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攻撃

「神アサミよ すまん・・・」

「ん-?どうしたの?」

「実は・・・ワシの国のサキュバスが 帰りたくないと言うんじゃ・・・」

「ええ そうなのです 違う世界のインキュバスの旅行者に落とされたようなのです」

「インキュバスってなんだっけ?」

「マスター サキュバスの男バージョンの様なものです」

「なるほど ヤリチンの陽キャみたいなもん?」

「ま まぁ簡単に言えばそのようなもんじゃな」

「めんどくさ・・・ 魔王ちゃんの旅のお供に選ばれたなら結構ラーカイズじゃ偉い方なの?」

「メイドですね そこまで重要な者でもありませんが そのインキュバスの住む世界に移住したいと言い始めたのです」

「まぁラーカイズの事だし 私には関係ないからなぁ 好きにしたら?」



「マスター 実はそうでもないのです。ラーカイズだけでなく 他の国からも帰りたくないという者が多いのですよ」

「え!それは貴族令嬢だったりする?」

「まぁ幸いな事に令嬢や学生はいませんでしたが ルシフェルの職員にもサキュバスに落とされた男性職員はいますね。」

「えええー・・・ それは別の世界のサキュバスってことだよね・・・」

「ええ そのようですね」

「他の国にも帰りたくないという者がおるのじゃな」

「何か作為的なような気がしますね」

「引き抜きでしょうか?」

「うちの世界の子だけ落されてるのかな というか めんどくさいからまだ休暇終わってないけど帰らせて!」

「何をやらかすかわからんしのぉ・・・」



「今回落されたのは文官で修行もろくにしていない者ですね。」

「魅了耐性とかなかったってことか 私が名前を知ってるような子には状態異常無効付けてるしね」

「そうですね マスターが知らないようなモブが狙われたようです」

「まぁその通りなのじゃろうが 言い方がきついのぉ・・・」

「一体何が目的なのでしょうか」

「ん- その職員の様子を見てみようか なんて名前の人?」

「チャールズ・ガーファンですね」

「おっけー 召喚獣を通して観察してみよう」


チャールズの事を遠隔で監視する事に決めたアサミ達は 大型テレビを用意した


『あ・・・ああ・・・ ステファニー 会いたい 会いたい・・・』

「なんか目がうつろですね」

『愛してるんだ・・・ ステファニー 一緒に暮らそう・・・』

「こやつ 誰に話しかけておるのじゃ?一人のようじゃが」

「魅了中の幻覚でしょう あなたサキュバスクイーンなのに知らないのですか?」

「ワシ 魅了とか使わないからのぉ」

「ビッチじゃないサキュバスとかレアだよね」

「陛下はピュアなので・・・!」

『ステファニー・・・』

「まぁ 見た感じやばいね 他の被害者?って言っていいのかわかんないけど みんなこんな感じなの?」

「もうそのサキュバスやインキュバスの事しか考えられないような感じになっているみたいじゃな」

「ん- とりあえず この人のステータス確認っと えーっと やっぱ魅了ってなってるね 情けないなぁ・・・。ルシフェル職員として失格 男爵から降格だね」

「結構きびしいのぉ・・・」

「いいえ もしハニートラップで極秘情報をペラペラと話していたらそれこそ問題なのですよ」

「確かにそうですね・・ 一度魅了解除した方がいいです」

「とりあえず これは結構めんどくさい事だよ?ハク 各国でこんな状態の旅行者がいないか聞き込みして集めさせて」

「ええ 面倒ですが解除してミューノアに送り返しましょう」

「そのインキュバスのレベル次第では失敗する可能性もありえます 神アサミ自らのディスペルなら問題ないでしょうけど」

「私がやるか・・・」


そして 世界各国の上層部に全体念話をし サキュバス インキュバスから精神攻撃をされているという事を伝え 魅了を受けている者を鑑定し 一か所に集められた。総数60名ほどはいるようだ


『ロッキー・・・愛してるの・・・』

『ドリー ああ かわいい・・・』

『じぇーむずぅ~』

『クリス・・・ キミだけしか見えないよ・・・』

集められた者達は何もいない場所に向かってまるでいるように接している 幻覚が見えているようだ


「これはひどいね・・・」

「アサミちゃん これどこの世界の攻撃なんだろう?」

「ルシフェル職員で3名 他の国でも同じくらいでしょうか?」

「まいったねこりゃ・・・」

『サーベラス星か・・・行った事ないけど・・・マリィ キミとなら幸せに暮らせるよ・・・』

「サーベラス星って言うのは何人か言ってたね その星からの攻撃って言うのは確定だね」

「ここまで数がいると上層部だけではなく全体に告知しておいた方がいいのぉ」

『ミューノアから来ている旅行者のみんな アサミ・I・ペンドラゴンです。今現在他の世界からの精神攻撃で魅了されているという事がわかった。私が解除するけどまた被害者が出るかもだから外に出る際に気を付けて 相手はサキュバス インキュバスみたいだ。追加の被害があるようだったらミューノアに帰る準備した方がいいかもしれない。何が目的なのかはこれから調べるけど サーベラス星出身だったら絶対相手にしないように』



