怪物と妹紅のこれから
「…ゴホン!」「『!?』」イチャイチャしていた俺と妹紅は急な咳払いに驚いて同時に振り返った。そこには顔を真っ赤にした依姫がいた。『…え~っと、無事に目が覚めたみたいで良かった。何か体に異常はない?』「何も無いようには話せないよ!?」依姫は更に顔を赤くして怒鳴った。『取りあえず服着るか。』「…分かった。」「おい!せめて私が向こうに向いてからにしてくれ!」
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『取りあえず今後についてだ。』俺は服を着た後そう話し出した。『お前とサグメ以外の月の住人の記憶を全て消し、新しく幻想郷を作る予定の世界に送り込む。』「???」『理由は、お前に埋め込んだかつてイザナミと呼ばれた創世能力クラスの存在と同じく創世能力クラスの力を持ったロキで、新しく作った幻想郷を管理して欲しい。サグメは創世能力とまでは行かなくともかなりの実力者だから頼んだ。』「それはサグメも呼んだ方がいい気がするんだが。」『OK 転送 境界をこじ開ける者』「!?」突然俺達のいる空間に召喚され驚くサグメ。そして俺はさっきと同じ話をサグメにもした。[分かった。引き受ける。]『ありがとな、せっかくだし能力を使いやすいようにしてあげるよ。…これで、能力が【自分の口にした事象を現実に起こす程度の能力】になったよ。発動するときは自分が現実に起こしたい事象をしっかりイメージして喋ればいいだけだから。』「あ、ありがとう。」サグメはたどたどしくそういった。
『さてと、じゃあお前達以外の月の住人の記憶を消してお前達と一緒に新しく幻想郷を作る予定の場所に転送する。忘却 空の記憶 転送 境界をこじ開ける者。』「それじゃあまたいつか会えたら!」依姫とサグメに手を振って見送った。




