4神獣
「まず 我々4神獣 朱雀 青龍 玄武 白虎は地球だけの神獣じゃないって言うのは知っているだろうか?」
「えーっと さっき聞いたね 自分の子を気に入った神に預けて その神の星の神獣として派遣しているって話だったかな?」
「そうねー 私達4つの神獣で一組と考えてもらえればいいわね」
「そういえば 今回白虎さんと玄武さんいないね?」
「まず 今日来ていない理由から話そうか。白虎は人化すると5メートルくらいの大男だ。我としても連れて来たかったけれどこのミュー神の家に入れなそうなので拒否した。しかし白虎はアサミのファンだからね。いつか会いたいと駄々をこねるだろう。玄武は動くのもめんどくさがるお爺ちゃんなんだ。会合に来たとしてもすぐに寝る あとでそう決まったと言えばそれに従うから初めから呼んでいない」
「あー・・・そういうあれか」
「亀は万年と言いますし・・・」
「の のろそうだよね!」
「白虎は外見が怖いだろうけど 優しい奴なんだ。花を育てるのが趣味でもある」
「あー 属性とかありそうだよね 朱雀が火 玄武が水 青龍が風 白虎が土とかさ」
「その通りだね 我は火山などを好む」
「私は山の上とか風が気持ちがいい場所ねー」
「イメージ通りだね!」
「まぁ白虎についてはあとで会ってやって欲しい キミ達ミューノアの活躍をいつも楽しそうに見ているからね」
「ふふ ありがたい話だね。」
「そこで 今日来たのは ミューノアとシヴァに私達の子を託そうと思って来たのよー」
「ミュー様はわかるけど 私も?」
「キミはまだシヴァを管理していないからね しっかりとした文明を築いてからの話だ。」
「それ 本人がいるとこで話したら?今席外してるけど」
「そういえばいないね?」
「先ほど 台所でゴソゴソしていましたよ」
「お菓子でも作ってるのかも~!」
そんな話をしていると お茶とクッキー マフィンを乗せたカートを引いてミューが入室してきた。お茶菓子を用意しているというのは正解のようだ。
【お待たせしました。朱雀様 青龍様 お茶菓子を作ってきましたのでお召し上がりください】
「キミが作ったのかい?おかしな神だな」
「朱雀 それはダジャレですか?」
「ちがっ ただそういうのは天使にやらせればいいのにと思っただけだよ」
【ふふ 趣味なんです それでハクさんに神獣の事を教えていただけましたか?】
「ああ 先ほど終わった所だよ どっちにしろアサミが主神にならないとハクは神獣進化できないからね いつでもいいだろう」
「ええ アネモネアに私の代わりの聖獣を鍛えて聖獣契約させればいいようです」
「ミューダンジョンにも聖獣の卵あるけどそれでもいいのかな?」
【それはミューノア用ですので アネモネア用の聖獣はアネモネアで育てた方がいいでしょうね ハクさんはいうなれば ミューノアのアサミさんの元に遊びに来ているだけなのです まだアネモネアとの契約が切れていませんので】
「わかりました アネモネアの聖獣契約の資格を持っている者に代わってもらいましょう」
「さて では話しをしよう ミュー神 今回我々4神獣はミューノアとアサミに我が子を託そうと思う まぁアサミは主神になってからだね」
【それは ありがたいお話なのですが・・・私以外にもあなた方を望む上級神様もいらっしゃいますので・・・理由がわかりません】
「あなたホントに気付いてないのー?これだけおかしいレベルの神を眷属神に迎えておいてー」
「そうだね アサミ達地球からの召喚者 ミューノア世界の勇者 他の星からの移住者 タマやハクのような子達もうほぼキミの傘下だ。キミがあの神嫌いだから殺してこいと言えばアサミならすぐにでも滅ぼせるだろうね。」
「えっ!めんどくさい!神のケンカに巻き込まないでよ!」
【し しません!そんな怖い事!】