緊急事態とされ各国の王などが集められこれからどうするかを相談する場が設けられた。

「えらい迷惑な話だけど各国はどうするのかな?ルシフェルにも被害者はいるみたいだ。」

「まぁそうですね 幸いと言ったところですが 被害者はそこまで情報を持っていない方だったので国家機密などは抜き取られてないかもしれませんね」

「それでもそのサーベラス星が侵略などが目的だった場合問題じゃぞ?」

「世界中の子達が落とされてるみたいじゃな・・・」

「そうですね レベルが低い者ばかり狙われたようです」

「まったく 何が目的なのやら・・・」

「サーベラス星というのはどういう国なのかね?」

「マーリン サーベラス星っての教えてくれない?」

マーリン:今回休暇で来ている中級世界ですね。ミューノアは他の世界でも武力では歴然としたレベル差で有名なので 優秀な人物をスカウトや子孫を残したい為に魅了して連れ帰るという事が推奨されています。

「え うちらの中では別にそこまで強くない人ばっかが被害者だよね?」

マーリン:魅了耐性が高かったり レベル差で魅了が失敗する者の方が多かったようですね。今回の被害者は旅行者の中でも弱いレベルでしたが それでもサーベラス星の上位者よりレベルが倍以上と言ってもいい強さでした。

「ようするに婚活みたいなものという事かい?」

「まぁタチの悪い婚活だね 魅了で従わせてるようなもんだからなぁ」

「しかしこれは明らかに敵対行為ではないでしょうか?」

「そうですな 純粋に愛し合っての移住などならわかりますが これはデバフを使った洗脳のようなものでしょう?」

「そうであろうね。これは許せることではない」

「今回の被害者は魅了解除したから安全だろうけど ミューノアに帰らせた方がよいでしょうね」

「そうじゃな もう3か月ほどいたかね?」

「僕達幹部や家族は4か月ほどが予定でしたが 2か月ほどで一般職員は帰らせる予定でしたけどかわいそうでしたから残してましたがこれは被害が出る前に帰らせますか」

「家臣なども久しぶりに休暇を満喫出来て楽しんでいる姿をみて我らも嬉しかったが 何があるかわからんしのぉ 2.3日中に帰宅させるとしよう」



マーリン:元々 サキュバス インキュバスの婚活というのは 優秀な相手を魅了にて確保し家族となるというものなので あちら側は悪気があってやっているという感情はありません。

「なるほどね」

「ラーカイズのサキュバスもそうですね・・・」

「ただ ラーカイズのサキュバスはそういう悪意のある引き抜きなどは法律で禁止しておる。自由恋愛なのじゃよ。今回は別世界のサキュバスやインキュバスの事なので全てのサキュバスがそういう感じだとは思わないで欲しいのぉ・・・」

「そういう種族特性でしたら強く言えませんね・・・」

「なに ラーカイズのやった事ではあるまい フランチェスカ殿お気になさらず」

「一度あっちの代表に話を付けた方がよいのではないでしょうか?」

「そうだね ミューノアへのちょっかいを禁止させた方がいいよ」

「しかしそれもそれで人権侵害だとか言われそうな問題ですな」

「まぁ その相手と会談ってのしないとだけど レベル低いと魅了される可能性あるからね 私が行くしかないか 一時的にとめてくれって言うだけでいい?」

「そうじゃな アサミくらいの強さがあれば魅了も完全に阻止できるであろう」

「神アサミよ ワシも行こう サキュバスクイーンのワシなら完全無効できるじゃろうしな」

「では 今回は事故という事で諦めましょう あちらの星の代表に話してもらって終わりですかね」

「と言っても 誘いに乗っちゃったのはその人の責任だからね ルシフェルとしては降格はしてもらうかも。旅行中と言えど気を抜きすぎだよ」

「厳しい事ですが これがミューノアでの出来事ですと情報漏洩もありえますからな 他の星に情報が言っている場合は侵略などの危険性もある事ですし」

「別に他の星が攻めてきても私のスキルで完全にミューノアには傷つけることはできないけどね」

「プリズムノアですね」

「あれかえ ワシの最強魔法でもミューノアの大地を破壊出来なかったのぉ」

「ミューノアの民以外はミューノアを破壊出来ないって結界だね」

「アサミよ 会談次第で現在滞在中の旅行者を帰還させる事も考えなければならん。よろしく頼む」

「は~い」

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