本戦選手紹介
ジョーカズcafeのシャングリラ店の宣伝はうまいこといっていた
中にはジョーカーに会いたい為にシャングリラまで旅行にきている常連さんもいたようだ
それはうれしいことだねってみんなが笑った。
まぁ 開店準備もあるのだが
まずは今日はアサミの武闘会の予選の日だ
まぁ ぬるぽってレベルなんだろうが
全員参加で応援に向かった。
他のメンバーも参加すればいいと思っていたが
アサミが仲間相手に本気だすことは滅多にない
練習試合はよくするが 周りにひどい被害がでてしまうので
本気を出すということができなかったのである。
まぁ 予選なんで軽く流すだけでいいかーと スキルのチェックをしていた
予選方法は100人の組を6個 バトルロイヤルのようである。
本選にいけるのは最後まで残った各1人
それに 予選なしで去年の優勝者 ゲストで1枠 らしい
本戦8人か まぁすぐ終わるか
予選の2日後が本戦らしい
えーっと とりあえず 全員ぶっ飛ばせばいいんだよね。
魔法 スキル 武器はなんでもかー。
「予選参加者はステージにお上がりください。」
「お アサミ サクッと潰してこい」
「ああ こんなのお遊びですわ」
「アサミちゃん 手加減だよ~」
『アサちゃん がんばるんだよぉ』
「アサミさんなら立ってるだけでいいんですけどねぇ。」
「あーちゃ がばて」
「よーし」
「タマ いこうか!」
「え!?」「タマだすんですの・・・?」「ああ 神よ このアサミさんに自重を」
「まぁ・・・死人でそうだねぇ・・」
「いい タマ 私の周りの人をステージの外に落とすだけでいいよ?」
「聖獣砲はー?」
「ん- 殺さないようにすれば問題ないかな さくっと刈り取っておしまい!」
「さぁー 予選第1試合 ルール説明 ステージ上にいる全ての参加者が一人になるまで!
魔法 スキル 武器何を使ってもかまいませんが 殺人は即失格となります!」
「では 皆さん 準備はよろしいですか? Go fight!」
「なんだ 弱そうなガキがいんじゃねぇか」「おい 協力してあのガキ潰すぞ!」
参加者は弱そうなアサミをターゲットにしたようだ。
ん- 見た感じ 強い人いないなぁー
「タマ 威圧」
『はぁーい』
タマの威圧を受け参加者はまったくもって動けなくなった。
恐慌状態に陥っている者もいるようだ。
「タマ 決めちゃって 殺さないようにね。」
『聖獣砲(激よわ)』
タマの9つのしっぽから にょろにょろーっとすごく力を制限した聖獣砲が参加者に当たっていく。
それだけでステージを飛び越え 壁にぶち当たるやつもいた。
タマの聖獣砲は 倒した種類の魔力を覚えて自動で倒しに行く。
今回は 人間だった。
どんなに避けても逃げても追いかけてくる!なんかかわいそうになってきた。
あと20人くらいになった。
「もう残り少ないね」
アサミがここで 弱めの氷魔法を使う【ブリザード!】
その魔法だけでステージに残ってる全ての参加者の下半身は凍結してしまった。
もう何もできないだろう
「あーっと 第1試合 もう完全に沈黙 みな降参しています!」
「勝者はSランク冒険者PTジョーカー所属 アサミさんに決定です!」
「ふぁーおわった どもども!」
っと観客に手を振って みんなのとこで他の試合をみることにした。
「まぁ こんなもんだよね。」
「むごいですわ」
「まぁ アサミちゃん 自重してあれだからねぇ」
「はぁ かわいそうに」
「アサミ様 素敵です!」
「それ 褒めてる?!褒めてるのリリィだけじゃん!」
「やりすぎ!」
「まぁ私もちょっとは思ったかな・・・」
「本戦はどうなることか・・・」
「だいじょうぶ 必殺技もあるから!」
「ていうか ジョーカーも結構知られてきてるね 応援聞こえてきたよ」
「まぁ 勘弁してほしいのが アタシが一番つよいって誤解だな
アサミの隠れ蓑にされてる気がするが・・」
「あ それ思ってましたわ マリアやダリアに表に立たせて 私小物ですよってムーブ最近多いですわ」
「あははー バレてた?いちいちケンカ売られたり ストーカーついてくるの嫌だもん」
「見た感じどうー?強そうなやついた?」
「ん- 特にいないな。」
「まだ姿を見せていない去年の優勝者とゲスト これがどこまでやるのかな ちょっと楽しみですねー。」
「アサミちゃんに勝てる人なんているわけないよぉ」
「まぁ Sでも200の世界って言ってたからね・・」
その日の予選会は特に面白い。参加者はいなかったようだ。
2日後
「おまたせしました。本戦楽しみですね!では 選手の紹介です。入場どうぞー。」
「第1試合 S級冒険者賢者アルト さまざまな攻撃魔法 回復魔法を使って気持ちいい魔法戦が得意です
その魔法力は20000を超えているそうですー 華麗な魔法が楽しみですね」
「同じく第1試合 アインクラッゾ流剣術のアリトさんです。
黒の剣士の異名で参加者をガンガン斬ってましたね つよーいっておもいました」
「アインクラッゾ流だと・・・・?」
「まさか・・」
「いやいや ないない・・」
「第2試合 異名は暴走列車フンババさんです 体当たりでステージ外に敵をふっとばす試合見事でした。」
「同じく第2試合 こちらは前回優勝者 ムゲンさんです。武以外に興味はない と熱き戦いを望んでいるようですね いつのまにか相手が倒れている って話です」
「続いて第3試合Aランク冒険者ジェシーさんです なんかジョーカーぶっ壊してやる!
