学生たちは?
「先輩 もうすぐ休暇が終わるでありますね!」
「そうですわねー。で す が!その後は地球旅行が待っているのですわ」
「ボクは京都ならわかるのですが 東京はあまり知らないのでありますよ」
「レイナはキョウトの有名なゴーストを倒す一族でしたわね?」
「そうであります!清華お姉ちゃんと同門なのですが 日本ではゴーストやモンスターなどは伝説のようなモノ達 周りからはインチキだ詐欺師だと言われ続けてきたのでありますよ・・・」
「なるほど それはお辛いですわね。ルシフェル女学園では様々な環境の生徒が在籍しているのですわ。レイナの悩みなども解決するでしょう。来年楽しみにしていますわよ」
「この休暇で天界に来れた同期になる子達はSクラス候補なのであります。受験も実技だけでありますからね!来年度は先輩のように立派な令嬢を目指したいのでありますよ!」
「ふふ 可愛らしいですわね。いいでしょう。レイナ このわたくし マリアンヌ・ガードナーが立派な淑女に育ててあげますわ!おーっほっほ」
「先輩 かっこいいであります! おーほっほ」
「違いますわ おー のあとに少し溜めるのですわ おーっほっほ!」
「おーっほっほ でありますね!」
「その調子ですわ 一緒に!」
「「おーっほっほ!」」
天界での休暇中 ルシフェル女学園の来期のSクラスに決まっている安倍家長女レイナは 先輩であるマリアンヌとの交流の為に遊びに来ていた。そこで少し令嬢の教育などの話を聞いていたのだがズレているようだ。
そんな二人を訪ねて アリシアとアイが部屋に入ってきた。
「マリアンヌ 何をしているのです?」
「あんまりおかしな教育しちゃダメなんだぞ・・・?」
「失礼ですわね!これが貴族令嬢の礼儀ですわよ?」
「そんなの悪役令嬢なのですよ・・・」
「そうだぞ・・!ミューノアが勘違いされるんだぞ!」
「そ そうなのでありますか!?ボク間違えているのでありますか!?」
「なっ レイナ そんな事ないですわよ!?」
「ソフィー様も同じような感じで間違えているのです・・・」
「しっ それを言ったらダメなんだぞ?!」
「ソフィー様をバカにしたら許しませんわよ!?」
「ファ ファンだったのです?」
「マリアンヌは アサミお姉様のファンだと思っていたぞ?!」
「アサミお姉様も素晴らしい方ですが ソフィー様も素敵ですわよ!」
「ソフィー様の妹君も来年度のSクラス候補なのですよ」
「シリカ嬢ですわね 来年度の生徒はわたくし達の世代より最初から強い子が多いですわ」
「そうだな 追いこされそうで怖いぞ・・・」
「アイ先輩もかなりの上位者でありますよ!?学年実技2位ではありませぬか」
「ユウカが来年学園一番になりそうだよ・・・」
「ユウカ嬢も強いのです・・・ 私達2年生のプライドがズタズタになりそうなのですよ さすがゲンゾウ博士のご息女なのです」
「マリアンヌ もう少しで天界休暇が終わるけど 今のうちにミューノア神域で修行してレベルアップしておいた方がよさそうだぞ・・・」
「確かにそうですわね・・・ ルシフェルダンジョンより効率的にレベルアップできますし」
「先輩達は強者になっても努力を忘れないのでありますね!」
「それはそうと 聞いたのです?」
「どうしたんですの?」
「アサミ様ルナ様フランチェスカ様が暴行罪で罰則を食らうのですよ」
「あれですの?あんなの敵の神の自業自得ですわよ」
「ワタシも怒ったぞ!あんな神様死んで当然だ!」
「確かにありえないくらいに民をバカにしていたでありますね!」
「レイナは人が死ぬのを見てなんともなかったのです?」
「ボクも小さい頃から敵対組織に狙われて抗争の末によく死体は見ていたので大丈夫でありましたが 一緒に見ていた子達は青い顔になっていたでありますね」
「やっぱりそうですわよね わたくし達も貴族間での暗殺などではよく争いがありましたもの あ ジョセフィーヌやクラウディアの家ではありませんわよ?あそこのお家とは魔法学の切磋琢磨し合うライバルなだけであって 抗争にはなっていませんのよ」
「それ 多分違うぞ モンスター殺しで慣れただけだぞ」
「それもあると思うのですよ?でも 状態異常耐性で恐怖耐性 グロ耐性もあると思うのです」
「やっぱりルシフェル職員になるには戦闘は不可欠というわけでありますね」
「ルシフェルの文官はレベル上げをあまりしないのですよ そういう人には耐性がついてなさそうなのですよ」
「わたくし達もルシフェル職員を目指す身 少しでもアサミお姉様のお役に立てるように努力ですわね!あそこまで主神様に対する尊敬や民の為に手を汚すのを厭わない方はいませんわよ!」
「少し怖いくらいだったのです アサミ様はいつも優しいのです」
「ワタシもアサミお姉様があんなに怒ったの初めて見たぞ」
「ミューノアは確定神の皆様がいる限り何があっても大丈夫な気がするのであります」
「アサミお姉様は2兆のレベルですわ そんなの誰もかてっこないですわよ・・・」
「にゃんたらす最強なのです・・・」
