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里親会議

帰る前日という事もあり慌ただしい中 ルシフェルの幹部が集められた。伯爵以上の幹部やその家族だ。


「帰宅準備してるとこ集まってもらって悪いんだけど 今回ちょっと本気で決めたい事があるんだ。これは急いで考えないといけない。」

「どうしたんです?」

「私達は明日帰るけど 神獣の子供達を育てるという事忘れてないよね?」

「あ あーっ・・・休暇終わったら連れて帰るって話だったな」

「そういえばそうですね!」

「神獣ちゃん達は4人いるんだけど 全員ペンドラゴン家というのは厳しいんだ。うちには要人も大勢移住する事になるから 1人くらいが限界だね。ガブリエル様に子守りでもしとけとか言えないし他の家にも引き取るのを協力してほしい」

「たしかに・・・!」

「でも ゼンジさんなら喜んでしそうですけどね。孫が増えたみたいじゃないです?」

「まぁ うちのじいちゃんならすると思うけど 同時に4人とか相当きついよ!!」

「メイドに任せるというのも難しいでしょうしね」

「愛がないとか言われそうなのよ」

「そうね~ 今家族で住んでいるのはどのくらいあったかしら~」


「サワキ家 アカツキ家 ケンジ王 ゲンゾウさんちが比較的自由が利くかも?」

「子育て経験もありますしね」

「大体が貴族って言ってもでかい家買ってもインベントリの中に入れっぱなし 同じマンションに入ってる人も多いですからね 一人暮らしの勇者何かも多いですよ」

「シェアハウスしたりね!」

「公爵のミズキでもマンション暮らしだからね!」

「楽なんだもん。お屋敷はノリで買ったけど住む人いないと掃除とか大変だし。」

「僕の家は 父さんも母さんも喫茶店をやっているだけですからね。いいと思いますよ?」

「本当に赤ん坊なのか?リサーナみたいにしゃべるとかないのか?」

「ミュー様 どうなの?」


【では説明しましょう 2歳ほどまでは獣の子供と思ってください サイズ的には子犬程度でしょう まぁ4神獣ですから 鳥 虎 亀 竜の赤ちゃんですね】

「人型ではないんだね」

「虎はかわいいのよ・・・」

「アタシ 育ててもいいぞ?」

「ダリアかわいい物好きだからね・・・!」

「失礼ですけれども 使い魔のように肩に乗せて仕事していても大丈夫そうですわね」

【ペットと言ってしまったら無礼ですが そうですね 連れて歩いても問題ないでしょう 食事も魔力で済みますが人間が食べている物でもだいじょうぶです。2歳から今のリサーナさん程度に人化して15歳までは普通に育てていきます。知能は丸っきり子供と同じなので一般常識も教えていかなければなりません】

「育て方間違ったらとんでもない乱暴者とかになりそうだね・・・」

【アサミさんなら魔力供給でレベル上げも出来ますが 自分で制御出来るようになるまではレベル上げをしないでください。力に振り回されて暴走する可能性が高いですからね】

「まぁ 本当に赤ちゃんなら少し難しいよね うちのリサーナやアルちゃんとこのアイリーンみたいに転生者なら暴走しないでコントロールできそうだけど」

「そうね~ ちょっと危険だわ~」

「ある程度の年齢までは修行禁止だな」



「仕事中はそうですね 城で遊ばせるとかどうです?神獣ちゃん達も喜びそうですし仕事中に家に一人でいさせるのも怖いでしょう?」

「託児所みたいなものだね」

「その託児所 ママがお世話係してもいいのかしら~?」

「ムイママなら可愛がりそうだね!責任者決定!他にもお手伝いしたい人いっぱいいそう!」

「人気出そうな場所だな!!何と言う癒し空間」

【それでもかまいませんが 愛をもって接してくださいね。私の神獣の力の使い方教室は6歳くらいから始めます。それまでは普通に子供として育てるのです】

「ペンドラゴン家で引き取ってもいいけど うちはあれこれしてるからね 他の家で育てたいってとこもあるんじゃない?」

「わらわ育てるのよ!」

「アタシにも任せてくれ!」

「サワキ家でも大丈夫!また妹や弟が出来るような感じね!」

「アイリーンにも下の子が出来るのもいいわね~」

「お?すんなり決まった?」


【15歳になってすぐに巣立つというわけでもありませんからね あなた達が子離れできないかもしれませんし ふふ 性別は全員女の子です ルシフェル女学園に入ってもらって卒業してから本格的に神獣のお仕事をしてもらってもいいでしょう】

「おお アタシもお母さんになるという事だな」

「私達の子ですわね!」

「それはどうなんだ?アタシの子だろう?」

「ツェペシ家の子なのよ」

「大事にそだてましゅ・・・!」

「保母さんみたいなものかなぁ~ ママのお仕事増えて楽しみね」

「神獣保育所ですね!」


「明日からなんです?」

「あー 地球旅行があるからね さすがに動物の赤ちゃんでも地球じゃ連れていけないよね」

「アサミさんちはそのあとアイネス星に旅行でしたっけ?ついていく家も多いでしょうし」

【では そうですね 下界時間で15日にしていただきましょうか。4神獣の皆様の魔力から作られる子供達なので 誕生はすぐです。休暇が終わったら養子先の皆さんは天界に来てください】

「その間に日中過ごしてもらう場所の設備や各家の子育ての準備を終わらせましょう。」

「完全にその家の戸籍を取るって事でいいのね?」

「そうだね その家の令嬢として育ててもらうよ」

「ルシ女に入学してもらうみたいですからね 戸籍もしっかり用意します」

【各神獣で苦手な食べ物や禁止事項などもあるので 引き取る際神獣に聞いてくださいね】

「ああ 大事に育てる事を誓おう」

「仕事中はわらわの家のメイドや託児所にもお世話になるのよ」

「ええ~ ママも可愛い子を任せてもらえてうれしいわねぇ」

「んじゃ よろしく頼むね!問題はどの子を迎えるかだけどね」

「ああ アタシは朱雀がいいなと思っている」

「ミュー様 どんな子達なの?リアルタイプだとちょっと怖いかも」

【そうですね これが他の星に派遣された幼獣の姿です 参考にしてください】


と テレビにはぬいぐるみのようなデフォルメ化した4種類の神獣の姿が映し出された。

朱雀は赤い丸っと太ったひよこのような姿 玄武はかわいらしい蛇の尻尾をもった陸亀

白虎はマンチカンのように足が短いブサかわいい虎猫 青龍も胴体が太い愛嬌のある蛇っぽい龍だった。

全部が空中にふよふよと浮いている。まるでアニメのマスコットの妖精のようだ。


【幼獣時はかわいらしいですね。人化の時は獣人のような姿になり普通の子供サイズになります。】

「ふ ふわあああああああ かわいいのよぅ・・・・!」

「す 朱雀 なんという愛らしさだ!!」

「どの子もかわいらしいですわね!」

「これは・・・ 大人気になるでしょうね グッズ化を急がないと・・・!」

「どの子も素晴らしい子ね~ ハズレがないわ~」

「アタシはやっぱり朱雀を引き取りたい!」

「わらわは白虎なのよ!!」

「お姉 玄武がいいね!」

「そうね!青龍も捨てがたいけれど 玄武がいいわ!」

「じゃぁ~ 私の家は青龍ね~」

「ペンドラゴン家も名乗りを上げればよかったかな」

「マスター うちは神獣がもういっぱいいますよ」

「まぁそうだね 2年間は幼獣化みたいだからね 人化したら子育て本番だと思って大事にしてね」

「もちろんなのよ!」

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