妹紅の本当の能力
「どういうことだ!?私の能力自体が死ぬことを許してない!?私の能力はあいつと蓬莱人になったから発現したはずだ!?」『いや違う。貴方の本当の能力は【魂と生命を司る能力】で 俺と同じ【創世能力】の一つだ。』「いやちょっと待ってくれ、その【創世能力】って何なんだ!?」妹紅は俺に聞いてくる。
『【創世能力】とは、この世界を含む全ての世界の根元となる能力でどんな時も永遠に存在し続ける能力と呼ばれる。そしてその能力は肉体を持つ存在に宿ったとき、その肉体の持ち主を永遠に死ぬことを出来なくする。』俺は妹紅の質問に答える。
「そうなのか、でも何で私がその能力の保有者だって分かったんだ?」『それは【創世能力】の保有者は能力を発動した場合近くにいる【創世能力】の保有者と繋がるような感覚がするんだ。俺が能力を発動したときに、妹紅と繋がるような感覚がしたから間違いないと思う。』「そうか、でもこれからかなり暇になるな。」『暇にはならない。これからは俺が退屈しのぎになるよ。それじゃこれからよろしく。』俺は手を妹紅に向けて差し出す。妹紅は少し考えると俺の手を握った。「よろしく。」