移住者歓迎会
BOH初参戦で全勝したミューノアはもう神々から運だけで中級神上位まで上がったなどというデタラメを払拭できたようだ。
あれほどミューノアの強さを疑い 毎日のように冷やかしに来ていた挑戦者は違う意味で通い詰める事になった。
弟子にしてほしい サインがほしい 握手してほしい ミューノアに移住したい など様々で逆に面倒になるのだった。
アサミに負けた神々は 粉々になって3日ほどはまともに動けなかった。その後ミューノアの話題を聞くだけで 吐き気に襲われ ごめんなさいごめんなさいごめんなさいと泣き出し部屋に閉じこもるという深刻なトラウマに陥るようになった。
そして ミューの会議室には ルシフェルに住む幹部や身内 各国のバンドメンバー Sクラスの学生が集められた。
「アサミちゃん どうしたんだい?もうそろそろ帰る準備をしないとだろう?」
「そうですね 明後日には下界ですよ?」
「うん もう4か月近くなっちゃうんだけど 新しい仲間がミューノアに移住してもらうからね。歓迎会みたいなものかな?BOHで仲間になってくれた子はまだしてなかったから」
「いっぱい料理も用意したからね!食べながら自己紹介とかしてもらおうね!」
「そういう事ですか 天界に来てからも移住者が増えても歓迎会なんかはしていませんでしたからね。いい機会です もっと教えてもらいましょう」
そして テーブルには天界で用意したお酒やお菓子 豪華なパーティー料理や地球の料理人の自慢の品が数多く並んで参加者は早く食わせろとばかりだ。
「じゃぁ 今回の移住者はこの方達だよ!」
ぞろぞろとパーティー会場に入ってくる 結構な人数がいる。パーティーに呼ばれワクワクしているようだ。
「まず 知ってる人がいると思うけど 天照様から 異世界帰りの日本人が地球に戻って戸籍がないホームレスになってるから保護してって言われたんだよね」
「ええ 異世界から帰ったら10年後とか5年後とかで随分大変だったようですね」
「コズエさん セイちゃん アユムちゃんだよ」
紹介され 席を立つ3人 大勢の実力者に視線を向けられ緊張したようだ。そこで年長者のコズエがまずは挨拶だ。
「コズエです 元聖女と言う感じね。回復関係の仕事が増えると思うけど 私の回復魔法なんてみんないらないかもしれないくらいに とんでもないほど強いって言うのはBOHを観戦してわかった。でもみんなの役に立てるような仕事をしたいと思っています!まずはルシフェルに行ったら色んな職場見学と修行の方を力を入れたいと思ってるわ よろしくお願いします。」
「アユムです。アタシは二人と違って 親も海外に単身赴任だった。親からしたら 見てわかるようにアタシは不良娘って感じだったから放任されてたからね。何年か行方不明でも怒られたくらいですんだけど 学校は退学にされてたからファミレスでバイトしてるくらいだったんだ。で そこでアサミさん達に一旦保護されたってことだね。アタシはミューノアタレント事務所の所属でスポーツタレントみたいな仕事をさせてもらう事になった。あとは雑用とかだね。日本とミューノアの2重生活になると思う。ルシフェルで一緒に仕事させてもらう事もあるかと思うからよろしく頼みます。日本での生活が落ち着いて20歳くらいになったらルシフェルに移住すると思うからね!それまで地球の仕事も頑張ろうと思う!」
「セイですぅ。私も日本に戻って来てからはぁ 住所不定無職でネカフェで活動してたんだけどぉ今回保護されて本当にうれしかったぁ。私は ルシフェルでみんなに認められるように仕事をしっかりしたいしぃパンツァーバイツのマネージャーとしても働くことになったんだぁ。すごいうれしいぃ!それと同時に修行して強くなりたいって決めたっ!がんばってあの人と結ばれるように努力するんだぁ!よろしくおねがいしまぁす」
ざわ パンジャさんの・・・ ああ パンジャさんの嫁だぜ パンジャさん・・・
「はいはい パンジャさんの彼女になるみたいだね がんばってね」
「ま まだ 彼女じゃないよぉ・・・!」
「そ そうだぜ!友達って感じだわな。まぁわかんない事あったらよろしく頼むわ。」
「ひゅーひゅーなのよ」
