久しぶりの再会
【あなた達 久しぶりね】
【元気にしていたか ケンタロウ ヨースケ】
【昨年末にソウジとカグラの結婚式には行ったが 天界に休暇に来てからは久しぶりだな】
「ええ ミルフィーネ様 お久しぶりです!」
「元気そうで何よりだな」
「ガゼフのおっさんも元気そうだな」
「何か用でござるか?」
「ネスト神様 こんにちわ!」
「結婚式の時はわざわざ来ていただいてありがとうございました!」
【ええ まず報告があるの 私とネスト神 ガゼフ神は中級神になる事ができたわ】
【ああ キミ達がミューノアに拠点を移しながらもワタシ達とリンクは切れていなかった。そこでのレベリングで相当の力をもらってね】
【元々我々3神はミュー神と同じくらいの成績を持っていたのだ 中級神昇進もすぐだとは言われていたのだよ】
「おお おめでとうございます」
「ミルフィーネ様も下級神から上がったのね!」
「そりゃよかったわ」
「めでたいことなんでござるな」
「やったね!ソウちゃんわたし達が役に立ったみたい!」
「そうだね ボク達が強くなって評価が上がったとかかな?」
【ええ そうね 普通の中級神でも勇者が何千億ってレベルの世界なんてそうそうないのよ】
【ここにいるキミ達はもう5000億を超えているからな!】
【勇者の力は神に力を与えてくれる。おかげで我の世界も魔力が豊富で自然も増えてきている ソウジ カグラありがとう】
「えへへ!よかったね!」
【さて まずはワタシ達も中級神になれたという事で眷属神を迎えれる事になった】
【そうだな ただ カグラもソウジももうルシフェルでの生活があるだろう】
【ケンタロウもヨースケもだな 領地経営ももうすぐ始まるんではないか?】
「天界ライブのペナルティが終わったら本格的にだな」
「やりたい事がいっぱいなんでござるよ」
「ボク達は教師をしているからね」
「忙しいよね!」
「俺らもバンドあるしなぁ」
「ええ 芸能活動もしないとだわ」
【わかっているわ あなた達も努力してミューノアの助けになっている事を】
【そうだな ルシフェルの皆もキミ達の力を必要とし仲間としてちゃんと認めてくれている】
【ただ あなた達は各神の勇者でもあるの そこで死後も私達の力になってほしいのだけどどうかしら?もちろん大切にすることは誓うわ】
「まぁ 元々ミルフィーネ様にルシフェルに行けって言われた事からだったからな 死後は天界勤務だろ?ミューノア神域にもシヴァ神域にも遊びにいけるだろうし構わない」
「ええ ミルフィーネ様の眷属神になるわ」
「もちろん ボクとカグラもネスト神様の眷属神になりますよ」
「そうだね!ネスト神様はお父さんみたいな感じです!ルシフェルの皆はアサミさんの眷属神かミュー様の眷属神かになるだろうけどね!」
「俺らはー なぁ ヨースケ どうするよ?」
「そうでござるなー・・・」
【な なんだ 何か問題があるのか?!】
「おっさんの呪いを解いてくれよ」
「そうでござるよ・・・」
【ガゼフ神 呪っているの?】
【呪いなどしておらんぞ!?何かの間違いだろう!?】
【どれ みてやろう・・・ ガゼフ神の祝福 くらいしかないが】
【呪いではないわね?】
「おっさんのセンスでスキルや魔法の名前が固定されている奴だわ」
「そうでござるよ!ミューノアの魔法を覚えても 名前が勝手に改変されるんでござる!」
「ああ・・・ それか 呪いみたいなものだな」
「私 ケンタロウ君とヨースケ君と修行するといつも笑っちゃうのよね」
「ちょっとかわいそうだよね!」
「長いスキル名とか大変そうだよね ボクだったらちょっときついものがあるよ」
【かっこいいではないか!!】
【それか・・・我もガゼフ神のは少しむごいと思うぞ】
【ちょっとないわよね・・・】
【なっ!そんな事はないはずだ!ちゃんとケンタロウとヨースケに合わせて地球のかっこいいような名前をつけているぞ!?】
【センスが死んでるのよね】
【あまり言いたくはないが ガゼフ神 ださいぞ?】
「ほらな ミルフィーネ様もネスト様も言ってるじゃねぇか」
「これが無かったら文句はないでござるが・・・」
【ダサくないだろう!?ワタシの世界の民もポーズをつけながらノリノリで使用している!】
「廚ニ病が多い世界なんだね!」
「ガゼフ世界に行ってみてぇな」
「ちょっとやめてよ!お腹がひどい事になりそうよ!」
「究極アルティメット斬魔両断剣ってなんなんだよ・・・」
「究極とアルティメットは同じ意味でござるよ!!」
