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ミューズデイ パーティー

ルシフェスが終わり ソウジとカグラの結婚式も無事に終わり夫婦となった。

今はペンドラゴン領の大宴会場にて飲めや騒げやの大騒ぎである。

【皆さん 今日は私の誕生日を祝ってくださりありがとうございます。毎年この日は私にとってはとてもうれしい記念日です。そして 新たなる夫婦 ソウジさんとカグラさんの結婚記念日としてもこの日は大切な物になるでしょう。私の誕生日 ソウジさんカグラさんの記念日 パーティーも豪華になって参加者も二度おいしい うふふ 楽しいですね。ソウジさん カグラさん これからも仲良く楽しい人生を送ってくださいね このミューノアの主神ミューが 祝福しましょう。ブレッシング】

「ありがとうございます!」

「ミュー様に祝っていただけるなんて感激です。ボク ソウジロウはカグラを一生大切にしていくと誓います。カグラ 愛しているよ」

「ソウちゃん!わたしも愛してる!」

二人のアツイ口づけで会場も早く結婚してー お幸せにー などはやし立てる。

料理も酒も最高級な物ばかりで来場者も食べ比べ飲み比べ カラオケ大会など楽しい時間を過ごす。

アサミの記憶再生術を使って ソウジのネストット時代の活躍などを肴に賑わっていたのだが。


マーリン:アサミ様 良からぬお客様のようです。

「ふぅ・・・こんなめでたい日に何かあったの?」

マーリン:ネストット星の魔王竜ヴァルフリードですね。不死の存在で ソウジ様の勇者PTにより一度仮死レベルまでに傷つきましたが2年ほどの時間をかけて再生したようです。

「お・・・おう・・・ めんどくさ ソウジ君 カグラちゃん ちょっときてーーー」



「マスター 何かあったのですか?」

「どうしたのかな?」

「アサミさん?なんだろう!なにかあったのかな?」

「残念でもないんだけど 竜が来るらしい」

「ハクさんじゃなくて?」

「ネストット星の魔王竜だって あなた達が倒したのが復活したらしいよ」

「魔王竜だって!?ボク達のパーティーでトドメを刺したはずだ!」

「ほう 他の星のドラゴンですか 興味深い」

「えー わたし消滅を確認したよー?!」

「ああ 確かにボクも見た」

マーリン:残念ながら 魔王竜は封印をしないといけないようですね。不死であり 勇者ソウジ様により身体が30センチほどの残骸になっても残ったパーツで仮死状態になりながらもゆっくりと再生し 1か月ほど前に復活したようです。



「えー ソウちゃん!やばいね!どうしよう!」

「なんてことだ・・・ ボクがちゃんと完全消滅しなかったばかりに」

「竜は世界の守護者や魔王など下級世界では役割のある生命体ですからね いつかは復活したでしょう。ソースは私です」

「マジか ああ 確かにハクはドラゴンファンタジーで一回死んでるけど 4で復活してたね」

「そうですね。アネモネアでは2の世界にすらアップデートしていませんでしたが 私が復活できたのでその魔王竜も復活は可能でしょう」

「んで マーリン なんでその魔王竜はここに?」

マーリン:魔王竜との戦闘でソウジ様の腕を食い 細胞を獲得 ソウジ様を探し出せるようになりました。復讐ですね。

「なるほど ソウジ君のストーカーってことか」

「ソウちゃんの事を追っかけて来たんだね!」

「ふふ ソウジ人気者ですね」

「嫌な覚えられ方だよ・・・ 腕を食われたのもカグラに治してもらったから元通りだけど そんな目印みたいな事をされていたなんて」



「それで その魔王竜は強いの?さっきの動画の竜だよね?」

「んー・・・ 今だったら間違いなく負ける事はないよ」

マーリン:今 魔王竜ヴェルフリードはソウジ様の身体の一部を取り込んでいます。そして復活した際にスキル同一存在を獲得しました。ヴェルフリードはソウジ様と一体化したようなものでしょう ヴェルフリードを倒せばソウジ様も死ぬ。という事になっていますね。

