学園祭がおわって
学園祭も終わり ルシフェル女学園の高水準の教育が世界各国に知れ渡りまず各国の学園から打診がでたのは留学生制度だ。
第一期生のレイ達1年生の教育はもうすでに他国の学園の卒業生レベルまでの教育は全て終わっている程のレベルだ。他国の学園の教師程度ならすぐにでも出来るほどだ。
各国が留学で1年ルシフェルに来たとしても その1年でルシフェル女学園の授業を受けるだけで最高の令嬢に育つだろう。
その留学生の話で学園長室では メルティーナ ヘリーナ ソウジ キサラズは話合いをしていた。
「メリットがないのよね」
「留学生の話かね?」
「我は少し不味い状況だと思っているのであるよ」
「どういう事かしら?」
「我が学園は優秀すぎる 他の国と比べるとその差は明らかである。他の国からの嫉妬で足を引っ張られそうであるよ」
「確かにヘリーナ先生が言う事は正しいかもしれないです。ボクだって他の学園の今回の来場者のレベルや強さを見ましたが いいとこ3桁程度だったしね」
「強さなどでは絶対に我が学園の生徒には勝てないでしょうけど ある程度外部との交流が必要という事か・・・」
「ええ 今回各国から留学生を受け入れてほしいっというのはいい機会かもしれません」
「まぁそうね~ ただ うちの学園は女学園だから受け入れるのは女子生徒限定だけど・・・ 各国に4つほどあったかしら 大規模な同年代の学園は」
「各領地に大きいのがあるのではないのかね?」
「大体の貴族の子供達は自領の小規模な平民や商家の子が通うような学校よりも王都や第二都市の学園に通う事になるの 王都の学園が第一位ね。そこで何年か通い 婚約者を探したり 魔法 戦闘や貴族としての勉強をすることになるわね」
「他国の貴族って騎士爵から公爵くらいでいくつくらいの家があるんです?」
「貴族だけではないわね その貴族家に仕える侍従や騎士の家系などの子供達も通うけど そうねー 各国で300~500ほどじゃないかしら。そして毎年入学してくる子供達の人数はいいとこ100くらいね。」
「貴族家がそのまま入学するわけではないのならそうだろうね」
「我が国のように名誉職として与えられていると言う貴族家もあるということなのだよ。そのすべてが毎年子供を産んでいるわけではないから毎年入学人数が変わるということだね」
「確かにボクらは簡単に貴族になったからね」
「普通の国では何か手柄を立てないともらえないはずだろうね 私も子爵はいただいたが得にする事も領地もないからね はっはっはっ」
「キサラズはよくやってくれているわ あなたがいないと事務処理が全部アタシに来ると思うと頭が痛いもの」
「ははっ 学園長にそう言ってもらえると光栄ですな」
「そーすると 世界にいくつ国があったかな?」
「えーっと シャングリラ フリーダム ソーマ ドリアン ワリーノ ブリタニア バナーナ カンガルー キングレオ ラスト ルシフェル ラピス ラーカイズ オケアノス ネプチューン アクアマリン 15国であるよ」
「まぁ ルシフェルには学校はここしかないわね 大半の国から留学生が来ると思えばいいわ」
「4つほど学園があるとして学園代表者が1人としても 全世界で70人ほどかね?」
「ラピス オケアノス ネプチューン アクアマリンは新国と言ってもいいから教育もそこまで大きな学園なんかはないわね。」
「ラピスは貴族令嬢も移民なのでそこまで多くありませんでしたね。ですが教育を受けている子はいるでしょうから貴族学園には入れたいはずですね」
「いえ ラピスの貴族令嬢はもうすでにルシフェル女学園に入っているからラピスの留学生は除外していいわ。ラフォリア女王に平民学校を共同経営のお話を持ち込んだ時 ラピスの貴族令嬢は全員受け入れると契約したのだし」
「島国の3国は 今まで学校はなかったと言う 和風の国だからそうだな 子供に教えるような寺子屋のような規模だな それにあそこは貴族という物がないのだよ 3国の新女王陛下方が新たに教育が必要といい今は小学校ほどの物を作り出している。あの3国が育つのはこれからだろう」
「そうなんです?」
「過去の当主家は自国に当主家以外の格のある貴族家のようなものは作りたくなかったようだ」
「なるほど 当主家以外は召使みたいなものなのか」
「まぁ 大臣や戦争の将軍などはいたらしいけれど そこまでの待遇はなかったはずね まぁめんどくさそうな家は全部アサミちゃんに追放されているわ」
「ダンジョンに見せかけの同じ国を作ってそこに放逐したってやつですな そこではそのままの役職で生活しているのでしょう」
「今の3国からの留学は学力的にムリということね。」
「あそこは漁師や職人の国という感じなのだ。学力はそこまで必要ないと今までは思われていたのだろうな。ただ 世界中とゲートにより繋がってしまった。各国からの商売などの交流で自分達がカモにされないようにと計算や言葉の意味などを学びたい者が増えているようだね」