「これはひどいな!!」
「わっ ソウちゃんがそんなスキル名言い出したら離婚するかも!」
「ちょ まってくれ ボクはそんな恥ずかしい名前のスキルは使わない!」
【それもひどい話ね スキル名で離婚なんてそうそうないわね】
【そんなにひどいのか?かっこいいと思うが・・・】
【この自信満々なのが少し腹立つわね】
【しかし ワタシの祝福は魂に刻み込んでいる 解除なんてできないが!】
「まじかよおおおおおおおおおおおおお」
「それはあんまりでござるよ!!!!!」
「あら・・・諦めた方がいいんじゃない?」
「そういう事なら仕方ないんじゃないか?」
「かわいそうだね!」
「ボクだったら転生するかもしれないね」
【そ そんなになのか!?】
「せめて 無詠唱で発動出来るようにしてくれよ!」
「僕ら レベルが上がってすごい量の魔法もスキルも覚えたでござるが 高レベルの魔法を使う時かなり長い名前を言わないと発動しないんでござるよ!?」
「それは 戦闘に支障がありそうね」
「途中で息切れしても発動しねぇんだぜ あんまりだろ?」
「ピニャ嬢も笑うの我慢しているでござるよ!?」
【そうね では テストをしましょう】
【テスト? ミルフィーネ神どういうことだ?】
【ミク 何かお題を頂戴 私達3神でそれにちなんだ技の名前を名づけましょう センスがわかるわよ】
【そういう事かね いいだろう】
【ワタシの圧勝だろうが?】
「マジかよ なんでこんなにポジティブなんだよこのおっさん」
「ミクの出した問題で付ける名前か」
「そうねー じゃぁ 氷 でお願いします」
「氷でござるか 強キャラには必須でござるな」
「氷使いは強いイメージがあるね!」
「そうね レベル1000億くらいで覚えるような名前にしてください」
【もうそのレベルだと世界が壊れてもおかしくないくらいな技ね】
【とんでもない氷の技名か】
【ふふ そういうのならワタシの大得意なところだ】
【私からいくわね?】
「ミルフィーネ様 頼むぞー かっこいいのでよろしく!!」
「私達の神様のセンスが問われるわね」
【任せておきなさい エターナルアイシェル】
「なるほど うまい感じね」
「永遠の氷みたいな感じか」
「綺麗な名前だね!」
【まず エターナルは永遠ね アイシェルは アイス 氷 シエル 空をイメージしてみたわ】
「こういうのがいいんだよ!!」
【ふふ ミルフィーネ神 なかなかやるね 次は我の番だ】
「ネスト神様がんばって!」
【氷雪姫・ローズプリズム】
「なんか召喚したみたいな名前だわ」
【氷雪の姫が氷を使った薔薇を世界中に生やし悪を立ち粉々に砕けその跡地にはキラキラとした光が残る というイメージの召喚術だ。どうかね】
「おおお いいね!ソウちゃんわたしも使ってみたい!」
「ネスト様やるわね」
「氷の美女が想像できたでござるよ!」
【さすがネスト神ね 美しいわ】
【二人共 まだまだ弱いのではないか?ワタシの技名はとんでもないぞ?】
【ほぅ 我が氷雪姫が破れるとでも?】
【あなたが死んでるセンスだと自覚するがいいわ】
「おいおい おっさん ハードルあげんなよ!」
「絶対やばいのがきそうでござるよ!」
【氷魔獄寒ブリザードハリケーン氷結コキュートスアイスストームブレイクグラキエスパーフェクトアルティメット冷光剣 だ!】
【【「「「「「「長いわ!!!!!!!!!!!!!!!!!」」」」」」】】
【素晴らしい名前だろう!?ケンタロウなど喜んで世界を氷の世界となすであろうよ!】
「なっ?こんなスキル名ばっかなんだよ」
「これはひどいわね」
「同情するわ・・・」
【なんだと!?ワタシの圧勝ではないのか?!】
【ま まぁ ケンタロウ ヨースケ もう諦めなさい】
【そうだな これはもうムリだろう】
【かっこよかったのではないか!?】
「グラキエスだけでいいでござるよ!!長すぎて疲れるでござる!!」
【まず 私とネスト神の同率優勝でいいわね これからの事を話しましょう】
【そうだな 我らの世界が中級世界になったという事で世界の強化が始まる】
【ワタシの勝利だったのに・・・ 仕方ない】
【いくら中級神世界になったとしても まだ世界の民はあなた達がいた時くらいの強さだという事はわかるわね?】
「強者で1万いけばいいってくらいか?」
【ええ そういう事 新たなる勇者もまだ選定していない状態で新しく配置するモンスターなんかでは太刀打ちできないかもしれないわね】
【まずは民の強化をしていかないと弱い世界のままということだ】
