リサーナ VSカケル
『ふふ どんな戦いをするのか楽しみだよ 新人神最強の娘の力 見せてくれるんだろう!?』
『しょうでしゅね 準備がかかりましゅが?』
『いいよ!俺も本気の相手と戦いたい!』
『では ちょっとまっててくだしゃいねぇ』
リサーナは距離を取り カケルとの戦いの準備をするための時間をもらった。
『せいれいちんしょうかん あぐにす!』
リサーナの周りの大気が熱く燃え上がり 会場の温度がどんどん上がっていく。汗をかく来場者も多いようだ。
『おーっと リサーナ選手 これは召喚術ですね~』
【アグニスじゃな リサーナは精霊神アグニスのいとし子 バッチリ契約済みじゃよ】
リサーナの呼びかけにより アグニスが顕現。リサーナを守る立ち位置に配置し リサーナを抱っこする。
アグニスの薄着の戦闘服にカケルも目のやり場に困ってドキマギしている。
『あら リサーナ また強くなったのね?相手はあの男の子?』
『あぐにすしゃま 力をかしてくだしゃい』
『ええ わかったわ』
『ど どうやら神クラスの精霊さんの召喚 やっぱりリサーナは強いって事か』
『あぐにすしゃまはちゅよいでしゅが まぁ今日はほじょてきなものだとおもってくだしゃいねー』
『とりあえず小手調べから行こうかしら』
『しょうでしゅね いきましゅよ!えくすぷろーどまいん!!』
『ではこっちは フレアサークル!』
『はっ こい!受け止めてやる!!』
『アグニスの大きな火の輪でカケル選手が囲まれてしまいましたが リサーナ選手の攻撃は不発でしょうか?特に発動したようには見えませんが』
【まいん まぁ 地雷じゃな 目に見えておるものなどなんの恐怖にもならんであろ?すでにもう見えない爆弾をあちらこちらに数千個は仕掛けておるよ しかもこれは地面だけではない 空中にも魔力隠蔽をし上手い事見えないようにしておる カケルが触れただけで誘発しあっちこっちで爆発が起きるじゃろうな】
『マジックアーマー!!アンチファイアーボディ!』
『耐性をあげるのはきほんでしゅよね』
『まぁ それを上回る火力で攻撃すればいいだけよ?食らいなさい!サラマンダーレイン!』
アグニスが追加の上級精霊サラマンダーを数千と召喚し 一斉にカケルに向かって突撃させる。
上手い事 カケルも避けながらサラマンダーを切り伏せ立ち回り 遠距離の剣スキルをリサーナに向けて飛ばしている。しかし リサーナの仕掛けた何千個の見えない設置魔法に少なからず被弾してしまう。カケルのレベルは1兆に近い遊びのような火ではそれほどまでにはダメージが届かないようだ
『こんなもんなのか?たしかに見えない魔法の爆弾はうざいがハッキリ言って拍子抜けなんだけどな?!』
そう言いながらも 『フリージングエアスラッシュ』と氷属性の剣スキルをリサーナに放ち牽制する
『おっとっと あぶないでしゅね なびしゃん そろそろいいでしゅか?』
ナビ:ええ リサーナ 魔力計算は終わりましたよ いつでもどうぞ
『リサーナ 何をするつもりかしら?楽しい事だといいんだけどね』
『ふふ ママにも見せた事がないしゅきるでしゅよ!』
「な なんだって!リサーナ ママ悲しいな 反抗期?」
「わわっ アサミちゃん リサーナにも隠し事ができたんだね!」
「ふふ 不良への第一歩ですね」
『うるしゃいでしゅよ!!!!しゃっきあたまにきたから急いでつくったんでしゅよ!?』
『頭にきた?どういう事だ?!』
『しゃっきから 子供だ赤んぼだとうるしゃいでしゅからね 5分くらいでスキルをちゅくりました。あぐにすしゃま えれめんたるひゅーじょんでしゅ!』
ナビ:アグニス サポートします
『なるほど・・・ そういう事ね!リサーナ 任せるわ!』
『えれめんたるひゅーじょん!!』
アグニスの身体がリサーナの中に吸い込まれ 爆発し まわりからは煙が発生する。
『じ 自爆ですかね~?』
【ほっほ そんなつまらんことはせんじゃろ アグニスの力をリサーナが取り込んだだけじゃ】
