カオリ
エマ達にお店のことは任せてアサミ達は冒険者ギルドに来ていた。
アサミ達は目立つ。
ちっこいがきれいな黒髪のアサミ
ガッチリしていてもとてもいい筋肉をしているダリア
頭よさそうな容姿で ゴスロリを着こなすソフィー まぁ 圧倒的に胸がないのだが
まさに聖女 という感じで人当たりがよさそうなマリア おっぱいもでかい
そんなアサミ達の頭に乗ってるタマ。かわいい。
行く町いく国で よく絡まれることもあった。
今日もそんな日だった。
まず ギルドに入ったら 酒飲んでる冒険者が ひゅーっ。と口笛を吹いて
ジョーカーメンバーをえろい目で見る。
こいつら 昼間っから酒飲みやがって 私もチューハイ飲みたくなったじゃないか!
と ばかりにアサミは思っていた。
あー からあげ食べたい。
っとその時だった。
「よぉ ねえちゃん達 ここは冒険者ギルドだぜ?
娼館に仕事探しにきたのなら場所違うぜ?
まぁ 俺が買ってもいいけどよっ。」
って へへっ いい胸してるなぁー って手をわきわきしてマリアに触ろうとしていた。
「おい Aランクのジェシーが絡んでるぞ」
「あいつ 柄がわりぃもんな かわいそうに・・」
「モテないからなぁ よく女に振られてるし」
「あ あのー そんなことしちゃダメなんですよっ。 メッですっ!」
と それを見ていた小さい女の子が話しかけてきた
おどおどした感じの子供だろうか?
なんか 自信なさそうだ。あせあせとびくびくしてる。
小動物みたいでかわいらしい。
「うっるせぇな クソガキっ 教育してやろうか?
ほれ この女も満更でもなさそうじゃねぇか!
なぁ おねぇちゃんよぉ!」
マリアに触ろうとした瞬間 ジェシーは入り口に立っていたジョーカーメンバーから
大きく離れて20mくらい吹っ飛んだ。
デコピンで。
飛んでったジェシーは ぴくっぴくっと何も反応がなかった。
死んでるんじゃないだろうか。
「気持ち悪いので絡まないでもらえますか?」
ニコニコしながらマリアがデコピンをしたのだ。
「あら あんなに飛ぶとは思いませんでした。Dランクさんでしょうか?」
「マリア あれ一応Aランクらしいぞ」
「うっそでしょ! あんなに弱いのがA?」
「まぁ かっこだけの誰かにくっついてるゴミかと思いましたわ」
「ひどい事いってんぞ アイツ一応Aでも実力者なんだが」
「確かに Aだが 小物臭はするけど実力はあるんだがな」
「あいつら見ない顔だけど だれだよ。」
「まぁ 冒険者の中でも嫌いな奴はいっぱいいたしな。ざまぁ。」
と ジョーカーを恐る恐るヒソヒソと話す
「わぁー お姉さん達つよいんですねぇー。」
「ああ 今日この町についた ソーマの方でSランク認定されたジョーカーだ」
「ここきたばっかでよくわかんなかったよ」
「今日は様子見でギルドに顔を出したんだー。」
「しばらくこの国にいますのでよろしくお願いします。」
「きゅーっ。」
そのSという言葉を聞いて 冒険者たちは驚いていた!
「Sランクだと・・?!」
「ああ ジョーカーって言えば ダンジョン制覇しまくってるって聞いたことあるぜ。」
「そんなやつらがなんでここに?」
「武闘会か?」
ざわざわと冒険者が騒めいている。
そんな中
「わぁ お姉さんもSなんですねぇ。」
「も というと キミも?」
「2か月くらい前にSランクになりましたぁ。」
!?
どうやら会えたようだ。
「じゃぁ あなたがSランクのカオリさん でいいんですの?」
「私の事知ってるんですかー?」
「私たち あなたに会いに来たんだ。」
「すまないが 少し話を聞いてもらえないか?」
「いいですよぉー ちょっとクエスト報告しますのでぇ まっててくださいねぇ。」
「これおねがいしまぁす。」
と 無限インベントリだろうか
3mくらいのイノシシの頭だけがインベントリの穴から顔をのぞかせていた。
「この子 本物ですわね。」
「ああ あれは 体も合わせれば10mはいきそうだ」
「でも こんな子がSなんて相当苦労したんじゃ?」
「カ カオリさん いつも言ってるでしょう!モンスターはここで出さないでよ!」
「あははぁー ごめんなさい~。」
報告も終わりカオリが戻ってきた。
鑑定
名前 カオリ 年齢14歳 レベル 571
職業 勇者
HP58714510 MP15487420
スキル 無限インベントリー
経験値取得10倍
魔法 水 火 風 土 聖 氷 (最上級)
幻惑魔法 形状変化
称号:勇者
地球からの来訪者
間違いない 日本人だ!
「まず あんまり人に聞かれたくない話なんだ。」
「私たちの拠点で話を聞いてくれないか?」
「なにか大事なお話なんだねぇ? わかったよ!」
『エマ 聞こえるー? 土地確保してくれてたら案内してほしい』
『ええ 大丈夫です ギルドに向かいますね』
「今から私たちの仲間がこの町に新しい拠点の場所決めたから連れてってくれるから少し待ってね」
「安心してくれ アタシ達はキミに絶対危害を加えることはしないと誓う。」
「はぁーい でもご飯たべさせてくれたらうれしいなぁ。」
10分後 エマと合流し 確保した土地に向かい
拠点を出した。
「なつかしいー」
よく日本にあるような拠点をみてカオリがそうつぶやく。
「お姉さん 日本人なの?」
「ああ キミと同じ日本人だよ。アサミ。一応勇者をしているよ。」
「わたしだけじゃないんだぁ。でも 一人で魔王たおすのとかこわかったしよかったかもー」
「じゃぁ中で話そうか。」
第4回アース・スターノベル大賞様 ドリコムメディア大賞様 に応募している作品です 初めての作品ですが最後まで書ききりたいと思いますのでよろしくお願いいたします
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