「にゃんたらすだけじゃないんだぞ・・・ 守護獣アクセはいっぱい付けれるんだ・・・」
「ボクも買っておいた方がいいでありますか?」
「高いのですよ?日本円で3億円なのです」
「う・・・ムリであります・・・!」
「ふふ レイナ そこでワタシ達がここにきた話につながるんだぞ?」
「そういえばどうしたんですの?」
「アサミ様の罰則の話なのですよ 私もさっきお兄様に聞いたのです!」
「バイトだぞ!」
「バイトでありますか?」
「そうなのです!」
「バイトと言っても何をするんですの?わたくし達にさせてもらえるかわかりませんわよ?」
「アサミお姉様達の罰が 天界でミューノアのバンド活動のボランティアなんだ・・・ミューノア全体の罰みたいで ほとんどのデビューしてるバンドは協力するんだよ」
「そうなのです!今回の件のペナルティなのです!バンドを組んでいる子達には天界でのライブにオファーがくるようなのですよ!」
「ミューノア放送に配信してるバンドで人気のバンドには大体お誘いがくるんだ・・・!ワタシ達サワキ家も出演するんだ・・・!それにワタシはレイちゃんとアリシアのバンドにも在籍してるし!」
「と言っても わたくし 生徒会が忙しくてバンド組んでいませんの」
「今 フリーなメンバー結構いるのですよ?生徒会でバンド組めばいいのですよ!だいたいSクラスにいるのです!」
「リィエルはもうすでにアリシアのバンドに入っていますわね そうするとSクラスはユーナ サーナ ジョセフィーヌ クラウディアですわね」
「先輩 5人くらいでバンド組めるのでありますよ?」
「あら 行けますわね?」
「ふふ リディアもリベルカも私のバンドに入っているのです!」
「そうなるとSクラス全員がバンド活動をするということになりますわね?」
「今のうちにバンド組んで練習すれば出演料ルシフェルからすごい金額がもらえちゃうんだ!」
「そ そうなんですの・・・?」
「本当でありますか!?」
「兄様はパンツァーバイツの年間契約で金貨2000万くらいの出演料はもらっているのですが 1回のライブでも別で金貨500枚はもらっているのです!」
「500枚ですの!?高すぎですわよ!!」
「500枚っていくらでありますか!?えーっと・・・金貨1枚が10万円・・・ 5000万円でありますか!!!!?」
「アサミお姉様にしてみたら小銭だぞ・・・ 今回もそのくらいは払うと思うんだ・・・ でもワタシ達は有名じゃないからな 100枚くらいだと思うぞ」
「それでも1000万でありますよ!?なんでそんなに出演料高いのです?」
「それが天界時間で月1回 要するに下界時間で毎日やれと言う話なのです。さすがに今人気のバンドだけでは数が足りないので ミューノア放送に配信してるバンドに出演料を払って集めるのです」
「学生のバンドもオファーすると言っていたと聞いたぞ!」
「これはチャンスですわね。天界での演奏なら下界に戻ってもそれほどの時間は経たないでしょうし学園にも支障なさそうですわね! まずはミューノア放送に投稿しないといけませんわ・・・」
「ユーナもサーナも王族なのです。ガンダーラ王陛下から今回の罰のお話を聞いていると思うのですよ 絶対ボランティアの話でバンドを探すのですよ!地球やミューノアのデビューの近道でもあるのです!」
「ボクはどうすればいいのでありますか!?」
「レイナはもう入学確定なんだぞ Sクラス候補でバンド組んでみればいいんだよ」
「なるほど!でもボク 楽器出来ないでありますよ・・・」
「ふふ お参りするのですわ!!ルナ様の神殿に!」
「マリアンヌは時間があればバンドしたいと言っていたのです 音楽スキルはついたのです?」
「ええ わたくしもデビューはしたいと思っていましたわ 早いうちから参拝に行きましたの。バンドがしたい 素晴らしい音楽を演奏したい バンドが出来ればモテる 友達が出来る 目立ちたい まぁ 参拝する方々は色々考えて真剣にお祈りすれば音の精霊が気に入ったら音楽スキルをつけてくれるのですわ」
「ただ バイト代がほしいというだけでは精霊は付きそうにないのですよ?」
「ぼ ボク 友達がほしいでありますよ!バンドを組めば仲間が出来るでありますか!?」
「ふふ バンドを誘う時に真剣にお誘いするのですわ。きっと届くと思いますわよ?」
「先輩 ありがとうなのですよ!ボク 頑張るのであります!」
「デビュー出来るかはわかんないんだぞ・・・」
「それでも 日本にいた時は友達が螢華しかいなかったのであります・・・」
「お友達出来るといいですわね!」
「先輩 誘いにいくの一緒に行ってほしいであります・・・」
「まずは わたくしのバンドを組んでからですわ!おーっほっほ わたくしもデビューですわよ!」
その後 マリアンヌは残ったバンド未所属のSクラスメンバーを無事勧誘し猛練習をしミューノア放送に投稿することになるのだった。
レイナも来年のSクラス予定の子達に声をかけ友達が増えたと喜ぶのだった。