『なっ すごい力だ・・・・!さっきとは比にならない・・・』
煙が晴れ 姿を現したリサーナは 20代ほどのエロイ感じのお姉さんになって立っていた。赤いドレスを纏い 金髪の髪が真っ赤に染め上げられ 身長も170cmほどになりまさに大人と言う感じになる。胸もアサミ以上に育ち色気もすごい。全身からはアグニスの力により赤いオーラが漂っている。
リサーナからは溢れた魔力でいつもより数倍ほどの強さが感じられた。
会場も先ほどまでバカにしていたリサーナの変化に慌てている。
「なっ あれがリサーナなの!?えっろ!なにあれ!」
「アサミちゃん あれやばいね!私達よりせくしーだよ!」
「マスター あの姿なら バンドに組み込んでもいいのではないですか?」
「ありだよあり!!」
『な なんとー リサーナ選手が美女に変身したあああああああ』
【あれはアグニスと完全融合して火属性の力をいくらでも使えると言っていいほどの完成体じゃな。リサーナ自体の戦闘力も数倍以上に跳ね上がっておる リサーナとアグニスの合体した姿じゃが ベースは未来のリサーナと言ったところかの】
『そうですね これが私の20年後の姿と言ってもいいでしょうね。子供だなんだいって3歳と戦わされるのはプライドが傷つくのでしょう?この姿なら戦いやすいのではないですか?今の私は アグニス様の力を借りているので肉体は火属性になり 火リサーナって感じですかね?解除後は髪の色も変わりますけどね。大人になったらこんな風に成長すると思ってくれればいいですね』
『見たかやろうども!!!! これがリサーナ選手の未来の姿だああああ!』
【ほっほ 美女だの アサミも嫁にやるのがもったいないと手放さんであろうよ】
「当たり前だよ!!リサーナは私が目の黒いうちは嫁にあげないんだから!」
『そ それも少し困りますよ ママ』
「お お姉ちゃん・・・!なんかすっごい大人っぽいよーーーーーー!」
「ママ上 わらわもあれ覚えたいのだよ・・・!」
「メタモルフォーゼじゃだめなのかしら~?」
「メタモルフォーゼは見せかけだけだからな ステータス向上はないだろう あれはアサミとルナのユニゾンのようなものだな」
「リサーナ タマよりレディだね~ ずる~い!タマ お姉ちゃんなのに~」
「わぁ ターニャも大人になりたーい!」
「これで3歳だから手を抜いてやったんだって言い訳は通じなくなっちまったな」
「あれはいいスキルなのです!アンもヴァルナ様と出来るのです!?」
「精霊神のいとし子なら出来るってこったろ リサーナもしてるしな」
「あれがリサーナ嬢の未来の姿という事なら もう今のうちから婚約申し込みがすごいだろうね」
「リサーナ あたしドキドキするし!!彼女にしたいし!!」
「カメリアさん あれは一時的な変身よ 普段は幼女ならそれはただのロリコンだわ!」
「そうなのですよ!!落ち着くのです!」
変身したリサーナを見て カケルがプルプルしてリサーナの事を凝視している。
『なっ・・・ なんてこった!!!やべぇ!!!』
『どうしたんですか?カケルさん』
『ひ 一目惚れした・・・・!』
『ひゃ ひゃい?!な 何を言っているんですか!』
『俺はまぁ普段は天界暮らしだが ミューノアに移住してもいいかな!?俺不老不死だし リサーナが成長するまで待つからさ!リサーナの成長を見守りたい!』
「きもっ!!!!!!!!!!!」
「アサミちゃん あいつやばいよ!!!どうしよう!!!」
「また変態が増えるのですか・・・・!」
『ま まだカケルさんの事もよく知らないので・・・』
『わかった!!!じゃぁ この勝負でリサーナに勝ったら たまにキミんちに遊びに行くのを許してほしい!!』
『ま ママに聞いてみないと・・・』
『アサミさんだな!わかった!!アサミさん そういう事だ!!』
「知らないよ!ロリコン!!」