「え えええええええ?!魔王竜を殺したらソウちゃんも死んじゃう・・・?!そんな・・・やっと結婚できたのにそんなのひどい・・・」

「マジかー・・・」

「魔王竜を倒せばボクが死ぬか・・・ 厄介だね・・・」

「その魔王竜は倒すと言うのが難しいようならやはり封印しかありませんね。マーリン 封印ならソウジの身体には影響ありませんね?」

マーリン:そうですね。力を奪う魔法をし続ければよいでしょう。

「どういうことなんだろう?」

「ソウジ君が監視してペットみたいにすればいいんじゃない?」

「ええっ?!ボクが知ってる魔王竜は200mくらいあったんだけど・・・」

「マーリンちゃん 何か方法ないのかなー?ソウちゃんが死んじゃうのはいやだよ・・・」


マーリン:まずはアサミ様がスキルリセット レベル0をかけ完全に無力化したのちに、ソウジ様に新たなスキルを付与します。

「どんなスキルなのかな?」

マーリン:モンスター精霊化ですね。カグラ様が一度浄化し悪しき心を魔王竜から完全に消去します。そしてソウジ様が魔王竜を精霊化し精霊契約をすれば善性となり契約できるでしょう。サイズも外見もかわいらしいものになるでしょうね。

「それ 大丈夫?その精霊が狙われたらソウジ君死ぬけど?」

「確かに・・・戦闘で出すのは難しそうだね?」

マーリン:アサミ様とルナ様のエーテリオンを思い出してください。

「あー なるほど マスターはルナと生命共有をしていますね。ソウジが死なない限りその精霊化した魔王竜とやらは死なないでしょうね。ましてや精霊となったとしても竜ですから滅ぼす事は出来ません。ソウジは完全なる不死と言ってもいいでしょうね。」

「ソウジ君はもう3000億超えてるからね。滅多な事では死なないよ。多分・・・」

「アサミさん 多分とか怖い事いわないで!」



「ところでその魔王竜というのは今現在のレベルはどの程度なのですか?」

マーリン:30万ほどですね

「ざっこ!!!!!!!」

「そんなザコの為にパーティーを中止するのもバカらしいですね。」

「確かに・・・ルシフェルダンジョンの最高モンスターよりちょっと強い位だね・・・。昔は倒すのに相当苦労したんだけどな・・・」

「まずは私がその魔王竜と一騎打ちをしてみましょう。これでも白竜ですからね。」

「弱い者イジメはやめておきなよ。泣きそうじゃん・・・」

「はわわ ハクさんに絡まれるとか魔王竜がかわいそうだね!」

「とりあえず マーリン ボクがその魔王竜と契約すればいいのかな?」

マーリン:浄化され 精霊化し善性となれば赤ん坊のようなものです。インプリングをご存じですか?

「インプリング!知ってる!卵から産まれた動物が初めて見たものを親みたいに思うってやつだ!」

「きいたことある!」

マーリン:精霊になったばかりだと弱いですが ソウジ様を親と思い懐くでしょう。

「中身が魔王だと思うと少し複雑だよ・・」

「前世魔王というだけでしょう。ソウジがいい子に育てるだけですよ?」

「ソウちゃんが死ぬくらいならそんな事いってられないよ!元はと言えばわたし達の後処理が悪かったんだし」

「まぁ とりあえず 少しだけパーティーの主役を抜け出してその魔王竜とやらの対処をしようか」

「ふふ 私の強さを見てびびらなければいいですけどね」

「まぁ そこは好きにして・・・!」

「ダンジョンに呼び出すんだね?」

「まぁさくっと終わらせようか」


パーティー会場はアサミの大宴会場だ。魔王竜も出し物程度と思われるだろう。今回はルシフェルの幹部や付き合いのある神 各国の王族貴族 ルシフェル女学園の生徒達も参加している。

