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幻想終末録  作者: 夜烏鷹希
第一章 怪物と不死鳥の少女
7/22

人里へ買い物しに来た怪物(ついでにキレて大暴れ)

『ここが人里か~』俺は人里に来るとそう呟いた。

何故俺が人里に来た理由は、昨日一日中妹紅を抱いていたからである。

~一日前~

『お腹空いた~!何かない?』「何も無いぞ。昨日買い物に行こうと思ってたんだかな。」そう言いつつ俺をじっと見つめる。

『…最期の方はそっちからだったのに。』そう呟くと無言で弾幕が飛んできた。「しかも、やり過ぎたせいか、足腰に全く力が入らないから買い物にも行けない。どうする気だ?」『…』俺は数秒考えて結論を出した。『じゃあ俺が買い物に行ってくる。』そう言って俺は今暮らしている妹紅の家を飛び出していった。

~10分後~

『妹紅!そういえばどこに行けばいい?買ってくるものは?後、お金が無かったからお金下さい。』「行くのは人里。買ってくる物は机の上のメモにある。お金はその辺の戸棚に入ってる。」

『分かった!行ってくる。』「騒ぎは起こすなよ。」

そうして再び家を飛び出していった。

~そして最初の場面~

『結構広いな~』そう思いながら買い物をしていった。

そして買い物を終えて帰ろうとしたとき「おい」と、声を掛けられた。振り返ると柄の悪そうな人が立っていた。

『何のようだ?』俺がそう聞くとそいつは、「金をよこせ!」

と言い飛び掛かってきた。咄嗟にそいつの腹に蹴りを入れた。

「がはっ…」『やべっ』どうやら力加減をミスったらしい。

そいつの腹が消し飛んでいた。だが回復する気は無いため、

そこから走って立ち去ろうとした。『!!』その瞬間視線を感じ振り返った。そこには白い髪に片翼が特徴的な女性がいた。

「…」『…』互いに無言の時間が流れる。【玉符「烏合の呪」】

仕掛けて来たのは相手からだった。咄嗟に避けるがその弾幕は地味にホーミング性能があるようで俺を追尾してきた。

『チッ【流星 星の降る夜】』俺も弾幕を放って反撃する。

だが相手も中々の実力者のようで被弾せずに避けきった。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

しばらくの間、路地裏で弾幕を撃ち合っていたが、相手が空を飛んだ事で俺も空に飛び上がった。【夢鷺「片翼の夢鷺」】『!』

今までとは比較できない物量の弾幕に俺も少し本気になった。

【殲滅 神殺しの戦い方】「?!」相手が思わず息を呑んだ。

仕方ない、空全体を赤く染め上げるレベルの物量の弾幕に驚かない方がおかしい。そしてその弾幕は全てが自分に向かってる事を知ると顔色が青くなった。慌てて迎撃するも間に合わず、彼女の周辺で大規模な爆発が起きた。その威力は人里のすぐ横で巨大なクレーターが発生するレベルだった。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

『にしてもこの人どうしよう。』俺の弾幕をうけた彼女はボロボロになっていた。服も大半が焼き尽くされ身体は裂傷だらけだった。『とりあえず妹紅さんの能力の練習のもなるし持ち帰るか。』そう思い買い物袋と一緒に抱えると、妹紅の待つ家に帰って行った。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

『ただいま、買ってきたよ。ついでに妹紅の能力の練習で

この子直してもらえる』「…えっ」

そして驚いた妹紅はひっくり返ってしまった。











~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【幻想郷SIDE】

「何…これ」私が迷いの竹林に行こうとする途中、人里に通りかかると側にとても大きなクレーターが生まれていた。

「なんだ、霊夢。どうした_」魔理沙が声を掛けて途中で絶句してしまう。「とりあえずここも調査しましょう。」そう言い、私は人里へ降りていった。

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