表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
668/909

新たなる天使現る

「最近見られてるんだよねー・・・」

「ええっ!?ストーカーですかっ?!」

「ん- 多分そんなんじゃないよ」

「そうだね!なんかいつも見てるよね!」

「そういえばっ!今も視線を感じますねっ!」

「姫様も気づいた?」

「なんかこっち見ていますねっ!お姉様何かしたんですかっ!?」

「ん- 羽根あるから天使なんだろうけど・・・」

「見た事ない天使さんだよね アサミちゃんをずーッと監視してるし!」

「ミカエル様を呼んだ方がいいのではっ?」


じーっと見ている天使さんはさすが天使というべきかまさに絶世の美女というべき姿で 天界のカフェで休憩しているアサミとルナ アリステラにバレないように角の席から覗き込んでいた。

そこで カランカランと入店してきたのはミカエルである。


【アサミ 何かありましたか?私を呼ぶなど】

「ミカエル様って天使のトップだよね?」

【ええ そうですが?】

「あの天使さん ここ最近ずーっと私の事見てるんだけど 何なんだろう?」

「アサミちゃんのストーカーかな?」

「ええっ!今もこちらの様子をうかがっていますねっ!」

【はて・・・ ん・・・ あれは ガブリエルではありませんか。何をしているのですか?こちらにおいでなさい】


びくっ とアサミ達が気づいたことに気まずい顔をするガブリエルという天使

仕方なくアサミ達の席に来るようだ。


【こ こんにちわ・・・】

「えーっと ガブリエル様っていうと有名な方だよね?確か天使界ではミカエル様と同じで天使のトップみたいな感じだった気がするけど合ってたかな?」

【は はい・・・ よく気づきましたね・・・!さすが新人神のトップというところでしょうか】

「バレバレだったよ!アサミちゃんここ最近ずっと見られてたもん!」

「ガブリエル様が何か御用だったのでしょうかっ!」

「私に何かあったのかな?なんか怒らせる事したとか?」

【実は・・・ こいつ!こいつの事です!!】

「ミカエル様の事?」

【あら 私ですか?どうしたというのですガブリエル】


ガブリエルはミカエルに指差し顔を向けると顔真っ赤でプンプンのようである。


【アサミ ルナ アリステラ あなた達ミューノアの功績や芸能活動はわたくしもいつも楽しみに見させていただいております!】

「まぁっ!アサミお姉様 うれしいですねっ!」

「えへへ ありがとうございます」

「アサミちゃん ファンみたいだよ!よかったね!」

【ですがっ!ミカエルがいつもアサミ達と楽しんでいるとマウント取ってくるのですよ!それはもう毎日のように!うざいのです!】

「あー・・・ そういうあれかー・・でも それ私関係ないんじゃ・・・」

【わたくしもアサミと交流をしたいと思っていました ですが!こいつ!ミカエルが仕事をしないでアサミの家に入り浸る!そして去年にはミカエルのDJとしてデビュー!!ずるくないですか!?】

【なんです 私誘いましたよね?4大天使でバンドを組みませんか?と あなたは拒否したではありませんか?】

【お前は!!わたくしに仕事を全て押し付けて!!!わたくしだって下界で遊びたいのに!お前のせいで時間がとれないのですよ!!お前が仕事をしっかりすればバンドだって組む時間を作れたでしょうに!お前だけ地上でデビューとか!】

「ミカエル様 それはちょっとひどくない!?」



ガブリエルはそれはもうお怒りだった・・・



【私は天使代表でミューノアとの調整係をしているのですよ?ガブリエル あなたも見ていたでしょう?あのミューノアの連絡係を決める為に何か月とグダグダと争う天使の姿を】

【ええ!見ましたとも ですからその争いを止める為に わたくしがミューノアでのスケジュール調整をしましょうと言ったらこのミカエルは何といったと思います?】

「な なんだろう・・・」

【こいつは あなたは仕事があるでしょう?私がミューノアの調整役をしましょう アサミは私の妹のような存在なので私が派遣されたら喜ぶでしょうし ですよ?】

「えっ?でも それってミカエル様がガブリエル様に仕事丸投げしてるからガブリエル様の仕事がたんまり出来るんだよね?」

【ガブリエルは私の補佐ではありませんか】

【ええ お前の補佐であってわたくしはお前の仕事を全部やる立場ではないのですよ!!自分の仕事は自分で終わらせてから遊びなさい!】

「ミカエル様がサボってるからガブリエル様のプライベートがないんだね!」

【ですが 私も色々と忙しいのですよ?週1はライブがありますし?】

【まさか 断わったからと言ってアサミ達のバンドに混ざろうとか誰が思うのですか!しかもすごい売れているし!】

【ふふ さすが私ですね 下界の者達も私の加入でますますミカエルの人気が上がったようです】

【だから!!お前 わたくしの仕事を手伝えって言ってるんですよ!!】

「ガブリエル様大変なんですねっ!!」



【そうなんです!!いくらミカエルが依り代と共に天界の身体も動いているとはいえ わたくしに回す仕事が減るわけでもない!わたくしだって下界に行って遊びたいのにそんな時間がないのですよ そして毎日のように依り代で体験した料理や観光 バンド活動でファンと触れあった 新作の映画を見に行った 下界の流行の服を買った ターニャがかわいいなど 自慢ばかり!】