ハクがドラゴン化したのを初めてみた来客は おお ドラゴンすげー!とワイワイしている。

【まったく 私の誕生日に襲来するなど 不敬な魔王ですね】

【ソウジ カグラよ 先ほどアサミより聞いた 我が星の魔王竜がルシフェルに来ているようだね】

「ネスト神様 ボクのせいでルシフェルまで魔王竜を呼び寄せてしまったみたいです」

「いいよ どーしよーもないザコみたいだし・・・!」

「すぐに終わるみたいだね!」

「ただ 魔王竜とか言うのとハクが戦ってみたいっていうから少しの余興みたいなもんだよ」

【すまない 私としても魔王竜の復活は知っていたのだが宇宙に飛び出してしまってね 色々な星にいったのだがここまで来れるとは思ってもいなかったのだ】

「いいよ とりあえずネスト神 その魔王竜とか言うのはソウジ君と生命リンクしてるみたいだからね どっちにしろ殺せないから無力化するしかない」

【そうだな 作戦は先ほど聞いた内容で問題ないだろう】

【皆さん 早めに処理をしてくださいね。パーティーはまだまだ続きますよ!】

「じゃぁ呼ぼうか 強制召喚 魔王竜ヴェルフリード」


アサミに呼び寄せられた魔王竜は 200mほどの漆黒というべき竜であった。

ハクの500mほどの距離で呼び出されキョロキョロと辺りを見渡している。


『ふむ あなたがヴェルフリードとやらですか』

『な・・・ ここは・・・』

『ふふ 初めまして ルシフェルの守護竜 ハク・ペンドラゴンと申します』

『ルシフェル・・・知らんな・・・ だが!!!!!この匂い 憎き人間の匂いがする!!!』

『ソウジの相手の前に私と遊んでもらえますか?』

『いや・・・まて・・・ まずは言わせてほしい』

『なんでしょう?』

『我の妃になってほしい!そなたのような美しいドラゴンは初めて見た・・・!』

『ハァ?なんであなたのような弱小なゴミみたいな生きる価値もないドラゴンと番にならないといけないのです 汚らわしい』

「わわっ ハクさんひどいね!」

「まぁハクとの実力差もわからないようじゃどーしよーもないね」

『そ そんな・・・ これほどまでに心ときめいたメスを見た事がないと言うのに・・・』

『まぁ 私が美しいのは言うまでもないですが あなたはオスとして弱すぎる。ここにいる誰よりも弱いのも理解できないでしょうね』

『な なんだと・・・!我は魔王竜 ネスト星最強の生物であるぞ?!』

『人間の勇者に負けた時点であなたは最強ではないでしょうに』

「確かに・・・過去最強なんだとおもう?」

「いや ちょっとまって 他にも6000万くらいの奴がネストにいたかも」

「自称最強だね!」

『さぁ かかってきなさい!指一本で遊んであげましょう。はあああああああああああ!』

『ぬぬ・・・な なんだこの強さは・・・ありえん・・・・ 我が怯えている・・・だと・・・』


ハクがちょっと触れただけでヴェルフリードの巨体が1キロほど吹っ飛んだ

それだけで魔王竜は動くこともできないほど負傷してしまったようだ。

『よわ・・・ありえないでしょう・・・!』

『な・・・なんなんだ・・・そなたは・・・』

『ふふ もう興味すらなくなりました。ソウジ カグラ 後は任せましょう』

「えーっと プリズムサンクチュアリ!!!」

『ぬぅ ぬあああ それは や やめ やめろおおおおおおおおおおおお!』

「とりあえず スキルリセット レベル0」

「ソウちゃん あの竜の悪い心はもう消えたみたいだよ!」

「ありがとう ハクさん アサミさん カグラ  エレメンタルフォーゼ!!!!!!!」


200mほどあったヴェルフリードは20cmほどの銀の竜になり 姿もデフォルメされぬいぐるみのようにかわいらしくなってしまった。

ソウジは抱きかかえ撫でる。気持ちよさそうに泣きソウジに甘えているようだ。

「わわっ ソウちゃん それがあの魔王竜なの!?」

「随分変わったね」

「ほう 中々かわいらしいではありませんか まぁ私の方が美竜ですが。」

「ふふ そうだね 竜ならハクの方がいいね!」

「キミがあの魔王竜というのは信じられないくらいだね」

「きゅるる・・・!」

「ボク ソウジロウ・ヒナガタはキミとの契約をしたい。受けてくれるかな?」

「きゅる~きゅ!」

「よかった。キミの名前は そうだね。エーコ エーコだよ!」

「きゅっきゅーーー!」


名前をもらって精霊契約を完了させたエーコは 自分の居場所はソウジの頭の上だというように縄張りを主張するようだ。

「ふぅ これで終わりかな ソウジ君 その子の教育よろしくね」

「なんだか子供のようになっているけど ハクさんどんな感じなのかな?」

「かわいいーーー!」

「その子は生まれ変わってまぁ1日目なので色々教える事はありますね。魔王竜とか言うのの存在は全て消えているので別物として育てる事になります」

「エーコ ボクのそばからあんまり離れてはいけないよ?」

「きゅるっきゅー!」


新しい仲間を迎え入れ会場に戻りエーコを奪い合う楽しいパーティーになった。

今年のミューズデイはルシフェス ミューの誕生日 ソウジロウ カグラの結婚式 魔王の襲来と盛りだくさんであった。

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