表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR

『若い美人の娘とプレスマン』

作者: 成城速記部
掲載日:2026/07/31

 武蔵国は、昔はどこも田畑の広がるのどかなところでした。毎日畑を耕して暮らすおじいさんがいまして、この日も、野良仕事をしていたのですが、隣村の婚礼に呼ばれて、少し酒を飲んだところ、思ったより帰りが遅くなって、暗くなってしまいました。

 道ばたの石に腰を下ろして、少し休んでいると、少し離れたところに、若い娘が歩いていました。暗いし遠目でしたが、かなりの美人です。どこから来たのか、どこへ行くのか、知っている娘か、知らない娘か、目をこらしながらいろいろ考えていましたが、もう見えなくなってしまいました。仕方がないから帰るか、と立ち上がったとき、土産にもらったいなり寿司の折が、空っぽになっているのに気がつきました。引き出物のプレスマンは、無事でした。



教訓:美人は、どういうわけだか目を引く。いや、どういうわけだか目を引く人を美人と呼ぶのである。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