく、10分程で到着。
綺麗な県立図書館。パソコンを借りるため用紙に書くのは、住所、氏名、電話番号。
住所・・・・・・東京都~なんて書かずに教えてもらっていた病院の住所を書き、使えない止まっている携帯の番号を書き、名前・・・・・・ちゃんと本名を書きました。
久々のキーボード、うわ~微妙に打てなくなっている・・・・・・・。
とりあえず私がぶち込まれている病院のホームページを見てみることに・・・・・・院長・・・・・・あの『ロマンスグレー』は本当に院長だったんだ・・・・・・院長の趣味も載ってました☆
それからここは何処なんだ? とか色々調べているとあっという間にお時間です!
延長は不可です★
十六時までには病棟に戻らないといけません。短いな~~~・・・・・。
百三日目
お風呂曜日は第一病棟と同じだけど入れる時間が違います。
第一病棟は朝九時半過ぎからだったけど、第三は十六時から十七時の一時間。外出から戻ってきたら速攻でお風呂に直行です! バタバタです!
担当看護師『YOさん(♀)』と顔合わせました。これまたスレンダー美人さん! 彼女は少々身体が弱いらしい・・・・・・ムリすんな! 自分の身体、大事にしなさい! はいはい・・・・・・元風俗嬢の挙げ句、身体は勿論のこと命いらね、の私が言うなってね★
朝食後。
検温まで外来ゾーンでぼ~~~っとします。『パンダちゃん』も付いて来ました。
この時間は看護師の出勤と重なるようで、まるでお出迎えしているみたいで、なかなか面白い♪
滅多に見れない看護師の私服姿が見れます。
第一病棟の看護師ともお会いします。『エンジェルくん』はオシャレ~~~!
第三病棟の主任さんもオシャレ! しかもスタイル超いい!!! スキニーが似合うな~。足細!!! 長っ!!!
検温後。またまた外来ゾーンです。
初めて見るヒョロ助てんて~の外来姿。見た目は変わらないのだが・・・・・・診察室のドアを開けるのも、外来患者を呼ぶのも医師自ら。
外科や内科とは違い『心の相談』も多いからだろうか。診察も看護師付きではなく一対一だと『メリット』が言っていた。
いやしかし・・・・・・・・・・・ドアを開ける姿が・・・・・・萌える・・・・・・・マジで萌える・・・・・・可愛い・・・・・・可愛いんですけどーーーーー!!! 萌えるんですけどーーーーー!!!
まさに子リス!!!!!!!!!
あーーーーーーーーーーーーーー!!! ヤバイ! ヤバイ! ヤバイんですけどーーーーーーーーー!!! 超ヤバイんですけどーーーーーーーーー!!!
マジで超可愛いんですけどーーーーーーーーー!!!!!!
私死にたいんですけどーーーー!!!
ヒョロ助てんて~に子リス萌えとかしてる場合じゃないんですけどーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
十三時過ぎ。
第一病棟にいた時に聞いていた通りに『メリット』外出。外出ロビーにて『パンダちゃん』とお見送り・・・・・・と言う名の冷やかし☆
恋する『メリット』の外出の付き添い看護師は『高校生』♪
「ヒュ~ヒュ~♪ 行ってらっしゃ~~~い・・・・・・なかなかお似合いじゃな~~~~~~い☆」
なんて言って冷やかす私三十六歳。
二十一歳の小娘に頭をはたかれる死にたい盛りの三十六歳★
あっはっはっはっは! 若いね~~~! まだまだケツの青いガキですね!
二人の後ろ姿を見送りながら思ったよ、本当になかなかお似合いだと。身長差も丁度いい感じだな~と。
お部屋に戻って、
「三時のおやつにどうぞ~♪」
と配ったチョコをお姉さん方が、
「嬉しいわ~待てないわ~今頂いちゃうわ~~~♪」
そう言っておふとんの中でモグモグ・・・・・・なんだかとても可愛らしいです!
お出かけの準備を終え、十四時。今日も行きます県立図書館。
ネットで某巨大掲示板を・・・・・・久しぶりだ・・・・・・あぁ、あの時居た『哲学者さん』はもう居ない・・・・・・じゃあ彼は・・・・・・逝けたのかしら? もしも無事に逝けたのなら ・・・・・・お疲れ様でした。良い旅をしたかしら?
急いで戻ってきてお風呂へ。
明日は十四時から『SST』なるものに出なければいけない・・・・・・これも先生とのお約束。
毎週木曜日は『SST』に出る事。