「まぁキミならしないだろうけど キミの権力は今上級世界の上位にいると言ってもいいくらいに強大な物なんだよ。中級神に昇格してすぐに上級神になるのは周りから嫉妬がすごく来るだろうという事でしばらくは昇進無しという判断だろうけどキミが望めばすぐにでも上級神になれるだろう」
「そんな物は関係ないわねー あなたはもうすでに上級世界の神々からも注目されているのよ」
「そうだね 現にアサミ達ミューノアの民はキミの尻ぬぐいをしているじゃないか」
【え?!】
「アサミちゃん あれじゃない?一時期いっぱい来たアホな勇者とか魔王!」
「あー あれかー」
「いっぱいきてたよー あれミュー様が嫌いっていう星の人ばっかだったよね~」
「すでに巻き込んでいましたね」
【そ それは・・・私だって何でこんなに攻めてくるのか・・・わかんないんですもの・・・】
「嫉妬だよ つい何年前には優秀であっても下級神だったのがいつのまにか自分より上位になっていたなんてイラつくだろう?」
【私 何もしてないのに・・・!】
「そうね アサミちゃん達が勝手に手柄を立てて強くなり過ぎただけねー」
【運がよかっただけなんですよー・・・】
「ふふ 少しイジワルだったかな まぁキミが優秀で優しい神だと言うのはわかっている。そしてそれは我らにとってもミューノアという星は非常に都合がいいんだよ」
「そうねー とても過ごしやすそうな環境よー」
【環境ですか?確かにアサミさん達が私の星に来てから文明は発達しましたが】
「そうだね まず アサミ達はもう一人一人が自分の星を持ってもいいくらいに強い。何千億という現人神など世界に一人いたら上級世界でもすごいと言うレベルなのわかっているね?」
「そうね それが今だと何十人という数 一つの星に住んでいるなんて異常と言ってもいいわね」
「なるほど 守ってもらえるという事でしょうか」
「そうだね そして強くなれそうだという事だよ」
「修行を付ければいいのかな?」
「他の星に派遣した子達がいいとこ1億行けばいい方なんだよ。派遣した子達は我々 祖のレベルに直結するからね」
「ミカエル様と同じシステムかな?あの人は全部の天使と共有してるって言ってたよ」
「そうね ミカエル殿と同じシステムと思ってくれればいいわねー 全部の子のレベルが私達という事ねー」
「育ててほしいのかな?」
「ミュー神に預けるという事はアサミ達に育ててもらうのも一緒だろう?」
【まぁそうですね この子達に預けるとおかしい位に強くはなるでしょう】
「ちょ また押し付け!?最近ひどくない?!」
「何食べるかとかわかんないね!」
「4種の神獣の子というのは預けた時点ではただの人化した子供のような子達と思ってもらえればいいわねー」
「そうだね12歳くらいまでは普通の子として生活させていい。成長するにつれ 各神獣の特殊能力や本来の獣の姿になれるよ。」
「わわっ まるっきりただの子育てだよ!!」
「ミュー様の仕事でいいんじゃない~?タマ達に預けるのは12歳からって事で~」
「まぁそうだね ミューノアの神獣になるんだからミュー様が子育てすればいいと思う」
【えっ えっ!?そうなんです!?私も忙しいんですけど・・・!】
「4人って相当難しいでしょう 私達も手伝えることがあるならやろうではありませんか」
「ふふ まず キミ達の4神獣のイメージというのはどんなものだい?」
「えーっと 朱雀が不死鳥 まぁフェニックスみたいなもんだと私は思ってるけど」
「玄武が亀 白虎は虎 青龍は龍だよね!」
「東西南北を守る結界を張るイメージあるよね ほんとかはわかんないけど」
「まぁそうだね ミュー神 ミューノア世界の地図を頼むよ」
【こちらでよろしいでしょうか?】
「まず北 辺境諸島 これは玄武の領域だね」
「あー 周辺が海だしいいかもね!」
「辺境諸島というとアクアマリンなどの3国の所ですね」
「南はコアーラ大陸 ルシフェルがある大陸だ 我の領域になる」
「東は私の領域ねー 東はベイコク大陸 そして残りの西は白虎 エレメンタル大陸ね」