と 八つ当たりなのかな? アサミさんとの試合が楽しみな気がします。」
「とりあえずのアサミの相手はこいつか。あんな弱いのがよく予選通ったな」
「ネタ試合ですわね」
「ああ それよりもだ」
「ですわね」
「お前ら アサミの試合に全部賭けとけ PT資金を渡してやる。ガッポガッポだぞ」
「アサミが本気出したらオッズかわるんじゃないですの?」
「決勝までなんとなく勝っちゃったって感じにするんだ」
『いいな アサミ!』
『手加減するのねー めんどくさいしまぁいいかー
分配頂戴ね。』
「第3試合に参加 Sランク冒険者PTジョーカーのリーダー アサミさん
ジョーカーと言えば 数々のダンジョンを制覇 またジョーカーズcafeの経営が有名ですね
わたしも別の国ですけど常連でした。かわいい動物 おいしいデザートで人気ですね。
シャングリラでも支店を出すみたいなのでよかったらいってみてくださいねー
予選は圧倒的に他の参加者を瞬殺でしたね 本戦もこうご期待」
『アサミさま~』『アサミ~』『キャアアアアア』
アサミの人気も相当なようだ
「第4試合 シャングリラ王国からの騎士団長歴代最強と言われる ギデオンさんです!その剣技
はとても目に追えないほどのスピードみたいです」
『レベル315 結構つよいよ?』
「第4試合最後の選手です。ゲスト枠 異世界からの召喚者 タクミさんです この方は巷で噂の魔王討伐によりガンダーラより召喚されて認められた勇者だということです。」
「異世界人だと!?」
「まずいですわね。アサミそこから鑑定できますの?」
『ん-ー見てみようか』
名前 タクミ レベル205
年齢27
スキル:魅了 洗脳
調教
剣術 バリア
性格:この世の女は俺のもの
趣味:ハーレム作り ケモ耳もふもふ
称号:ニート
地球からの来訪者
強姦魔
『あー こいつはダメだ…称号も勇者ですらない。』
『どんなやつなんだ?』
『まず レベル205 異世界人なのは間違いない ただ クズすぎるよ』
『たとえばどんなのですぅ?』
『スキルに 魅了 洗脳 調教 性格この世の女は俺の物 趣味ハーレム ケモ耳もふもふ
称号 強姦魔』
『さいっていにクズじゃないか!』
『ギデオンさんがレベル的に勝てるとは思うが 洗脳で負けを認めさせる可能性があるな』
『アサミちゃん~ こんな人ジョーカーに入れて保護させるとかいわないよねぇ?』
『ん- 最悪 監禁かなぁ こんなのいたら厄介ごとばっか起こすでしょう?』
『マリア 気づかれない様に ギデオンさんの試合の時 状態異常無効って飛ばせる?』
『魔法自体はできますけどね なんか言われそうだけど』
『まぁ あーいうやつに限って チートだチートだ!とか言ってくるんだよねぇ』
『ちょっと私はこういうやつが異世界人って思われるのは許せない。』
『そうだよねぇ 私たちの故郷が汚される気がするよぉ』
『どっかのダンジョンに飛ばして事故死させてもいいくらいだと思うよ。』
『それはまずい気もするが・・・』
『ん~ 難しいね でもこ~いう人は絶対なにかやらかすきがするよねぇ~』
『まぁ いつか魔王討伐で顔合わせてきた場合 潰すか?どうせ口説いてくるだろう?』
『それまで 他の女の人は我慢しろってこと?』
『ううん・・・ 犯罪者で捕まればいいのだがー』
『ん- とりあえず ギデオンさんに状態異常無効をわかんない様にかけて倒してもらうしかないか
』
『あー クソ 日本の恥さらしめ』
『あ そうだ スキル消去レベルダウンのスキル作ればいいんじゃない?』
『ああ そうか それで無力化させれば行けるか?』
お知らせ:そのスキルを作るには結構かかりますがいかがします?スキル消去で250万 レベルダウンで500万です。スキル消去は1回で3個まで また再使用に1日制限がかかります レベルダウンは1落とすことにMPが10万かかります。
『よし取ります』
『うん スキル消去とレベルダウン制作した。レベル1にするのに2000万MP使うらしいけど まぁあまりまくってるからね。スキルは3つ消去できるらしい魅了 洗脳 調教を消せば無力化するんじゃないかなぁ?』
『お知らせさん 遠距離でさっきのスキル2種使える?』
お知らせ:問題ありません
『まぁ いきなり戦ってギデオンさんが弱すぎるのに気づいたら怪しむだろうから ギデオンさんを異常無効で守ってね そのあと 遠距離でタクミのスキルとレベルを消去する』
『みんな このやり方反対?』
『まぁあんな女性の敵を野放しにするよりはマシだ』
『ですわね。問題ありません。』
『好き勝手やってきたばつですぅ』
『じゃぁ 今日以降 タクミには絶対近づかないこと! いいね!』
『異世界人がごめんなさぁい。』
『カオリのせいじゃないよ 私だって怒ってるんだ!』
さて タクミ 覚悟しろ!




