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召喚実験

飛んだ先は未来的というかなんか見たことあるような指令室のような感じだった。

「初期のダンジョンマスターは異世界人とかだったのかもしれないね。」

「頭のいい魔族かもしれんのぉ。このような施設は結構あったはずじゃ。」


【右カラ モンスター召喚制御盤  地形操作制御盤 アイテム操作制御盤 階層操作制御盤 デス】


「アイテムドロップも関係あるんですのね。」

「さすがにどこから宝が来るのかは考えたくないが・・」

「ここで設定して貢献の高さで操作してたってことでしょうか?」

「今はオート設定になってるかもね」


「まず 階層操作か」

「そうだね コア これからどうすれば?」

【マスターノ 指紋認証ヲ行イマス。】

「おお・・・ なんかかっこいい・・・」

「アサミちゃん いいなぁ~」

「コア これ権限移譲とかできるわけ?さすがに私一人じゃつらいんだけど」

【サブマスターを3人指名デキマス サブマスターハマスターアサミ様ノ権限ヲ借り受ケ 操作デキルヨウニナリマス。】

「代わりにモンスター召喚する権限とかが与えられるってこと?」

【肯定シマス】

「MP高めの人がいいよね?」

「そうなるとヒーラー魔法タイプか?」

「そうなるね。じゃぁ カオリ ソフィー マリアになるかな?」


「私ですのね」

「できるかなぁ~。」

「あんまり使い方わかる気がしないのですが。」


「私がいないときとかはお願いね!」


【デハ サブマスター登録ヲシテクダサイ】

さっきのように指紋認証をするようだ。


「そういえば ここは何層になるの?」

【ココハ ダンジョントハ 完全ニ隔離サレタ空間デス】


「20層のどっかではないのね。」

【ソノ通リデス ココハコアルーム 目ノ前ニアルモニターデダンジョン内ヲ観察シタリモデキマス】

ピカっとモニターが光り ダンジョン内の様子がみれた。

「監視カメラみたいなものか」

「ここで指示出して狙い撃ちとかもできるんですのね いやらしい仕組みですの!」


「まぁ 今のマスターはアサミ達だ。そんなことしないだろう」

アサミを見るとそっぽを向いた。

「しないよな?!」

フューフューっと口笛を吹いている。

「まぁ 敵性の冒険者とかきたらお仕置き程度にはするかもね~」

「ダンジョン内で犯罪をするやつとかもいるか そこは相談してくれ。」

「ほーい。んじゃ 階層作ろうか。」

【デハ 操作盤のMP吸収装置ニ触レテクダサイ】


【MPを吸収シマス。作ル地形ハドウシマスカ?】


「あー どうしよ・・」

「明るいとこがいいのぉー 20とか臭かったしの」

「まぁ 実験で試しに作ってみるだけだし 空のある草原 1キロで」

【空 草原ヲ作ルニハ 追加デMP2千万必要デス】

「ああ 作りたい地形でMPが追加要求されるのね。OK 問題ないよ。」

【MP吸収中 21階層ノ成型ヲハジメマス。予定終了時間 1時間後デス】


「ん- なんとかなったみたい?」

『ちょっとワクワクするねぇ!』

「追加要素にMP1000万ってことかなぁ?」

「そんな感じじゃのぅ どれ メシでも買ってくれんかの!」

「そうだねっ 適当に座るとこあるし出すよ!」


「とりあえず MPが高い者がいれば何とかなることはわかったね。」

「国の報告はどうしましょう?」

「ん-そうだねぇ 国に報告か」

「ダンジョンを好き勝手に作れるなんて知られたらそれこそ魔王だとかいわれますのよ!?」

「確かに・・・その危険性はあるかもな」

「アサミがイタズラ感覚でレベル5000出したら世界終わるぞい?」

「まぁ 5000万なら余裕で出せるけど・・・」

「お前今MPいくつくらいあるんだ?」

「えーっと 7億近いね」

「どんだけですの!!」

「こわっ アサミちゃん魔王じゃん」

「失礼な!まだ16歳の乙女だよ!」

「とりあえずー ウソをつくようで悪いが国には リッチが研究施設で住み着いていて強そうなのが来たからちょっかい出してみたらしいって感じで報告すればいいんじゃないか?」