「女王陛下が移住の時に連れてきた優秀な貴族家の人達が教育の大事さを必死に語り掛けたようね」
「そうであるな これからに期待の国であるよ」
「今留学をOK出すのはその4国以外の他の国という事ですね」
「ラーカイズは国ごと転移してきたのよ 国内に学園がすでに存在し ほぼ全国民が転移して来たからあそこは学力も高いしレベルも高いの あそこも貴族家はそのままだしね」
「ラピスは亡命という形でしたな。全て初めから作り出しているのなら仕方のない事でしょう」
「そうであるね 元々ラーカイズのあった星では戦闘訓練なども子供のうちからしていたようである。Sクラス程度ならゴロゴロいそうであるよ」
「ミューノアの今までが低すぎた というのもあるわね」
「ただ 全ての留学生を受け入れると言うのは少し難しいであるな」
「そうねー 1クラス程度かしら」
「留学時期も今なら半端であるよ もう今年もあとわずか 留学生受け入れは今の1年生が2年に上がった時期がよいであるな」
「来年の入学者と同じ授業内容を一緒にしてもらった方がいいかもしれないわね。こちらの1年生の授業でもついてくるのがやっとという学力として考えた方がいいわ」
「それ プライドが傷つきそうではないでしょうか?」
「アタシも日本の教育を調べたけれど 授業内容はワリーノよりはるかに高度だったもの。今の1年生はよくついてこれてるとおもうわ」
「使わない教科は初めからこの世界では教えていないからね」
「ルシフェル女学園に入った令嬢と婚約する子息は少しむごいであるよ そして令嬢も自分よりはるかに学力が低い子息と結婚しなくてはならない それもあり婚約解消しようという貴族家も多いようであるな。」
「就職先をルシフェルで用意しているというのも大きいと思うわ。嫁がはるかに高い雇用条件で相手側の財力より稼ぐ。よほどの仲のいい家同士でない限り婚約するメリットなんてないのだし」
「ルシフェルで雇用されると運が良ければ不老不死になれるっていうのも婚約解消の後押しになっていますな。ヴァンパイアになるという約束は確実ではないにしても エリクサーの若返りは5年勤めれば4歳若返るというのは契約時に周知されていますし ほぼ不老と言ってもいいでしょう」
「そうであるな 我もヴァンパイアとなりこれからの人生も長い ましてや普通の子女は短命であるが優秀な者はアサミ様がほっておくわけがないのである。早いうちに結婚してしまってはヴァンパイア化をした後で後悔してしまうのであるよ」
「そうね 今の学園の生徒も婚約解消したがっている子は多いと聞くわね」
「ボクとカグラはまだヴァンパイア化していませんけどね」
「それなのだが 何か断る理由でもあるのかね?もうあなた達はこの国の幹部と言ってもいい待遇じゃぁないか」
「一応ボクとカグラは他星の勇者ですから これからどうなるかネスト神様に聞かないと種族変更が出来ないってだけなんです」
「ソウジ先生はそれだけの為にヴァンパイア化しなかったのであるか」
「今のボクの力があればネストット星のある程度の災害やモンスターなんかは解決できそうですけどね。ネスト神様に不老はもらってはいますけどね」
「急ぐと言うわけではないのでしょうから ゆっくりこの世界で遊べばいいんじゃないかしら もう結婚も近いのだし ほぼこの国に骨をうずめる覚悟なのでしょう?」
「ええ おかげ様で何百年くらいかは生きていける資産はこれからも増え続けると思いますからね 今さらネストットに戻って給料も低い国で文明も微妙なとこで住みたくないです」
「ここは楽園と言ってもいい国だからなぁ 私も日本に戻りたくはないな」
「では 留学希望の生徒にはこちらのある程度の授業がわかる子ならば受け入れ可能ということでいいわね?」
「そうですな わざわざ他国から来て授業内容もわからないようなら恥をかくのはご令嬢ですから」
「結局この学園に求めるっていうのはなんなのでしょう?レベルだけ?」
「箔を付けたいっていうのもあるのではないかな?ルシフェル女学園に留学できたというだけで周りからは尊敬されるのである。優秀な生徒でもルシフェル女学園がなかったから今いる学園に入るしかなかったとかはありそうだとは思うのであるよ」
「ありそうね 編入も受け付けようかしら?」
「さすがにそれは・・・」
「どれほどの生徒が編入試験を受けるかわかりませんし よくて5人ほどならいいでしょうけど」
「受け入れるこちらが大変な思いをするのである」
「そうねー とりあえず各国の学園の在校生には告知をして 来年の特別留学生クラスを作るという事は伝えておいた方がいいわね」
「また仕事が増えたであるな・・・」
「我慢なさい アタシが一番面倒よ!」
学園祭の外国からの訪問があったせいで他国からのルシ女への憧れが強すぎてまた忙しい事になりそうである




