懐かしのザフト
「そろそろ1回 ワリーノに行ってみないか?」
「そうだねぇ 害があるか見極めないといけないね。」
「めんどくさいですわね。呼び出してみたらどうですの?」
「ああ その方がいいかも!」
「たかだかひよっこの勇者候補(笑)のためにお主らがいかんでええ 修行せい!」
「ん- ワリーノってこっからどんくらいだった?」
「知らないな・・」
「ミズキ情報をー」
「ん-っと馬車で半月くらいだったかな?」
「そこまで裕福ではないように思えた。」
「名物とかどうなんだ?」
「ん- 特にないね。」
「んじゃパスだな。」
「私もパース」
「つまんなそうぅー」
「え?え?」
「私たちはミズキだから助けたんだ。性格悪そうな奴までは知らないぞ?」
「ん- 召喚獣に行って様子みてもらおうか?」
「えらそーな5人組探せばいいんだろう?」
「えらそーかは知らないけど!」
「ん- っそれもなんか召喚獣がかわいそうじゃない?」
「とりあえず 手紙を書いてみましょう。」
「ん- シャングリラの勇者が呼び出しかけてくるかな?」
「格下を呼び出すのは当たり前ですの」
「ソフィー態度悪いぞ!」
「私たちはレベル上げがありますもの・・・」
「たしかに これで変なのが来たら消滅させてやるかもしれないな。」
「ダリアちゃん もっとひどいよ!」
「ミズキ そいつらに無視されてたんだろう?バカにされてたとしたらアタシは許せないぞ」
「ダリアちゃん・・・ うれしいけど 殺しはダメ!」
「呼び出しかー。ん- ミズキは預かった! でくるかな?」
「まぁ来なかったらクズですわね」
「まぁ 攫われたように見せかけての呼び出しですが ほんとに預かってますからね。」
「特に要求はないからね 見たいだけで。」
「うぇーいうぇーい言ってるやつだろ?なんか役に立つのか?」
「久しぶりにコネを使うかー。」
「コネ?なんかいたか?」
「ちょっと行ってくる!」
ザフト冒険者ギルド
「こんにちは~」
「おお アサミじゃねぇか!」「お マジか!生きてたのか!」
冒険者ギルドに久しぶりに顔を出すとみんなにもみくちゃにされた。
「Sランクになったんだってな さすがだぜ!」「ありがとう。」
「ダリアとソフィーは一緒じゃないのか?」「今日はギルマスに会いに来たんだ。」
と 話をしてると ギルマスがやってきた。
「おお 久しぶりだな。 とりあえず落ち着いて話そうか。」
「みんな またねっ話してくる。」
「おぅ また飲もうぜ。」
ギルマスルーム 久しぶりだな
「で?今日はわざわざどうした Sランカーさんよ!」
「やめてよ!ん-今日は情報を聞きに来たんだ」
「勇者召喚関係か?」
「冒険者ギルドって全世界共通なんでしょ?登録情報とかもあるのかなってさぁー」
「んあ? 確かにあるがどこの国だ?」
「ワリーノだったかな?」
「あそこかー まぁ取寄せてもいいが時間かかるぞ。」
「あそこで6人やられた。1人は私達の異世界の文化を広めてるって情報を聞きつけて保護してもらいにきたんだけど 後の5人が不明でね。」
「おいおい 6人たら 魔力がやばいんじゃねぇか?」
「うん そこも問題だけどMP10万って大したことないよね?」
「レベル高いやつが一人でやった場合もある気がするんだよ。」
「MP10万が大したことないって・・・ まぁ そうかもな・・」
「私今10億あるからねぇ・・」
「どんだけだよ!」
「いあー 面白いもの見つかってさ 今度遊びに来る?」
「今シャングリラで勇者だったな。どうだあっちは?」
「ん- 武に関しては実力主義だったから変な絡みはないね。過ごしやすいよ」
「強さ見せたら黙ったってわけか。」
「そうそう で その残りの5人なんだけど なんかあんまりまともなやつじゃなさそうなんだよねぇー その場の勢いで騒いだりするとかノリでやっちゃうとか系みたい?」
「そいつらが冒険者になってたらわかるかなーって今日来たわけ」
「そいつらの名前教えてくれるか?」
「アキラ タカシ リュウジ アカリ ルナ だって」
「そうか 情報があったら知らせるわ。」
「でさー ギルマス 休みとかないの?」
「いあ 有給はあまりまくってるが 使うの勿体なくてな~
おまえらいなくて暇になったし」
「じゃぁさ シャングリラに何日か遊び来ない? ひさしぶりにみんなで飲みたいし!」
「お いいな!いくか!」
「ジェシカさんも呼べない?あの人とも久しぶりだし!転移ですぐ帰れるからさ」
「ああ んじゃ アサミ ジェシカ呼んできてくれるか?3日出張だっつって!」
「あは 職権乱用 でも嫌いじゃない!」
「あら アサミさんじゃない!久しぶりね!」
「ジェシカさん ギルマスから連絡だけど 出張だって~ ギルマスルームへどうぞ」
「ええ・・・ 何か問題あったかしら・・」
ギルマスルーム
「よぅジェシカ お前は 最近働きすぎだよな?」
「ええ まぁ 休みなしが多いですね。」
「出張扱いにしてやるから アサミ達のとこに遊びにいかないか?」
「うちね~ 今もふもふメイド喫茶とかあっちの世界の文化を広めてるの~。
旅行にこない~?泊まるとこもちゃんとあるよ~。」
「なっ!遊びという名の出張! 最高じゃないですか!」
「うん 仲間も結構増えたしね 紹介もしたいしさ!」
「おいおい予算だいじょうぶなのか?」
「あー 全部こっち持ちでいいよ 手ぶらでいいや あ でも武器だけ持ってきてほしいな。」
「ああ 何があるかわかんねぇからな。んじゃ 俺帰るから ジェシカお前も着替えとか準備してこい。」
「旅行っていってもアサミさんの転移ですぐ行き来できるのよね?」
「そうだね。身軽でいいと思うよ。」
「わかったわ。 久しぶりにみんなと飲み会できるのね!」
「ああ いっぱい飲むぞー。」
「ザフトって遊ぶとこないんだよなぁ どこでまってよう」
「まぁ すぐ戻るから適当に下で待っててくれ」
「おっけー」
「私もいってくるね~」
20分後 ギルマスとジェシカさんが来たのでシャングリラへの旅行開始だっ!
「到着~」
「早いな」
「すぐでしたね!」
「ん? ギルマスにジェシカじゃないか?」
「あら ひさしぶりですわね 何か急用ですの?」
「遊びに来ました!」
「ああ 出張という名の遊びだ・・!」
「今日は飲み会だーーーー!」
第4回アース・スターノベル大賞様 ドリコムメディア大賞様 に応募している作品です 初めての作品ですが最後まで書ききりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
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