「彼女達はまだレベルも低いですがすでに下級世界を救って確定神として認められています。まぁルシフェルで修行したら何億とかすぐですからね。頑張ってくださいね。そして 異世界帰りというのは何千何万という異世界があるので これからも増えていくと思います。」
「そうだね。今回天照様からの依頼で保護したのは3人だけど他にも日本に戻って異世界で覚えたスキル 魔法を使っての暴力行為 窃盗や犯罪などをしていた人も処分した。」
「殺してはいないね!レベルもスキルも魔法もリセットして アサミちゃんが自首させただけだよ!警察に犯罪した時の記憶をDVDにして持たせたね!」
「ああ・・・ なんでしたかな・・・ そんなニュース見ましたな」
「能力者犯罪組織が自首してきたと言う話なのですよ!」
「そうでございますねー あれもアサミ様のおかげでございますぅ」
「まぁそういう事だね これからも保護要請なんかがあればそういう移住者も増えるかもしれない この3人はその保護ケース第一号って事だね」
「ええ そういう人がまだまだ増えることになるなら私達で出来る事なら力になりたいわ」
「そうだねぇ 私達みたいな子を増やしたらダメなんだよぉ」
「まぁ 困ってたら助けたいよな」
「ふふ 期待してるね!」
「次 カメリア」
「カメリア・ラーカイズだし!継承権はないけど フランと同じサキュバスクイーンだから妹として迎えられたし!ミューノアに迷惑かけて虫がいいとは思うけど あたしアサミの事を本当に尊敬したから がんばってアサミの部下になるし!1年はラーカイズに出向して罪を償って それからアサミ直属の部下でエクスカリバーに入る事になったの!よろしくね!」
「まぁ そういう事だね ちょっとエッチだけど私に仕えたいって気持ちは本当みたいだからね。1年ラーカイズで仕事をしたらギル達とも仕事をしてもらうからね」
「わかったっすよ まぁ 俺らも忙しくなるみたいだし?1年後 どうなってるかわかんないっすからね!海外デビューなんで!」
「ふふ 先に海外デビューしてすみませんね?ミューノアの事を世界中に知ってほしいですね」
「ビッグなグループになるのですよ!」
「誇らしい事ですね!」
「もっともっと活躍するのですわ!」
「おっと なんですか?ちょっと天狗になってますね?」
「デビュー取り消しかぁ?」
「ちょ 冗談じゃないっすか!!」
「あはは まぁ カメリアもまだ弱い 私も魔力供給でカメリアのレベルを上げるつもりだけど修行もちゃんとしてもらう。ハッキリ言って今のカメリアも保護三人衆も強敵きたら即死だからね。 最低でも億はいかないとルシフェルの男爵には出来ないよ 頑張ってね」
「アサミのBOH見てあたしなんて弱すぎるって見せつけられたし!アサミの役に立てるようにしっかり修行するし!」
「ほっほ カメリアよ 早くも予約が入っておるからの それもしっかりこなすのじゃよ?」
予約って・・・ まぁ高級風俗店だろ? サキュバスクイーンか・・・ どーせエスカルテ女王
「次は ハクにやられた3人の龍娘だね!」
「ええ 愚かな勇者に洗脳されていましたが 私の愛の力で解呪できました」
ただ何回もぶち殺してただけじゃねぇか 泣いてたぜ・・・? ボロボロにされてたでござるよ。 まるでモンハンみたいな感じだったのよ・・ 見ててもうやめてあげてほしかったよ
やりすぎだったわよね・・・ ハクさんは怒ると怖すぎだろ。 愛の力とか・・・ないわー
「なんです?あなた方は モンスターを倒しても素材をはぎ取らないとでも?竜なんてミューノアには私とザコ竜しかいないのです。滅多に手に入らないチャンス 私は有効活用しただけですよ?彼女達の供給してくれた素材は マスターによって最高の装備に生まれ変わるのですよ?」
「きゅ きゅああああああああああああああああああ!ぐるううううううう!」
「こ こらエーコ!!キミはこれからなんだ!焦っちゃダメだよ!」
「図星をつかれて怒っているのですね?まぁあなたもそのうち強くなるんじゃないですか?」
「まぁ 間違ってはいないんだけど 仲間にする前提だったらもう恐怖だよね!」
「マスターが素材欲しいって言っていたのに・・・ ひどいですね」
「は 反省してるよ まさか4回分取るとは思わなかったからね!」
「うぅー ボク達が弱すぎたのが悪かったんだよー」
