† 四人部屋 : 六十八日目 †
六十八日目
今日はお風呂と『OTサロン』一日があっという間に過ぎるからちょっと嬉しい♪
小娘たちがお部屋できゃっきゃ♪ しています・・・・・・ちょっとうるさいぞ★
特にJK。フフフ・・・・・・・これだから二十歳以下は苦手です☆ 面と向かってちゃんと本人に言ってあります♪
病院内にある『活動棟』なるお部屋に初めて行きました。小さな体育館です!
他の病棟の患者も沢山です! スゲ
~~~な・・・・・・話には聞いていたけど・・・・・・。スゲーーーぞ!!!
まず、私がぶち込まれているのが『第一病棟』比較的軽い症状や病状の患者がぶち込まれています。『閉鎖病棟』です。
『第二病棟』・・・・・・『チェリーちゃん』や看護師曰く『軍隊』・・・・・・だそうです。とにかく厳しいらしい。症状や病状は重めの患者がぶち込まれています。勿論『閉鎖病棟』。
『第三病棟』は病院内唯一の『開放病棟』・・・・・・自由なんだって!!! いいな~~~・・・・・・。鉄の大きな分厚い扉が朝から夕方過ぎまで開けっ放しらしい・・・・・・。
看護師付きではなく、院内は勿論外出も一人で出掛けられるとか・・・・・・。
いいなーーーーーーーーーー!!!
勿論、症状や病状は軽い。そして医師からの信頼、信用は高い・・・・・・私は無理だな・・・・・・ヒョロ助てんて~からの信頼&信用ゼロだもん★
他にも病棟はあるらしいが・・・・・・どんだけ広いんだ?
『活動棟』にてやることは・・・・・・みんなで遊びましょう~~~☆ って、マジか・・・・・・。
病棟対抗戦が開始いたしました♪
キチガイの☆ キチガイによる☆ キチガイの為の☆ 『宝探しゲーム』♪♪♪
フューチャリング時々痴呆★
『宝探し』と言っても字が書かれた多量の紙があちこちにばら蒔いてあります。ええ、丸見えです☆ バカにしてんのか? くらいに丸見えです★
まず、その紙を集められるだけ集めるんだけど・・・・・・・・卑怯じゃね? 笑えるほどに、卑怯じゃね???
どうやら第一病棟の私達が一番若いのが多くて動けるし、重度のキチガイも痴呆もいない・・・・・・悪知恵も働いちゃって『宝探し』・・・・・・圧勝です☆
次はその集めた紙を使って言葉を作りましょう★ って・・・・・・勿論集めた紙に書かれている字は多ければ多いほど有利で、こちらの『第一病棟』・・・・・・有り余ってま~~~す☆
第一病棟の看護師が「集めすぎです・・・・・・」って苦笑しながら胸ポケットにこっそりしまうほどです★
勿論、圧勝です♪♪♪♪♪
しかも『第二病棟』にいたっては、ただただうろうろするだけのキチガイもいますから~☆ 紙を拾う気全く無し!
「では、最後に軽く運動しましょ~~~~~う☆」
と『作業療法士』が言った。
私は、本当に軽くウォーミングアップして終わるものだと思った。が、違った!!!
聴いたこともない曲が流れ、みんな床に足を伸ばして座った。
「?????????????」
私の頭の中にはクエスチョンが元気一杯に飛び回る。
回りを見回す私を置いてきぼりに、みんな曲に合わせて、訳の分からない踊り? 体操? を始めた・・・・・・。
私はもう、何が始まったのやら・・・・・・しかもその曲が!!! 歌? 歌詞? が!!!!!!!!!!!!
腹いて~~~~~~~~!!!!!!
可笑しくて!!! 可笑しくて!!! 無理無理!!! 私にはこの体操は無理!!! 知らないもん! 余所者だし!
腹を抱えてプルプル震える私は、死にかけの虫みたいに見えただろう。
あ~~~~~、可笑しい!!!!!!
○○(地名)体操と言うらしい・・・・・・。あぁもう、この体操の曲、ちょっとダウンロードしたいわ~~~。
午後。
内庭をウォーキング中誰かが倒れたらしく、大慌てで院内に入れられた。患者が自殺未遂か? 病院では、よくある事ではないけれど、別段珍しい事でもない。
いや~~~ね~~・・・・・・どいつもこいつも! 私がこんなにも我慢していると言うのに★
いいなーーーーーーーーーー!!!
部屋に戻ってみた。なに食わぬ顔で。看護師はみんなバタバタと走り回っている。気付かれてはいない。
私は靴のままだ。紐靴のままだ。いけるかな? いけるといいな♪ 靴紐を両足ともに抜いてみた。今なら看護師は私ごときを気にしている暇もないだろう。久しぶりに首に巻いてみた。
あぁ・・・・・・嬉しい・・・・・・嬉しい・・・・・・まだ、逝ける・・・・・・飛びそうだ・・・・・・嬉しい・・・・・・。
両肘と両膝が激しく痙攣し出す。脳味噌がふわりと浮く感じ。
喫煙者なら分かるだろうか、半日や一日ぶりにタバコを吸うと全身に行き渡るような心地よい痺れ。それにも似た感覚が指先、爪先へと・・・・・・。ある意味、気持ちいい。
首絞めプレイや首絞め自慰でそのまま逝ってしまう人もいるが、さすがにそこまでは到達していない★
飛ぶ前に首から紐を外した。もう少し遊ぼうかどうしようか考えていると、看護師が・・・・・・咄嗟に紐を後ろに隠したが、ばれちゃった・・・・・・。
「・・・・・・仮名さん・・・・・・それは没収です・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・はい・・・・・・」
ああ・・・・・・・取られてしまった。
こんなに早く見付かるとは! くっそ~~~~~~・・・・・・まぁ・・・・・・いいだろう・・・・・・。まだ全然余裕で飛べるから、全然余裕で逝けるから♪
どうやら誰かは未遂に終わったらしい。そりゃそうだ。ここは未遂率が高すぎる。中には成功者もいるようだがそれは相当の強運の持ち主だと私は思う。
私は強烈に強力に運の悪い人間です。
ヒョロ助にも看護師にも何度も言っているけど、私はここではやらない! この県からは生きて出てやる! この県と私は相性が悪すぎる! 寿命ばっかりがんがん伸ばしやがって!!!
ムカつく! ○○県ムカつく! ○○圈も生きて出てやるーーーーーー!!!
就寝後。
看護師二人が部屋に来てPSPのイヤホンを渡してくれと・・・・・・私はイヤホンは使っていない。『私物庫』にあると思いますよ? と言ったら出ていったが数分後また来て見付からないと。
一緒に私物庫に行き荷物の中からイヤホンを取りだし渡した。
ここ最近患者の『おイタ』が続いたからだろうが、見回りも厳しい。『おイタ』してぶち込まれた私の信用は元々ないからな~・・・・・・しかし、イヤホンって・・・・・・・いやまあ分かるよ? 万が一って事もあり得るからねえ~・・・・・・・でもさ~イヤホンって・・・・・・。
強度無さすぎな上に細すぎて、イヤホンじゃ首吊るどころか、首絞めもまともに出来ないんじゃないだろうか?




