学園の議題2
「まず 冬期休暇中に日本への短期旅行を50名ずつ3泊4日でやってもらうわ。そこではアタシ達教師は転移で出迎えするだけね。料理の準備なんかも自分達で用意してもらう。まぁ調理実習みたいなものよ。そして地球で興味のある場所へ行って調べた事をレポートにしてもらう。地球に慣れるという事。自分達だけで身の回りの事が出来るようになること。が今回の課題ね。そして現地ではアベ家の皆さんにガイドについてもらう事になるわね」
「ええ お任せください。相手は令嬢ですから女性のサポート役を用意しております。護衛というのもバカらしいほどに生徒さんはレベルが高いので話しやすい女性をガイドなりで付ける予定です。」
「出来れば電車とかバスの乗り方なんかも指導してほしいわね。アタシもそこまで利用した事はないのよ。バスの匂いってなんか嫌いなのよね」
「あー わかる バスはなんか嫌!電車はいいんだけどね」
「言語理解で文字は読めるからな 東京の電車はパニックにはなるだろうけどいい勉強だと思うぜ?」
「俺とミクは田舎だから今でも東京の駅はつらいわ」
「そうね 面倒だから透明化して飛んで移動してるわ その方が早いもの」
「まぁ 大体は走った方が新幹線より早いんだよね・・・ 私の場合は召喚獣が現地にいればキャスリングできるし」
「アサミはずりーよな!移動なんて一瞬だからよぉ」
「暇な時に転移ポイントを作っておけばいいんだよ!日本各地にね!」
「アタシは気に入った温泉宿に転移ポイントを作っているな」
「僕は北海道のグルメ街に作ってます。いつでも新鮮な海鮮も食べれますし ラーメン ジンギスカン ハズレがないくらいです!」
「おう ケンジ この会議終わったら行こうぜ!」
「北海道で食べ歩きでござる~」
「しょうがないですね アムロも行きたいでしょうし行きましょう」
「私も是非行きたいね。カティに食べさせてあげたい」
「ジュリアス陛下も行きますか?いいっすよ」
「ずるいですね アサミ様 女子もどこかにグルメツアーに行きましょう!」
「そうだねー!冬といえば鍋だね カニ鍋とかいいんじゃない?」
「わっ 最高ですね!」
「じゃぁ予約いれとくよ!」
「そして 受験が1月後半 発表が2月頭ね。現在の受験資格をもっているのが300名 推薦や受験が必要ない生徒もいるわね 合格枠が234名ね 別枠で芸能科が10名 すでに確定しているのは6名」
「やはりSクラスに確定になる生徒は今年もいるのであるよ」
「どのような生徒なのかな?」
「まずはカンガルーのエアリス副女王陛下 ブリタニアのユフィ殿下 ルシフェルの侯爵令嬢ユウカ 安倍家のレイナ ケイカ ガンダーラの伯爵令嬢ピニャ そしてソフィーの妹シリカ 彼女はまだ候補ね エマ今のレベルはどの程度なの?」
「シリカ様は27000ほどですね 入学時点ではSクラスの候補に入れても申し分ないほどです」
「問題なさそうね。あと候補としてはソーマのユーレシア殿下かしら」
「ええ ユーレシアも今張り切っています!」
「ふふ そうだね 私の妹もレベルは高いので候補に入れるなら本人のモチベが上がるだろうね」
「ユイシスちゃんもユリウス君も優秀だからね ソーマは後継者が頼もしいね」
「アサミ様 王位交代なんて私達には関係ないのです!」
「そうだね 陛下にあと何万年とさせればいいのです!」
「相変わらず王位には興味ない子達が多いなぁ・・・」
「なるほど まぁシリカには受験は受けてもらおうかしら。筆記がダメな場合はAクラスという場合もあるわ」
「リィエルは当日寝不足で筆記試験がボロボロだったみてぇだな」
「解答欄を埋める事は出来なかったみたいです・・・!」
「ええ 彼女の場合は魔法や戦闘技術が抜群だったのだけれど筆記で寝てたみたいなのよね。まぁ緊張していたんでしょう。従来の学力も優秀だったから期末試験でSクラスになるのは当たり前の結果でしょうね。」
「まったく!気合が足りてねぇ!」
「あはは まぁSクラス入りしたなら家族も自慢だろうね!」
「そして 今急ピッチで準備しているのは 芸能科ね・・・」
「あー・・・なんかごめんね?」
「まったくアサミ様は仕事を増やしてくれたのであるよ」
「芸能科はもう世界中に告知しているね。選ばれたら芸能活動のレッスンを優先で出来るとあって各国では誰が入学出来るかで早くも話題になっていたよ」
「まぁ 初めは地球関係の仕事をさせるつもりはないわね。今地球でも講師を見つけるのが大変なのよ ある程度のレッスン時間を取って完成させてから地球デビュー まずはルシフェルや各国へのイベントに参加 あとは食レポとかではテレビ出演もあるかもしれないわね」
「アカネ スカウトできたのかしら」