『この姿は先ほど作ったスキルでまだ慣れていません。ナビちゃんの制御がないと今の所いいとこ1日5分なんです さっさと勝負を決めましょう!!』
『な なんだって!そんな美しい姿が5分とか あんまりだろ!!』
『て 照れますね・・・』
戦闘状態に入ったカケルだが 数倍にも跳ね上がってるリサーナの姿は捉える事ができない。
『いきますよ 聖剣召喚 フランベルジュ』
『くっ 早すぎる・・・!何て力だ!!しかし!!』
『カグツチ!!!』
『くっ!!!アプソリュートシールド!!』
「なっ!リサーナ それアタシの技だぞ!!パクリか!!」
「ダリアの技でもないですわよ!!」
「ダリアお姉ちゃんもパクリだよぉー」
「いつの間に!!」
「あれ 刀専用の技じゃなかったんですね」
「火属性の伝説の聖剣みたいなもんも呼び出してるな」
「アグニス様のスキルが全部使えるんじゃないですか?」
「あそこにいるのはリサーナちゃんの攻撃力を持ったアグニス様ってことなのです!」
「ミューノアのアグニス様はまだ何千億程度だ 今回はリサーナの補助に回るような力しか出していないだろうが アグニス様のレベルが上がればもっととんでもない事になるだろうな」
「主人格がリサーナってことですわね」
「全然お姉ちゃんの姿が見えないーーーー!ええええええええ すごーーーい!!」
「ふふ ヒナ あれがお前の姉だ!誇らしいな」
「とんでもないですねーーー!」
リサーナの剣を振るう姿は目にもとまらぬ速さでカケルの急所を貫き 手 足と的確に動きを鈍らせている。切り傷からは炎が燃えだし体内を暴れまわり燃やし尽くす勢いだが肉体再生の速度も速い
『なんて子だ それでこそ俺の彼女!!!』
『まだ付き合ってもいないですよ!?』
『俺も最強の技で迎え撃つ!!』
『面白いですね!いいですよ!私も最強の魔法を使わせてもらいます!』
『いくぞ!!!氷龍昇天!!!!!!』
『ライジング・・・・サン・・・・!』
リサーナの魔力が空に大気が震えるほどに集まり BoH会場の数十倍ほどの大きさの黒い業火の塊が会場上に出現する。まさに太陽と言ってもいいだろう。
カケルのスキルはいいとこ会場をぐるりと囲む程度の大きさの氷の龍じゃ相手にもなりそうにもない
『なっ マジかよ~~~~!!!あれだいじょうぶなのかああああああああ?』
【リサーナの元々のレベルにアグニスとの合体で余裕で星の消滅も出来る程度の強さまで上がっておる 会場のお客には防護障壁で一切怪我はない 安心せよ まぁ灼熱の炎の塊で熱いがの】
『リサーナ キミの強さは本物だ 子供相手だなんだと失礼な事を言って悪かった!』
『ふふ 今の姿は一時的です 子供なのは確かですよ』
『ただ 俺も怖気づいて降参なんてのも嫌だからな 抗ってみせる!!!いけ 龍よ!!!』
『私もいきますよ!!!落ちなさい!ライジング サン!!!!』
天に向かって飛ぶ龍は 落ちてくる黒き太陽に果敢に飛び込むもあまりの熱量で一瞬にして燃え尽きてしまう。
リサーナはライジングサンに当たったとしても火属性を獲得している。むしろ回復するくらいなので構わず落とす。
が 会場ギリギリまで迫ったとこに解除する。これ以上は勝負ありという事だろう
『カケルさん 燃えましたか?』
『はは 完全燃焼だ リサーナ これがミューノアか・・・ 底が知れないよ』
『試合終了ーーーーーーーー!!リサーナ選手の超巨大業火球ライジングサン とんでもないなミューノア!!!』
【ほっほ カケルの氷の龍も見事であったよ まっこと天晴!】
『へいへい~~ ミューノアを大したことないって言っていた者もいっぱいいましたが リサーナ選手のライジングサンを落とされたら相当やばいですね!?』
【まぁ リサーナはアサミの娘 とてもいい子じゃからな そんな事はせんがな】
『これは ミューノア一人目の選手の試合 カケル選手も素晴らしい奮闘でしたが リサーナ選手より強いのがあと4選手います!!!』
【ほっほ 次はハクの試合じゃな】