【と言っても アサミとマーリンが予言した通り 新たな勇者を召喚しても その勇者が好き勝手に世界を荒らしていく可能性があるのだよ】
「勇者大戦なんかはマーリンがあるかもしれないって言ってたな」
【我としては ソウジとカグラの子供を新たな勇者として大事に育ててほしい】
「わ わたしとソウちゃんの子供?!」
「そんな・・・ ボク達が解決すればいいんじゃないんです!?」
【まぁそれが一番早いのだが それだと世界が成長しないのだよ。もしくは新たなる心正しき者を見つけ強者に育てるとかな】
【そうね 私もミクとケンゴの子供に勇者を継いでほしいけどね それもあなた達は拒否するかもしれない そこで 落ち着いてからでいいわ ミルフィーネアで新たな戦力を選定して弟子にしなさい。あなた達が解決するのもいいけどそれじゃ世界はいつまでたっても弱いままなの】
【ケンタローとヨースケも 後継者を作る時だ。ワタシの世界は10年毎の魔王誕生だからな。お前ら2人がいつまでも殺して終わりでは世界の民が依存してしまうぞ】
「まぁ ぱぱっと俺らが動けばすぐ終わるが 中級世界として他にも強者が欲しいって事だな」
「そうねー 私達がいつまでもルシフェルにいるわけにはいかないって事かしら?」
「いや レベリングなんかしてやればいいんじゃねぇか?」
「そうだね!わたしの弟子かー やっぱり聖女を選ぶのかなー?」
【まず 私達の世界は ミューノアのように急激には変化しないの】
「どういう事でござるか?」
「エレメンタル大陸とか島国は何か月で出来たんだろう?」
【それはミュー神の勇者の数なのだよ 彼女は世界中で勇者になっている数で相応に力を借りているだろう?】
【もうミューノアの勇者は20人ほどはいる そして今の勇者達のレベルはまぁ アサミで2兆だろう?そのほかにもルナやケンジなど勇者のレベルを全て合わせたのが今のミュー神のレベルだと思ってくれればいい】
「そう考えるとミュー様はとんでもないね 中級神上位まで一気に行ったとしても不思議じゃない」
「神々が嫉妬するのもわかるでござるな」
【そしてワタシらはキミ達2人ずつという数なのだ。いくら何千億というレベル保持者でもそこまで世界を変えていく力は行使できないというわけだ】
【ゆっくり世界は変わっていくけど 今すぐというわけではないわね】
【下手に新たな勇者を選定しても暴走されたらたまった者ではないからな そこはじっくりと考えるつもりだ。】
【ええ そうね だから新たな勇者として認めなくてもいいけれど世界の守護者候補をあなた達に選定し育ててほしいという事ね】
「なるほどな まぁ俺らもミルフィーネ様の世界に強者がいれば安心だからな」
「ええ でも候補のリストは欲しいわね」
「子供のうちから育てた方が性格もまともに育つんじゃねぇか?」
「アサミ氏はリサーナちゃんを養子にしてペンドラゴン家の当主にしようとしているでござるからな そういう育成方法もあるのでござろう」
「わたしは本当の子供を大事に育ててから養子ならとってもいいかと思ってるよ!」
「まぁそうだね 子供は好きだけどね」
【弟子を探すか養子にして育てるかはあなた達の好きにすればいいわ 世界が変わるのはそうね 20年位を目標としているの】
「まだまだ先だな。それまでミルフィーネアはモンスターの強さは変わらないのか?」
【ええ 徐々に強くなっていくから そこまで慌てなくてもいいわね】
「僕らもまだルシフェルで仕事を始めてしっかりとした領地経営とかしないといけないでござるからね。少し時間がほしいでござるよ」
「ああ そういう計画が落ち着いてから考えるわ」
「そうね 今ほんとに芸能活動とか楽しいの 今すぐというのじゃないならゆっくり考えさせて」
「そうだね!ネスト神様達もライブ見に来てね!」
【ええ あなた達の活動をいつも楽しみに見ているわ】
【そうじゃの 我の推しはEveになりそうだ】
【ゴブリンスレイヤーをがんばるのだぞ】
【じゃぁ あなた達 アサミ殿を怒らせないようにしなさいね】
【サーベラス神が殺された事で アサミを危険視している神も多いからな】
【ああ 少し天界も騒いでいるから気を付けるといい】
【私達3神はミューノアの同盟神というとこね これからも手助けしていくわ】
【ミューノアの活動は楽しいからの】
【では 下界に戻っても元気にの】
ミューノアの支援者の神達も久しぶりに自分の勇者に会えて嬉しそうだった。
そして世界の守護者の後継をじっくり考える事になるのだった




