ミューズデイ ルシフェス
『憎い・・・』
『あの人間め・・・』
『絶対に許さん・・・』
そうつぶやく存在は空を超え宇宙に飛び出す。
一度自らを滅ぼした者への憎悪を抱えて復讐のために
『あの匂いは覚えている・・・この星にはもういない・・・』
『どこへいった・・・』
その存在はいくつもの星を巡り 標的を探して旅をする。
『あの人間の前で番を殺してやればどれだけ絶望するだろうか』
『あれから何年経っているのだろう?まだ生きているのだろうか・・・』
『我を滅ぼす事などできんというに・・・ しかし 人間如きにしてやられたのは屈辱だ』
『待っていろ!!!!貴様を消滅させてやる!!!』
12月25日
ミューノアの主神ミューの誕生日であるこの日は ミューノア世界ルシフェル王国では日頃の感謝を込めて盛大にルシフェスをしたり あちらこちらで無料の屋台が立ち並び観光客も何十万人と訪れる。日本で言うところのクリスマスのようなものだ。
国中がイルミネーションを彩り毎年の恒例の大きな祭りとなっている。
そして今日はミューズデイだけでなく ネストット星の勇者 ソウジロウ・ヒナガタ子爵とネストット星の聖女 カグラ・ミツルギの結婚式も行われることになっている。
もうルシフェルに移住して1年半ほど経つ。
二人は幼馴染であるため15年ほどの付き合いで交際を始めたのは中学時代からだ。
高校2年の時に二人はネストット星に異世界転移し2年ほどネストット星で勇者活動をし 天界にてミューノアの神のアサミ達と知り合い ネストットの危機をアサミ達の支援で救ってもらった。
そして ネストット星での勇者活動を終え ルシフェルでの生活を始めたのである。
ソウジは ネストット星の勇者ではあるが ルシフェルではルシフェル女学園の教師として子爵位をもらっている。
もうすっかりルシフェルの幹部として認められているのだ。
カグラはソウジと共に ルシフェル女学園の保険医として就職をしているが、実はそれだけではない。
カグラはルシフェルの聖女としての役職ももらっているのだ。ちなみにルシフェルには聖女が3人いる。マリアとミクもルシフェルでは聖女として活動もしているのだ。
カグラにも子爵を与えようとしたのだがどうせ結婚するんだし 爵位かぶっても面倒だよね。とアサミはルシフェルのアサミ神殿の聖女としての地位を用意した。
お互いきちんとした立場を得たことで収入も年何兆円レベルまで上がりそろそろ結婚しようという事で21歳になったので地球でも結婚出来る年になったので まずはルシフェルで結婚し、地球でも落ち着いてから婚姻届けを出す予定だ。
そして 今日はルシフェスを午後13時から開始しザ・ワールドにて12時間ほど開催する。
プリンセス ミカエルなどのアニメ化バンドだけでなく ミューノア事務所に所属している各国の王家の参加しているバンドなど勢ぞろいのメンバーである。地球からもL企画に参加してくれているアニソンバンドなども駆けつけている。豪華なルシフェスなのだ。
もちろん ソウジの所属するゴブリンスレイヤーも参加だ。
『みんなこんにちわー!』
『盛りあがっているのよ』
『今日はミューズデイ!ミュー様の誕生日だね!一年何事もなく無事に今年も終わりそうだね!』
『今年は色々あったのよ!一番わらわ達音楽活動をしているタレントにとって嬉しかったのはアニメ化なのよ』
『そうだねー おかげ様で地球の方でもミューノア所属のバンドのみんなが大人気だね。』
『アナザーワールドシンフォニー 第二期がもうすでに制作中なのよ?すごい事なの!放送時期は来年の秋なのよ』
『そーだね そして 2期の新キャラでパンツァーバイツと 新バンドでミューノアやお隣の星の聖女のグループが新しく参戦する事になったんだ』
『まずは ルシフェルの聖女マリア ミク カグラなのよ。』