『ええ リサーナ選手 試合を終えてどうでしたか~~?』
『カケルさんもやっぱりレベル何千億と言っているだけあって かっこよかったですね ふわ』
『おっと ここで変身の時間切れかー?』
しゅわしゅわして リサーナの姿も3歳児になり疲れがどっと出てふらふらしているようだ。アグニスもリサーナと分離しリサーナを心配している。そこをカケルが抱っこしてマイクを向ける。アグニスもリサーナを満面の笑みで見つめている。
『ふふ リサーナ楽しかったわ さすがわたしのいとし子ね』
『ありがとうごじゃいましゅ これでしゅこしはミューノアはつよい人たちってきづいてくれればいいでしゅね!』
『ああ みんな ミューノアは間違いなく強者だ!俺も修行のやり直しだな!そして1戦目でリサーナと戦えた事を誇りに思うよ!この後もっと強い人達出るんだろ!?ミューノアやべぇ!』
『二人とも素晴らしい試合でしたあああああ!さぁ!次の試合の準備が終わるまでこの方々に登場してもらいまーす!』
【ミューノア世界の代表するアイドルグループ プリンセスじゃ!!!!!!!】
『今回のBoHは音楽も楽しめますよーーー!』
【ほっほ 2戦目の準備が出来るまでライブ観戦じゃな】
プリンセスも今回は宣伝のために急遽音楽での参加だ。
ミューノアのトップグループのサプライズライブに会場のミューノアファンは大歓声
リーダーのクリスもこの熱気に当てられ 『最高なのよ!!』と大喜びだ!
他のメンバーもノリノリでダンスをきめる。そして完璧な歌を披露
会場は盛り上がりながらも2戦目の準備をしていく。
「いいなミューノア 俺も本気で移住考えるかな!」
「あしょびにくるのは歓迎しましゅよ ミューノアしんいきでミュー様に観光したいっていえば転移させてもらえるはずでしゅ」
「興味が尽きないな!」
「ちきゅうにも遊びにいけましゅしね」
「絶対いく!!!」
リサーナもカケルと仲良くなれてうれしそうだ
そして ミューノア観客席でも試合の感想で大騒ぎだった。
「リサーナ すごかったし!!あたし洩らしそうになったし!!」
「さすがに実戦で使うのはちょっと危ないわね~ 今回は寸止めだったけれどどれだけ被害出るかわからないわね~。」
「ライジングサン・・・ かなり危険であったよ でもわらわも精霊神と契約出来れば・・・!」
「ありゃ耐えられるのもミューノアでもあんまいねぇだろうな 会場に合わせてあの大きさにしたんだろうが まだまだ本気出してる感じしなかったしな」
「これが・・・何兆ってレベルの戦いなのかよ!今でも震え止まらないよ!」
「これがミューノアなのぉ?!とんでもないよぉ・・・!私の魔法じゃむりぃー」
「いくら子供でもさすが神って事なのね・・・素晴らしかったわ!!次の試合も楽しみね!」
「リサーナ嬢でレベリングしてこれだと他のメンバーも惑星消滅級の技はもう獲得済みだろうね」
「まぁ 想像に任せるよ」
「隠し玉だから簡単には見せないわね~」
「さすがアサミ様のご息女なのです!」
「あり得ないほどの大きさでしたわね・・・あれで三歳 アリシアわたくし達も頑張りますわよ!」
「お姉ちゃんすごすぎーーーー!」
「ただ」
「ただ?」
「あれもパクリじゃないのか!?」
「た 確かにそうかも・・・」
「どっかで見たような技だったぜ・・・」
「ライジング・・・サン・・・」
「旅団の奴が使いそうだったな・・・」
「お姉ちゃん 日本にいるとき ハ●ターハ●ター読んでたよーーー!」
「アタシのことパクリって言う前にリサーナにも言ってほしいものだ!」
「まったくとんでもない試合だったな 相手の勇者もまぁがんばってたわ」
「次はハクか」
「ハク様もお強いのです!!」
「まぁ 今はプリンセスを応援しよう!」
BOH第一戦 勝者 リサーナ・I・ペンドラゴン
もう会場にはミューノアの強さを疑う者などはいなくなり ミューノア敵対勢以外にはミューノアの事を応援するように会場の空気も変わるのだった。