「ああ もう我々はアサミ様の部下という事だ。生え変わりの素材になるような物はもう我らはいらないからな そういうのは素材にしてくれても問題ない」
「そうですね 結構早い間隔で身体から落ちてしまいますからね それで武器でもなんでもアサミ様に作っていただければ私達も喜ばしい事です」
「名前はハクが付けたんだ。ミスリルドラゴンのアラミスティア オリハルコンドラゴンのオリヴィア ダイアモンドドラゴンのクレマンティーヌ いい名前だね!」
「ああ あの勇者につけられていた名前などもう忘れた 我はクレマンティーヌ ティーヌでよいよ。よろしく頼むよ」
「ミスリルドラゴンのアラミスティアだよ ボクはミスティって呼んで欲しいな!」
「オリヴィアです 皆さんよろしくお願いしますね」
「彼女達はもうすでにBOH参戦の時点で4000億を超えていましたね」
「そうだね 普通の世界では最上の存在といってもいいレベルだ。もうすでに神獣と言われてたみたいだからね。」
「そんなレベルでもハク様にはこてんぱんだったけどねー・・・・」
「ただ 言い訳するわけではないのだが あれは我らが弱いという事ではないのだよ」
「ええ テイマーが無能すぎでした。私達の自我を奪っていたので本来の力を何十パーセント程度しか引き出せていなかったのです」
「本当は人化をしてハク様のように細かい戦闘などもできたのだが あの勇者は隷属魔法で暴れさせていただけ 我らのマスターになる器ではなかったという事」
「アサミ様ならボク達をもっとうまく戦わせてたと思うー」
「まぁ BOH中は言葉も話せない 人化も出来ないって感じだったからね あの勇者よく生きてたね。一歩間違えれば暴走するのに巻き込まれて死んでただろうに」
「ドライゼンでしたっけ 多分彼女達に戦わせてレベルをもらってただけなんじゃないです?」
「そんな感じだわな 空も飛べねぇ ハクの束縛魔法も解除できねぇとかザコすぎだろ」
「レベル上げ寄生のようなもんじゃないっすか?数値だけでゴリ押ししてたみてーな」
「テイマーが無能だと我々ドラゴンの沽券に関わりますね。あなた達も解放されてよかったでしょう 私もマスターに救われたドラゴン あなた達の気持ちもわかるつもりです」
「ハクも洗脳されて解放したからね あなた達と同じだよ ルシフェルに行ったら好きにしてほしい 私はあなた達を支配するつもりはないからね。あなた達の魔力供給をするだけ 強制の仕事なんてないから自由に生きてほしい」
「ボク アサミ様のためなら誰だって殺すよー!」
「一生の忠誠を捧げよう」
「ええ 全力の魔力供給でこの2日で1兆まで上がってしまったのですよ?普通はありえません!」
「ああ あれはもう至福の時間だ。素晴らしすぎて天にも昇る時間だったよ」
「あんなの受けたこと無い気持ちよさだったよねー」
「えへへ アサミちゃんは本当に規格外だもん!」
「ほっほ 神アサミの魔力供給は本当に蕩けるからのぉ」
「ずるいし!!アサミ あたしにもしてほしいし!!!」
「2日で何千億って上げたんですか・・・ あなた本当になんなんですか・・・・」
「人間には出来ないみたいだね 高位魔力で構成された生命体みたいなのが対象だと思う。レア種族とかかな?」
「今のとこわかっているのは 精霊 ドラゴン サキュバスクイーンだったね!」
「アサミさんの魔力供給で強くなれそうな種族は他にもいそうですね」
「まぁ進んでヤル気はないけどね。あれ私も供給中は気持ちよくなっちゃってね」
「わかりやすく言うと 媚薬のようなものじゃな 気持ち良すぎてどーなってもよいという幸せな時間がずっと押し寄せるのじゃよ かかっ」
「アサミちゃんがサキュバスなんじゃねぇのか!?」
「失礼だな!!医療行為みたいなもんだよ!!」
「ふふ もう私達はアサミ様無しでは生きていけないほどの虜ですね」
「あれがいただけるなら 無給でも構わない」
「ほんと 最高なマスターだよ」
「そこまで喜んでもらえると嬉しいね へへっ まぁ 3人はハクの直属の部下みたいなもんだね。ペンドラゴン家に住んでもらう 皆よろしくね」
【それはわたくしもですよ!】
【あなたにはペンドラゴン家の横に物置小屋でも作ってあげましょう】
【なにをおおおおおおおおおお!】
「はいはい 他にも私の家に来てもらう人達はいるからね!」




