新しい恋の予感
「なんかすぐ終わっちまったな・・・」
「父様・・・・」
「パパ・・・・」
「まぁわかり切ってたけどよぉ・・・ ありゃあとからオヤジかなりキレるぜ」
「すぐギブアップは余計父様を怒らせますよ 姉様どうしましょう・・・」
「あとでアサミちゃんに思いっきり相手してもらえばいいだろ?オレらも強くなったって言ってもオヤジには相手にもなんねぇんだし!」
「そ そうね パパの相手はミューノアでもそうそう出来ないもの!」
「あ あの!あなた達 パンジャさんの娘さんなんだよねぇ?」
「おっ?確かセイだったか?」
「どうしました?」
「あなた達はみんなパンジャさんの養子って聞いたけど お母さんほしくないぃ?」
「あ あんたまさか!!」
「私達のママを狙っているの?!」
「おっと 困ったね 姉様どうしましょう」
「ま まぁ あんたの事はよく知らねぇけど キングレオ王の王妃は存在しねぇ」
「パンジャさんはフリーってことなのぉ?」
「私達 キングレオの王子王女はみんなパパが養子にした子供達なので実子は一人もいませんよ」
「父様は強い女じゃないと認めないんですよ!?」
「ああ オレらにも勝てねぇあんたじゃムリなんじゃねぇか?」
「別にママになろうと頑張ってる人を妨害とかはしませんけど・・・」
「初めて会った時からずっと男らしい人でぇかっこいいって思った。いつもパンジャさんの事考えちゃうのぉ こんなの初めてで・・・!憧れなのぉ・・・!協力してくれないかなぁ」
「別に構わねぇけど・・・オヤジモテるんだぜ?」
「そうだねぇ ただ あなた そこまで姉様達と年齢変わらないだろう?」
「日本人で20歳ですぅ!」
「まぁ 人間年齢に直すと私と同じ年ねぇ・・・」
「オフクロとか言いたくねぇわ!!」
「あなたがママになるのとかはわからないけど パパは修行ばっかりだからたまには遊んでもいいと思うの。いつも筋トレとバンド練習ばっかしてるし」
「そうだな あんた次第なんじゃねぇか?」
「父様は別に王とか興味ないからね あなたがデートとかに誘ってみたらいいんじゃないかな?」
「わたしも強くなりたいしぃ 修行もがんばるつもりだよぉ!」
「あ 後でパパと喫茶店デートとかしてみたらどうですか?」
「オヤジはアクション映画とか好きだぜ?」
「今のとこ 城で大事にしている女性もいないようですし まぁ大丈夫じゃないかな?知らないけどね・・・」
「飲み友達とかから始めてもいいかもしれねぇな?」
「すごい飲むのかなぁ?わたしも天界に来てから飲むようになったけどぉ」
「真剣に何かに打ち込む女性は好むと思いますよ」
「わ わたし 初恋だし 思い切って告白してみるよぉ」
「ま まだ早いんじゃねぇか!?」
「今のパパは危険よ!」
「つまんない試合させられてバンドでストレス発散してるぜあれ!」
「あなたが本気なのはわかったけれど もう少し時間が経ってからにした方がいいと思う!」
「わ わたし パンジャさんのとこにいってタオルとか差し入れてくるぅ!」
セイはいい事思いついたっとばかりにミューノア選手の観戦席までダッシュで行ってしまった。
「ばっ ま まぁいいか・・・」
「アピールは大事ですからね」
「父様今相当イライラしてるだろうけど・・・あの人大丈夫だろうか」
パンツァーバイツの演奏も終わり クライン ユリウス ジュリアスと続きパンジャがミューノア選手席に戻ってきた。
「パ パンジャさん バンドおつかれさまぁ」
「お おうさんきゅーな セイだったな」
「名前おぼえてくれてたぁ これ汗かいてるみたいだからどうぞぉ」
「おう 気が利くじゃねぇか」
「えへ えへへ・・・」
「アサミちゃん ラブな気配がするよ!」
「あー パンジャさんモテるからねー セイちゃんもやられちゃったかぁ」
「あ あのパンジャさん!今度デートしてくれないかなぁ!」
「わぉ!」
「ほぅ パンジャは色恋の話は全然でないからね」
「パンジャさんどうすんだ?」
「お おう いきなり過ぎて困るわ」
「パンジャ陛下 男らしくないですね」
「ユリウス お前!」
「ユリウス君はモテモテだからなぁ」
「ユリウスはターニャにも好かれてたね!」
「わたちもゆりうす殿下はかっこいいと思いましゅよ」
「告白されるのも珍しくないのでしょう」
「い いやぁ テレますね」
「め 迷惑だったかなぁ・・」
「そんなんじゃねぇけどよ さっきの試合見て怖くなかったのかよ?」
「かっこよかったあ!」
「そ そうかよ」
「おやおやー まんざらでもないみたいだね?」
「アサミ 冷やかすんじゃねぇよ!セイに失礼だろうが!」
「い いきなり付き合ってとかは言わないし あなたの事がもっと知りたいのでぇ 遊びにいきませんかぁ 東京だったら案内できるしぃ」
「天界から帰ったら地球旅行だからね いいんじゃない?」
「ふぅー 俺はよ 俺くらいに強い女しか認めねぇとか思ってたんだが そんなの求めたら今じゃ無理があんだろ?」
「まぁそうだねぇ 私とかルナ ハク クリスちゃんくらい?」
「そうですね まぁ私はパンジャ王に興味ないですけど」
「私もー!」
「パンジャさんは男友達だと最高だよね!」
「まぁ俺もつまんねープライドはあったと思うんだがよ もう少し気を抜いて生きてもいいかもしれねぇな」
