† 大部屋 : 九十二日目・九十三日目・九十四日目 †
九十二日目
「あたしうるさくなかった?! 大丈夫だった?! イヤじゃなかった?!」
『チェリーちゃん』が不安げに聞く。
「全く、全然! 大丈夫ですよ~うるさくなかったですよ~! って言うか私・・・・・・グッスリ眠って分かりませんでした☆」
「本当に?! 良かった~~~・・・・・・あたし仮名ちゃんに嫌われたくない・・・・・・仮名ちゃんにだけは嫌われたくない!!!」
「嫌わないですよ~! 私『チェリーちゃん』のこと好きですから!」
「あたしも仮名ちゃんのこと好き!!! 殺されてもいい!!!」
ですから逆でお願いします★
遅めの生理がきました。外泊等のストレスか? 随分と遅れたな。
昨日は十三日の金曜日だったのに・・・・・・愛しのジェイソン様は現れず・・・・・・いったいいつになったらお会いできるのかしら?
『若者』『ドラッグ』『sex』この三種の神器? が必要だからね~・・・・・・。
残念ながら1つも当てはまりませんわ~~~~~~!!!!!!
土曜日です。暇です。早く出たいです。出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい 出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい。
うん。出たい。解放病棟に早く行こう。何もない暇で無駄な一日が過ぎて行く。
無駄だな~。本当に無駄だ。明日も暇で無駄な一日か・・・・・・無駄に時間だけが過ぎて行く。
外出していた『メリット』から綿棒のお裾分け。お風呂上がりに使おう!
嬉しい~~~けど、今の私には綿棒も贅沢品のような気がする。
九十三日目
一週間くらい前だったと思うが、
「恋がした~~~い☆」
と笑う『メリット』。
不思議と患者から人生相談のようなものを受ける。が、こんな所でこんな事になっている私も患者だ。
医師でもなければカウンセラーでもない。ましてや自分の人生を終わらせようとしている私・・・・・・。
「知らんがな~~~!」
って言いたい。いや、言っちゃう☆
「も~~~! 真面目に答えて下さい~~~!」
そう言われましても・・・・・・ねぇ?
「主治医に言いなさいな~」
「・・・・・・先生には言えないんです~~~・・・・・・」
ん~~~~~~~~・・・・・・・。どうにも出来ないで申し訳ない。
消灯後。
ライトの加減か、カーテン越しに写るお隣『チェリーちゃん』の生着替えの影を堪能しながらお休みなさい☆
九十四日目
今日は朝から『メリット』がよく喋る。これが彼女が前に言っていた『上がっている状態』なのだろうか?
大丈夫かな? ちょっと心配。
クリスチャン『NKさん』が上に・・・・・・解放病棟に行くと。
相変わらずの運の悪さだ。私ももうすぐ上に行くかもしれないのに・・・・・・。
「僕の事どう思いますか?」
『NKさん』が聞いてきた。
「正直・・・・・・苦手です☆」
「あぁ~~~~~そうなんですか~~~・・・・・・」
項垂れた彼だったが、頭を上げてまた聞いてきた。
「どこが苦手ですか? 言って下さい! 直しますから!!!」
「えぇ~~~じゃあ言いますけど・・・・・・たぶん・・・・・・・いや、絶対! 無理ですよ? 直らないですよ?」
「いや! 直します! 直しますから!」
「ん~~~・・・・・・じゃあ言います。私今までクリスチャンと関わった事ないんですよ。で、『NKさん』が初めて関わったクリスチャンなのですが・・・・・・ま、ぶっちゃけクリスチャンって面倒くせ~~~★ って思ったので『NKさん』がクリスチャンじゃなくなれば・・・・・・・もしかしたら・・・・・・」
「ああぁぁぁ~~~~~・・・・・・・・・・」
彼は頭を抱え込んで項垂れてしまいましたとさ☆
おぉ?! 懐かしい声だ!!! 歌って貰った。そう! この声だ! 私が保護室にぶち込まれた日から聞こえていた上手くはない歌声だ!
二十歳くらいの男の子だったんだね。で戻って来たようだ・・・・・・彼も元々この病院の常連患者のようです。
ヒョロ助タイム♪
任意入院と第三病棟について・・・・・・話はまとまりました! 早ければ明日中にでも任意入院に切り替える書類にサイン。その後二日~三日中には上に! 解放病棟に!!!
早く自由になりたいよーーーー!!!