「演技 ダンスの講師は確保できたのだけど 歌や楽器はまぁ 音の神殿で拝んでちょうだい。その方が早い気がするわ」
「えへへ!音の精霊は本気で音楽活動をしたいって思わないと精霊が手伝ってくれないからね!そこで振り落としがあるんだよ!」
「ルナがついていけって言えばすぐ付与されるんじゃないの?」
「アサミちゃんそれじゃダメなんだよ!やる気がない子には精霊は懐かないんだもん!」
「本人のやる気と努力次第ってわけだな」
「私達はアサミ様に付けてもらって今のバンドをしている分少し申し訳ないですね」
「いや 今の世界中の王族が絡んだバンドやグループは最初期のグループだからしょうがなくない?!」
「悪いとは思っているのよ・・・?でもレッスンはちゃんとしているのよ!」
「ええっ!ザ・ワールドで一日2時間のレッスンはしていますねっ!」
「芸能科はサポートはするけれど確実にデビュー出来るというものでもないわ 何か月かデビューの準備はあるでしょうしね 半年くらいは準備期間を設けないと売れないで終わると言うのも現実ではありえるのだから」
「まぁ 今の初期からいるバンドは王族や上級貴族が参加してるってインパクトが大きかったから民たちの人気もすさまじいものだったからね」
「ちゃんとうちの事務所でも売り出す準備はあるのだけどまずはミューノアチャンネルからね。」
「再生数次第ってわけか。」
「再生数10万を超えたら Threeでライブ活動開始してもいいと思うわね」
「結構大変そうだな・・・」
「まぁ 何故かわからないけれどミューノアの人って美形が多いのよ 人気は出ると思うわ」
「確かにそこまでブサイクって人はミューノアでは見かけないね?」
「やはりミュー様が美の神だからなのでしょうか?」
「えっ!あの人 美の神とか言われてるの?!初めて知った!自分で美の女神とか名乗るとか!」
『アサミさん!不敬です!』
「わっ・・・ 今のミュー様でしょうか・・・」
「アサミちゃん怒られちゃったね!」
「まぁ 美形の比率はミュー様も関係してそうだね・・・」
「ミューノアの民は愚かな行いをすればするほど醜くなるという特性があるようです。まぁそれも嘘か真実かはわからないのですけれどそういう言い伝えはありますね」
「こわっ!犯罪者なんかはもろに影響でそうじゃん!」
「まぁどこまでが本当かはわかりません」
「あとは今年のイベントの繰り返しという事ね。修学旅行が少し悩んでいるわ。」
「修学旅行か・・・」
「たまには地球じゃなくてミューノアの旅行でもいいんじゃないです?」
「そうだな 他の国にもいいところはいっぱいあるぜ?」
「ルシフェルイコール地球ってのも確かにあるけど 他の国の勉強なんかもしてほしいよ」
「ソーマにもぜひ来てほしいですね!」
「歴史に残っている施設などの見学もあるでしょうし 本来学生はこのミューノアの歴史を継承していくために勉学に励んでもらっていますからね」
「そうだね そこで旅先の学園との婚活の交流を求められるのは困るけどね!」
「日程としては20日ほどかしら 各国を巡るとしても大人数だから回る国は分散する事になりそうよ」
「250名が一斉に押し掛けるというのも迷惑な話なのである。5個の組にわけて国をずらして順番に回っていくということであるな」
「少し駆け足になってしまうけど全部の国を回りたいわね。ゲートがあるから移動は楽でしょうし」
「わぁ おもてなしの準備が大変そうですね!」
「観光名所などをガイドブックにしていただけると助かるわね」
「そうですね 一度全部の国で集まって一つの本にしてみませんか?」
「ミューノア全体のガイドブックという事だね?」
「そうです それを見て旅行で国に来てもらう事もありそうです」
「そうですねっ!シャングリラにも人が来るでしょうっ!まぁ私はルシフェルの姫ですけどっ!」
「姫様はシャングリラの姫だよ!何経歴詐称してるの!」
「まぁっ!お姉様ったら!もう私はほぼルシフェルでしょうにっ!」
「アリステラはまったく・・・ あなたのお父様は最近会いに来てくれないと嘆いていましたよ!」
「リモート会議でお話してるのでだいじょうぶですよっ!」
「シャングリラ王も嫁に行かせるつもりはないようだけど アリステラはもうペンドラゴン家のようだなとかチクチク嫌味が来るんだよ」
「シャングリラ王はアリステラ姫を溺愛してるからな まぁアサミのとこにいるなら安心してるんじゃねぇか?」
「アサミ様~ 久しぶりに私もお泊りしたいですぅー」
「いいね!ユイシスちゃんも最近バンドで泊まりにこれなかっただろうしパジャマパーティーでもしよう!」
「うれしいです!!」
「ルシフェル女学園の議題はこのくらいかしら。皆様のご協力でなんとか運営できているわ。」
「大丈夫みたいですね。 では次は 芸能や文化系の議題に入ります。」