「そりゃそうだよ あと何万年生きると思ってんの」
「パンジャ陛下は彼女はいた事ないのですか?」
「そんなの興味なかったからよぉ」
「わ わたしががんばれば パンジャさんの初彼女ってこと!?」
「セイが本気なのはわかるぜ?でもまだ知り合ってそこまで時間経ってねぇしな ゆっくり遊びに行くってのは構わねぇぜ?」
「ほ ほんとにぃ!?」
「パンジャさん一応ルシフェル職員の子だからね ヤリ捨てとかしたらキングレオに宣戦布告すると思ってくれていいよ?」
「バッ まだそうなるとは決まってねぇだろうが!!」
「ただ セイ パンジャ王は一応ですが王なのです 辛い恋愛になるかもしれませんよ?」
「そ そうだよねぇ 貴族とかまだわかんないしぃ・・・」
「別にかまわねぇんじゃねぇか?パンジャさんとこ平民から貴族になるのとか珍しくねんだろ?ましてやセイはルシフェルの貴族候補だろ。」
「そうだね セイちゃんの頑張り次第でどこまでいくかはわかんないけど うちの子爵でも他の国の侯爵くらいはすごいんじゃないの?知らんけど」
「それくらいの権力は持てると思うよ 他の国はそこまで目立った実績もほぼない貴族ばかりだからね。ルシフェルの男爵の方がすごい者はいっぱいいるからね」
「そうですね それほどの人物ならソーマでも伯爵やそれくらいの待遇すると思いますよ」
「ああ キングレオは強ければ認められるって国だしな」
「ふふ セイ嬢が強くなれば問題ないんじゃないかい?」
「そうだねー キングレオってビースターとリィエル以外空気だし」
「ばっ それ言うんじゃねぇよ!!他の姫や王子は気にしてんだぜ?」
「ミューノア放送にアップしてる王子もいましたね」
「放送にアップしても確実にデビュー出来るってのでもないしね!」
「わ わたしもバンドしたらいいのかなぁ?」
「ようは キングレオのこくみんがみとめればいいんでしゅよね」
「強さと人気ってことなんだねぇ」
「別に俺はセイとまだ付き合ってねぇんだけど?」
「はいはい 試しにデートでもしてみたらいいんだよ セイちゃん東京案内とかできるだろうしね」
「わたし がんばりますぅ!あとで好みの食べ物とかおしえてほしいなぁ」
「まぁよろしくたのむわ 遊びにいくのはいつでもいいからよ 誘ってくれや」
「ぷ あはは パンジャ陛下顔が真っ赤ですよ!」
「う うるせえな!!」
「まぁ純粋に地位とか関係なしに告白されたの初めてだったのかもね」
「結婚までは行くかはまだわからないけどね!」
「ふふ 人類の恋は素晴らしいな」
「ねー!ボクらは単体で産めるからねー」
「素敵ねー!」
「アセム獣人って人間相手では子を作れないのでは?」
「え ええええええ そうなのぉ?」
「まぁ あとでミュー様に相談してみるよ アセムのハイエルフの成長もいじったみたいだし簡単でしょ?知らんけど」
「アサミちゃん ルシフェルでの結婚はまだまだ少ないし セイには頑張ってもらわないとね!」
「あー そうだね まぁこれから次第だよ パンジャさんも恋愛に前向きになったみたいだしね」
「アサミさん まだはやいよぉ・・・ でもがんばるんだ!これがわたしの初恋だしぃ 強い子が好きなのは聞いたから わたしも修行して強くなるんだぁ」
「その意気ですよ」
「まぁ 最低でも100万レベルは行かねぇと国民は見向きもしねぇだろうぜ」
「キングレオえらいハードルひくいじゃねぇか!!」
「ま ルシフェルで修行すりゃ何億とかすぐだろうしな セイゆっくりでいいからよ たまに遊びいにいくか」
「喜んでだよぉーーー!」
「ただ さっきの試合で分かったと思うけど デートする時とかレベル下げるアイテム使用してね セイちゃんと手をつなぐだけで破裂するかもだからね」
「わぁ・・・それは考えてなかったなぁ・・・」
「わーってるよ!!!」
『先ほどの試合ではイライラのパンジャ選手 カップル成立かぁーーーーー?ニコニコ顔だぞーーー?!』
「うるせぇよ!!ゴリエル!!」
【ほっほ パンジャもまだまだ若いのぉ】
『はーーーい 第4戦の準備が出来ましたー ファルシオン選手VSルナ・I・ペンドラゴン選手ーーー!』
「わっ 私か!参加選手ザコすぎてもう終わった気になってたね!」
「もう私もどーでもいいとか思ってたよ」
「強くなり過ぎましたね ルナはもう8兆ほどでしょう?」
「アサミちゃんと遊んでたらいつのまにか上がっちゃってた!」
「まったく ミューノアは恐ろしすぎる・・・」
「ボクもつよくなりたーい!」
「ええ わたし達ももうミューノアに移住するのですからね!」
「アサミさん!わたしもパンジャさんに釣り合いとれるように修行してほしぃ!」
「ははっ 応援するよ!」
「ムリすんじゃねぇぞ?」
「もう彼氏のようなものじゃないかパンジャ」
「恋愛は最高だぜ?」
「僕はまだ結婚は考えてませんけど 恋する人達を見るのは気持ちがいいですね」
「ふふっ みんな 行ってくるね!」
「観客席戻るのも面倒だろ? お前らもここで見てったらどうだ?」
「そうだね ルナの本気はあまり見た事がないから楽しみだよ」
「まぁ いつも通り煽って終わりだろうぜ?」
「ルナは私にも隠してるスキルあるみたいだからね 楽しみだよ」