「まだ赤子と言っていい我らの子供達だが成長をしたら 各大陸の守護神獣として結界を張ることになる。魔物などの活動も制御する事ができるだろう」
「なるほどね!スタンピードとかあっても処理してくれそう!」
「そうね 私達は4種で1組 東西南北の領域を守るという神獣なのよ」
「ただ まぁ本格的に活動を出来るには成長するまでは神の庇護下で大切に守らないといけないという事だよ。」
「なるほどね という事は 各大陸の現人神に任せた方がいいのかな?」
「我の子はコアーラに派遣する事になるだろう。まぁ住所はルシフェルになるね」
「私の子はベイコクなのだけど 成長するまではルシフェルで修行した方がよさそうね」
「白虎も玄武もまぁ 成長するまではルシフェルでいいのではないかな」
【そうですね ルシフェルにて育ててもらうなら私も安全です】
「おっと 子育てが確定している!?」
「アサミちゃん!いい事考えた!」
「おっ?ルナどうしたのかな?」
「なんかコアーラとかベイコクとかかっこ悪い名前だったから この機会に朱雀大陸とか青龍大陸とか名前変えたら!?」
「あー たしかに・・・ かっこいいかも」
「ほう ルナさすがだね いいじゃないか朱雀大陸」
「青龍大陸いいわねー!」
【採用しましょう】
「まぁ これから守ってくれる子達だし 新しい観光名所にもなりそうだしいいんじゃない?朱雀なら赤い鳥とかのキャラグッズとか増えそうだね」
「それではミュー神 アサミ達に任せるかはキミの判断に任せるけれど 我らの子を神獣として派遣したいと思う」
「大切に育ててほしいわねー」
【それはありがたい事のですが 守護する国が所有権を求めるなどの争いがあった場合はどうなるのでしょう?】
「それなんだよねー うちの国の神獣だ!とか言い始めたら厄介だよ」
「その大陸共通の神獣というのはだめなのかい?神獣なんて一国に所有出来ると言う存在ではないのだけれど」
「過去に送った世界でもそういう揉め事はあったわねー 下らない 怒りを買ったら厄災にもなるわよー?」
「めんどうな世界大戦などは勘弁してほしいですね」
「まぁ 子供のうちに洗脳とかされるよりはルシフェルで育てて成長したら各大陸に行ってもらった方がいいか」
【そうですね お預かりするからにはしっかりと教育していい子に育てましょう】
「タマの妹~?」
「妹かは知らないけどね」
「まず キミ達はまだ休暇中だったね 一度全世界会議でそうだな 育ち切る15年後に各大陸に守護神獣として住み着くことは告知しておいてほしい 休暇が終わりそうになったらミュー神 我らの子をミューノアの神獣として契約してもらうよ」
【わかりました お預かりします】
「アサミちゃんがシヴァ星をいつ着手するかはわからないけれど ミュー神の契約を見ておけばいいわ タマやハクとも神獣契約するでしょうしねー」
「そうだね まぁあと天界時間3か月くらいあるか その時にミューノアに連れかえるって事だね」
【ええ そうなります まずはルシフェルの環境で大事に育ててください 神獣の仕組みや力の使い方は私の担当になるでしょうから 性格面でイタズラっ子にならないようにしてくださいね】
「私達次第で悪い子になるかもしれないとかすごいプレッシャーだよ!!」
「その子を通して我らともコンタクトが取れる 何か困った事があれば連絡してきてほしい」
「まぁ やるからにはいい子に育ってほしいね」
「そうだね!子供が好きな人を厳選しないとね!」
「育てる大人が愚かだとクソガキになりますからね」
「ふふ~ タマがお姉ちゃんだからね~ しっかり守るぅ~!」
【ふふ アサミさん頼みましたよ?】
「我が子を頼んだよ?」
「いい神獣になりますように」
4神獣はそう簡単に派遣される者ではない 認められた神にしか派遣されないという偉業なのだ。それに選ばれたミューはもうすでに天界の上位者となるのだが アサミ達眷属神の強さなどですでにやっかみを受けているので また胃が痛いと苦労する事になりそうだ。