「まぁ ウソはいってないね 裏ボスしてあそんでみよ みたいなこと書いてたし」

「あそこのリッチの住処は破壊しといたほうがいいよね。」

「まぁ 証拠隠滅するみたいで悪いが・・・」


「コア 質問 20から今からできる21に来れなくする方法はある?」

【可能デス 階段ヲ作ラナケレバイイダケデス 隠蔽モードニ設定スレバ魔力感知モデキマセン】

「私達は 21層なんて作ってない」

「ああ 作ってはいない」

「そうするのが無難じゃのぉ 揉め事めんどくさいしのー」

「そうですわね。」


「モンスター扱いするのは悪いんだけど ランダムで魔族とか出てきたりしない?」

「可能性はあるのぉ・・まぁ出てきたとしてもそう設定されただけで知能とかはなさそうじゃがの」

「コピーロボットみたいなものか」

「まぁ わからんがの」


【21層ガ完成シマシタ】

「おっと んじゃぁ 呼び出してみようか」

「とりあえず この人数いるし500くらいでも余裕だろう?」

「そうじゃの 皆最大火力で一発で沈めれるだろうしの~」

「コア これからの設定記憶できる?」

【ドノヨウナモノデショウ?】

「マスター サブマスターの許可がなければ 私達が召喚するモンスターは自動発生しない」


「安全装置を作っておくのは賛成じゃな」

「そうだな 知らない間に1~20に配置されてたりしたら私達が虐殺犯になってしまう!」

【可能デス 現在ノ過去ノマスターのPOP設定ハドウシマス?】

「1~20は今まで通りでいいよ そのレベル帯が生息してるって知ってるだろうし」

「まずは手始めに何体くらいがいいかな?」

『はじめは安全に聖結界を突破できそうにないレベルをいっぱいがいいんじゃないかね?』

「お婆ちゃんに賛成です。さすがに何があるかわかりませんからね。」

「そうじゃな まぁ物は試しじゃ。600くらいなら100体くらい出してもよかろうて。」

「まぁ 何とかなるか。 悪性だけじゃないかもしれないから よく見て攻撃してくれる?」

「ああ さすがに無抵抗とかいたら気分がちょっとな・・・」

【では レベル600 100体 MP6億消費シテ生成シマスカ?】

「一気に6億か!」

「まぁ初期投資みたいなものだろう?次回からは同じ種類は要求されないみたいだし」

「じゃぁ モニターで召喚されたの様子見ながらMP回復していい?」

『そうだねぇ モンスターがどんな動きするかわからないからねぇ。』


【デハ 制御盤ニMPヲ オ願イシマス】

「くっはああああああ」

さすがのアサミも急激なMP減少は耐えるのがきついようだ。


「お おい だいじょうぶか?とりあえずエリクサー飲んどけ。」

「ふぅ・・・ エリクサーの回復1本5000万くらいか・・・」

「結構回復するんですのね。常備しといてくださいませ。」


21層の召喚モンスター 好き勝手暴れまわってる様だ。


「ん- 変な挙動のやつはいない?」

「みんな暴れまわってるねぇ 善性のはいなそう?」

「ああ 頭悪そうなのばっかだ」


「んじゃ バフとか準備しとこうか コア あそこにいくのはどうしたらいいの?」

【指定スル場所ヲ選ンデイタダケレバ ワープサセマス】

「サービス満点じゃのぉ」


「んじゃ 200mを指定 皆ついたら全力で攻撃開始でいい?」


ワープした途端

アサミのメテオストライクで結構つぶれたり カオリのエクスプロージョンで吹っ飛んだり

ソフィーのテンペストで空を舞ったり ありとあらゆる攻撃で速攻で全滅した。


「おっ すっげ レベル結構上がった。」

「私も30くらい上がりましたわね。」

「こんな楽でいいのぉ?」

「さすがにレベル低かったのかのぉ もっと上げてもよさそうじゃわい。」

「とりあえず 徐々にレベル上げて訓練場にするのもいいな。」


「いきなり1000差とかはやめてくださいね!」

「ヒーラーは大変そうだなぁ!」


「しばらくはここでレベル上げに籠るってことでいいか?」

「意義なーし」 全員一致のようだ。


「じゃぁ 離れたとこに異世界買い物ででっかい家買って別荘にしようか」

「最高じゃの!」

「あ さすがに師匠にもでっかい新しい家買うから泊まるのは別ね!」

「ひどい差別じゃ!」

「猫屋敷にしてもいいから!」

「まぁ それならいいかの」

結構素直なムゲンである。


21層には ジョーカーの別荘を5000金で買い豪邸ができたのだった。

第4回アース・スターノベル大賞様 ドリコムメディア大賞様 に応募している作品です 初めての作品ですが最後まで書ききりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

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