新しい仲間
「今から行くのはね 私達の拠点なんだ。
テレポートで行くからすぐだからね。」
と 転移を使い別荘に到着
「日本の家・・・?」
「うん 私のスキルはこっちのお金であっちの世界の物を発売してればなんでも買える。」
「町にある家じゃ小さくなってきたからね 別荘を買ってみたの。」
「すごいですね。」
「今日からここに住んでもらうね 荷物を部屋に置きに行こうか」
「はぃ!」
「カオリ今どのくらい空き部屋あった?」
「5個くらいはあったと思うよ。」
「まぁ あ ミズキって呼んでいい?私もアサミでいいから」
「ミズキの好きな部屋選んでいいよ」
「ありがとうございます」
「まぁ 中身は日本の家具と同じ 電気とかガス 水道も謎魔力で繋がってるから普通に使えるよ」
「とりあえず みんなにも紹介だね。」
「今召喚アタック中?」
「だと思うよー」
「まぁ 倒れそうだったら変身魔法してあげてね」
「ミズキ まずみんなと合流して紹介したいのだけど
今修行中なんだ それも見学してほしい。」
「はぃ!」
「あ 事故があったら困るからバフを付けるね?強化魔法」
「聖結界 ステータスブースト PT取得経験値5倍付与 その服にもエンチャントしとこうね。」
「わわっ なんか力が溢れてくるみたい!」
「そういうスキルだからね だいたいの攻撃は無傷になるんだ」
「いきなり町で襲われてもはね返してくれるよ」
訓練場にきたら レベル2300くらいのモンスター召喚をやっていた。
「みんなお疲れ様ー」
「ああ どうしたんだその子」
「勇者召喚に巻き込まれて保護したの 今は見学中だよ」
「あ あの初めまして ミズキといいます お願いします!」
「ああ アタシはダリア 真面目な子は歓迎だよ」
「この子 どこの国かわかんないんだけど LV5でここまで必死にきてくれたんだって」
「よく無事だったな・・・」
「あそこで戦ってるのが ソフィー マリア タマ ムゲン師匠だ」
「ここにはモンスター召喚装置っていうのがあってね わざわざモンスターを探しに行かなくても
呼び出して経験値を貯めているんだ 呼ばれるのは悪いやつが多いからね。」
「みんな私達も混ざってあれ処理するよ」
「おっけぇ」
「ミズキはもうPTに入れてあるから 今日は見ているだけでいいからね。」
「戦えない子にはムリに戦わせない 自分を守る為に少しレベルを上げるだけだからな」
ソフィーらに合流し2300のモンスターを処理する。 4体か まぁまぁ強敵である。
まぁ2300といえど 今のアサミ達には楽勝であった。
「うわわっ」
「ん?!ケガした?」
「いえ・・・ レベルが・・・」
「ああ あれレベル2300の敵だからいっぱい上がったんだね。おめでとう。」
「320も上がっちゃった・・・ いいのかな・・・」
「いいんだよ それでミズキが自分の身を守れるなら」
「みんなー ご飯にしない~?」
「おお いいのぅ ちょうど腹が減ってたんじゃ」
「あらこの子は?」
「異世界人ですの?」
「うん 追放系でわざわざ助けを求めに旅をしてきてくれたんだ。ジョーカーではこの子を保護します。」
「歓迎しますわ。ソフィーですよろしくお願いしますわ!」
「マリア ヒーラーです。お願いしますね。」
『たまはたまー お姉ちゃんよろしくねー』
「ムゲンじゃ ジョーカーの武術の師匠って感じじゃの よろしくたのむぞい」
「日本人のミズキです お願いします!」
「んじゃ 22層で遊びながらご飯食べようか」
みんなで22層に転移する。
「ここは アニメ ゲーム マンガ フィギュアやグッズなどを見ながらまったりする施設だな」
「ほしいのは私のスキルでだいたいは取寄せられるから ないものを探す方が難しいね。」
「これ見たら多分ミズキの創作意欲が沸くと思ってね。」
「わっわっ すごい こんなにいっぱい!信じられない!」
「ああ喜んでくれたようでうれしいね」
「この世界の人にも読んだり理解できるように 地球語理解がスキルで付いてるから
みんなここに通って遊んでいるね。」
「ここで ミズキが好きなように小説書いたりマンガ書いたり好きなことしていいんだよ?」
「戦いに自信がないとかは誰も攻めない 自分で出来ることを頑張ってくれ」
「私・・何も返せないのに・・こんなにしてもらっていいのかな・・」
「かわいそうに 心細かったんですのね。いいんですのよ。ミズキ あなたはこの世界に巻き込まれた被害者ですの それならこの世界の私達が守るのは当たり前のことなのだから」
「ソフィーがいいこと言ってるね 珍しい」
「いつもこんな感じですわよ!失礼な!」
「あはは!」
「ようやく笑ってくれたね!ここは自由だ!なにしてもいい!あ 犯罪はダメだよ!?」
「資金も有り余る っていうか使いきれない・・ 日本円で1000億ってどんだけ買えばいいんだよ!」
「ん- とりあえず マンションでも買います?」
「まぁ PTメンバーがバラバラになるの嫌だしね 一応はひとつの家に住みたい」
「ミズキ 必要な物はすぐ出すから何をしたいかゆっくり考えてみて」
「私は 趣味は小説書いたりマンガ書いたり あとはコスプレの衣装を作ったりかな・・」
「コスプレだと・・・」
「逸材ですわね」
「素敵ですね!」
「コスプレの衣装にエンチャントしたらかっこよくない?」
「ふふ 私も眼帯をして魔女っ娘の衣装をつくってほしいですの」
「まぁ ご飯食べようか」
異世界からの料理 デザート 数々の品が一斉に注文されてミズキもびっくりしたようだ。
「夜もミズキの歓迎会があるから食べ過ぎないようにね!」
ミズキの笑顔もやっとぎこちないものが消えたようだ。
「みんな ありがとぅ 出来ることを探したいと思うの 協力してください!」
「ああ 当たり前だ!」
「うん 私達ジョーカーはミズキを仲間として 家族として歓迎するよ!」
「ああ・・私は・・やっとこの世界に受け入れられたんだ・・」
涙を流しながらも嬉しそうにつぶやくミズキだった。
第4回アース・スターノベル大賞様 ドリコムメディア大賞様 に応募している作品です 初めての作品ですが最後まで書ききりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
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