表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
80/909

姫様とダンジョン準備

5日後 姫様との集合場所はジョーカーズcafeにした。

今日のメンバーはアサミ タマ カオリ マリア あとはお世話係でエマとなった。

皆来るとオーバーキルすぎるからね。


来ないメンバーはいつものように好きにさせておいた。


何かあったらまずいと思い エリクサーや栄養ドリンクの用意もしておいた。

あとは姫様の武器とかも用意した。


「失礼する。」

お ギデオンさんきたかな?

「お姉様方 おはよぅございまぁす」

姫様もきたね。

が なんかおかしい。

鉄がしゃべってる。


「あの・・・?どちら様ですか?」

「もぅ!アリステラですよぅ!」

どうやらアリステラ様らしい。 ギデオンさんと兵士の人1人も付いてきていた。


「ああ どうもおはようございます。」

「で アリステラ様 その恰好は?」

「完全装備です!」


フルプレートメイルで 顔さえ見れない。

こんなのおかしい!


「ギデオンさん あなたの仕業ですか!?」

「いえ 私もだいじょうぶか心配なのだよ!」

「姫様 重くないですか?」

「おもぉいですぅ!」

「それ 逆に危ないです!」

「でも ダンジョンにいくのでしょう?私行ったこと無いのですよぉ?」


「まず 今日の予定を説明しますねぇ。」

「はいっ!おねがいしますっ!」

「ここから一番近いダンジョンに転移しますので 移動時間はかかりません。」

「一瞬で行けるんでしたね。」

「で 私のスキル ステータスブースト PT経験値取得5倍 聖結界を付与させてもらいますね。」

「スキル説明よろしいですか?」

「ステータスブーストはHPMP攻撃力などが大幅にアップします。取得経験値5倍はその名の通りPTの仲間が倒した経験値も5倍もらえます。姫様が倒さなくてもいいってことですね。

聖結界はSランクモンスターが襲ってきても絶対破れないくらいの防御の壁を作ります。

聖結界の中からは攻撃が通りますね。」

「やはりSランク冒険者PTというのはスキルも優秀なんですな。」

「そんな ギデオンさんに褒められるのは照れますね。

私たちはスキル レベルでムリヤリ倒してきただけなんですよ

今はムゲン師匠から戦闘訓練などを教えてもらっていますが 

錬度 経験はギデオンさんにはかないませんよ。

今日も頼りにさせてもらいます。」

「いや 私も久しぶりの戦闘ですからな 張り切らせてもらいましょう。」


ああ ギデオンさん 紳士って感じで素敵。

こんなの惚れない人とかいない!


「一応の予定ですが2泊3日でよかったんでしょうか?」


「ええ その予定で陛下にも許可いただいていますっ!」


「さすがにダンジョン内部では姫様の体調も心配ですので 寝るときなどはダンジョンから転移して王城に戻って次の日ダンジョンの続きに転移ってこともできますけど。」

「王城に戻るなんてとんでもないですっ!せっかく外にお出かけできたんですっ!

じゃぁ せめてお姉様方のおうちに泊めていただけませんかっ?」

「ギデオンさん こう言ってますが・・・!」

「アサミさんの迷惑でなければ・・・」

「では ギデオンさんと兵の方にはcafeの寮の空き部屋をお貸しするってことでいいですか?」

「寮 我が家 cafeはさっき言った聖結界が張ってありますんで 敵などは入ってこれません。」

「ほんとは姫様のそばから離れるのは問題なのですが 

ジョーカーは全員女性ですからね 私がそばにいるというのも問題がありそうですな。

「まず 聖結界の性能をお見せしますね。 外へどうぞ。」


外に移動した私たちは寮に向けて好きなように攻撃させた。

「ダメですギデオン様 攻撃が全く通じません!」

「そうだな これは硬い!私でも少し切れ目が入っただけですぐに壁が修復される!」

「まぁ すっごいんですねぇ~!」


「聖結界に切れ目が入るくらいギデオンさんは強いってことですね。」

「この結界は入るのに私の許可が必要になります。 

普段はお客さんがいるので緩め設定ですが夜にはジョーカー関係者以外は近づくこともできない設定になってますね。今日から解散の日まで姫様ギデオンさん 兵士の方の認証はしておきますね。」

「隊長 たしかにこれなら安心ですね。」

「セキュリティは問題ないみたいだな。」

「食事もこちらで用意しまーす。」

「何から何まですまないな。」


「一応予定では姫様のレベルが50を予定してます。が 何か問題があったらすぐ転移で戻るつもりでいてくださいね。」

「50なんて・・・数年はかかりそうですが!」

「いや ジョーカーの皆さんは900を超える ありえない速度ではないぞ。」

「ついでなので ギデオンさんと兵士さんも同じスキルを付けますね。」

「あっ 自分はレックスと言います。名乗り遅れて申し訳ありません。」

「ジョーカーリーダーのアサミです」

「カオリですぅ」

「マリアです」

「ダンジョンの間 姫様のお世話させていただきますエマと申します。」

「メイドさんも強いんですか?」

「たしなむ程度でございます。」

「じゃぁ 出発前に宿泊してもらう寮の整備してからでいいですか?」

「わたし達の世界の家具などもあるので説明ですねぇ」


そうして 3Fにある空き部屋に案内する。

「ここは cafeの従業員が使ってる寮なんですが」

「おお 広い!」

「まず このスイッチを押すと明かりがつきますね。

夜も仕事できて便利です。」

「こちらがトイレです。用が済んだ後 そこのレバーをこうすると水が流れます。」

「これは冷蔵庫といいます。上が凍らせた物を入れる部屋 下は食べ物や飲み物を冷たく冷やせますね。」

「お姉様 私これ欲しいです!」

「あとでお贈りします。」

「キッチンですね 水はここから好きなだけ出ます。あとはコンロ ここを捻れば 火が付きます。鍋とか置いてますので好きに調理してください。あ 食事出すのでいらないですね。」

「最後になりますが お風呂になります。 このひと際デカイボタンを押せば勝手に浴槽にお湯が貯まります。」

「お湯が貯まり切ったら お知らせしてくれるんですよぉ」


寝室に向かい インベントリから ベッドを二つだす。

「ここで休んでくださいね。」

「なんと この部屋は夢のようだ。快適すぎるっ!」

「異世界すっごいですねぇ!」

「ここ家賃いくらですか!?」

「従業員は無料ですよぉー」


「ジョーカーcafe恐るべし!」


「では 出発の前に姫様」

「はぁい!」

「着替えましょうか。」

「ええっ!」


男性陣には部屋から出てもらい異世界買い物で姫様に好きな洋服を買ってもらった。

その買い物も きゃっきゃうふふして可愛らしかった。

出てきた姫様を見て 動きやすそうで安心したギデオン。

似合いすぎて顔を赤く染めるレックスであった。

第4回アース・スターノベル大賞様 ドリコムメディア大賞様 に応募している作品です 初めての作品ですが最後まで書ききりたいと思いますのでよろしくお願いいたします








よろしかったら ブックマーク 評価 ★の方もお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