【ふふ ターニャは私の事をお姉ちゃんと慕ってくれますね とてもかわいいです】

「うわー・・・ ガブリエル様がかわいそうだよ!アサミちゃん何とかならないかな?」

「ミカエル様 ガブリエル様に投げすぎじゃない?!ちゃんと休暇とってもらうとかさー そのうち出勤しなくなるよ?!」

【ガブリエル あなたもミューノアで依り代を使って遊べばよいではありませんか?私はやるななんて一言も言っていませんよ?】

【え・・・ いいのですか?】

【あなたは仕事がしたいのだと思っていました 遊びたいなどと一度も言った事がないので。息抜きも必要ですよ?】

【お前が 全部押し付けるからでしょうが!!】

「ガブリエル様 しばらく休暇でミューノアの観光でもどうですか・・・?ねっ?ミカエル様も遊んだらって言っているし」

【い いいんでしょうか・・・ わたくしもミコトのデザートやマサオのお寿司が食べたいと思っていたのですよ?】

【しょうがないですね もっと早く言ってくれればいいのに】

【お前が!!仕事回さなければわたくしも観光できるのですよ!!】



「そんなに天使様のお仕事は大変なのですかっ?」

【そうですね わたくし達四大天使は天使達の活動報告を受けどこに派遣するかなどを統括する立場なのです。そして天使は全宇宙で何十億といますので その報告を聞いたり指示などを書類にするだけでもう・・・】

「うわー・・・ 考えたくもない位に大変そう・・・」

【もう少し部下を増やしたほうがよいでしょうね。ガブリエルすみませんでしたね。】

【うぅ・・・ 最近お前はミューノアの事ばかり!わたくしだってファンなのですよ?ミューノアの子達と一緒に遊びたいのですよ】

【アサミ ガブリエルをタレントに出来ませんか?芸能活動にも興味があるようですし 天界の仕事の方もパパっと終わらせるようにすればガブリエルも自由な時間が出来そうです】

「天界の仕事が溜まらない程度なら私もいいと思うよ?」

「ええっ!ガブリエル様はお美しいですしっ!人気が出そうですっ!」



「でも新メンバーで入ってもらうってのもどこがいいんだろうね!いっぱいあるけどみんなガブリエル様の事知らないだろうし!」

【実は ラファエルもウリエルもバンド活動は肯定的なのです ミカエルが仕事を天界でもこなしてくれるなら時間も出来ますので】

【ほら やはりやりたいのではないですか 素直ではありませんね】

「ウリエル様やラファエル様も同格の天使だったね ミューノアタレント事務所すごくない?!神話みたいになってるよ!!」

「ええっ!とんでもないお話ですねっ!」

【ふふ 新バンドですか 私はギターも出来ますよ?】

【していいのですか?わたくしはベースの練習をしていましたよ】

「まぁ 4人でやれるなら4人でもいいかもね ミカエル様が兼任でやるのはうちのバンドとしても問題ないよ どーせ何やらせても完璧にこなすんだろうし」

「ですがっ いきなりのデビューは練習時間などは大丈夫でしょうかっ!」

【それは問題ありませんね 天界で練習すればいいのですから すぐにでもデビュー出来るまで上達するでしょう】

【そうですね ラファエルはキーボード ウリエルはドラムでしょうか ヴォーカルはどうしましょう?わたくしがしてもいいですね】

【何を言っているのです 天使長としてそれは譲れませんね ヴォーカルは私でいきます】

【またお前は!!自分だけ目立とうとして!!いつもずるいのですよ!!】

「あわわ またケンカ始めちゃったよ!?」

「まぁ 私達ミカエル様の歌は知ってるけどガブリエル様の歌は聞いた事ないからなぁ」

「そうですねっ!ラファエル様やウリエル様の歌の方がいい場合もありますしっ!」

「アサミちゃん 天界にもカラオケがあったよ!!そこでヴォーカルを決めたら!?」

【いいでしょう 私とガブリエルどちらが新バンドのヴォーカルにふさわしいかはっきりと決めようではありませんか】

【望むところです!ウリエルとラファエルにも来てもらいましょう!】

「そのお二人もヴォーカルしたいって言ったらどうするの?」

「そうだね!全員ヴォーカル狙いかもだし!」

「ウリエル様とラファエル様のお歌も聞いてみたいですねっ!」

【むぅ・・・そうですね・・・ ガブリエル ではこうしませんか?】

【なんでしょう?自分に有利な提案は却下しますよ?】

【Wヴォーカルでいいのではないでしょうか】

【なるほど・・・ それはいいでしょう わたくしも目立ちたいのですから!!】

【もうすでにヴォーカルは決まってしまった という事にしましょう】

【さすがミカエルですね そういう事になりました】

「ええっ!?ひどいですねっ!?」

「まぁ・・・どっちも人気出るのは確実だからね それがいい落としどころだろうね 他のメンバーは怒りそうだけど」

【では 2人も誘ってカラオケに行きましょうか】

【久しぶりに遊んでいると言う感じでわたくしも楽しいです!】

【アサミ達も行きますよ!】

「は~い」


その後ウリエルとラファエルも合流しカラオケを始めたのだが どちらも男性のためヴォーカルは女性がいいと言う社長アカネの言葉によりミカエルとガブリエルのWヴォーカルが決まったのだった。

ウリエルとラファエルは採点で競い合うミカエルとガブリエルを見て面倒な事に巻き込まれたなーと心の中では思うが 自分達も下界でデビューしたミカエルを羨ましがっていたのでバンド結成は乗り気なのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