『マリアはもうルシフェルの人だったら誰でも知ってるね。ミクとカグラちゃんは別の星の勇者だったけど今はルシフェルに移住して幹部として頑張ってくれてる。二人のユニットも人気だね』
『そして ネプチューンの女王 アーニャ陛下 彼女も聖女なのよ』
『私の弟みたいな勇者リョータのお嫁さんだね。ネプチューンの女王としても頑張ってる』
『最後にお隣の星 みんなも知ってるかもしれないのよ ウキョウ・モリナガとシャーリー 彼女達も聖女としての称号 ウキョウはアイネス星の現人神としても活動しているのよ』
『ミューノアでの認知度は低いかもだけどまぁほぼ毎日私の家に通っているし 度々ルシフェルのイベントにも参加してもらってるね。国民のみんなに無償で治療をしている時もあるから知ってる人もいるだろうね。』
『聖女で構成されている新バンドEveが新たに参戦という事なのよ!』
『へへ まだミューノアでは披露していなかったんだけど!今日はミューノア初披露!地球でもまだ披露してないからね!』
『【それだけじゃないのですよ?私 天使長ミカエルがアサミ達率いるミカエルに新メンバーとして加入したのはもうすでにミューノアの民には知れ渡っているでしょう 今のこの姿は下界用の依り代としてルシフェルに住んでいるのはみんなご存じでしょうね】』
『そうだね アニメ2期にはミカエル様がDJミッキーとして登場するんだ。もちろん声優もするよ』
『【ふふ 人の子達よ 私の活躍をこれからも応援するのですよ?】』
『この天使けっこう無茶するのよ・・・』
『まぁ 今更だね』
『そして 今日もう一つおめでたい事があるね』
『二人 こっちに来るのよ』
クリスに呼ばれて ソウジとカグラが恥ずかしそうにステージに登場する
『今日 ルシフェスの後にこのソウジロウ・ヒナガタ子爵と聖女カグラ・ミツルギが結婚式をする』
『こんにちわ ソウジロウです。ミューノアとは別の星ネストットの勇者をしていましたが ルシフェルに移住し子爵として爵位をもらい今ではルシフェル女学園の教師としても働いています。』
『カグラ・ミツルギです!ソウちゃんと一緒にルシフェルにきました!ルシフェル女学園では保険医をしていますがルシフェルの聖女としても皆さんの治療などもしています!』
『二人はバンドや歌手活動なんかもしてるからみんなおなじみだろうね。あっほら ルシ女の生徒も応援に来てくれてるよ!』
『せーの ソウジせんせーい!カグラせんせーい!』
『『ありがとう!』』
『ソウジ君とカグラちゃんはもうルシフェルの大事な仲間だ。今日二人は夫婦になる。私達もお祝いできてうれしいね!』
『【ふふ 天使長ミカエルとして二人を祝福しましょう】』
『幸せになるのよ?』
『今日はミュー様からもお祝いのメッセージを受け取っているよ。このミューノアに移住してくれてありがとうございます。お二人のこれからをきちんと見守るので幸せに暮らしてくださいね だって まぁ ミュー様は大勢の人の前では顕現できないから言葉だけだけど 披露宴パーティーの方にはくるみたいだね』
『わぁ!ありがとうございます!』
『なんて言ったらいいのか こんなにうれしい事はないよ!』
『今日のルシフェスは特別にこのルシフェルドームの空間は 外の1時間を1分にしているんだ。入場の時に飲んでもらったドリンクで 疲れない 空腹も気にならない おトイレも行かなくていいって効果をつけてあるからね。まぁ 食べ物なんかは売店に売ってるけどね』
『ちゃんと休憩時間はあるのよ?』
『【今日の予定は10時間ほど30組のバンドが参加しますが 外に出ても30分も経っていないという事ですね】』
『そうだね!時間を気にしないで楽しんでほしい!』
『みんな 最後まで着いてくるのよ?!』




