ストーカー?
「アリステラ 後ろを気づかないように見るのよ」
「ええっ?どうしたんですかっ!?」
「わっ 誰か尾行しているのでしゅよ・・・」
「本当ですねっ!今日はオフなのにっ!」
「どうせ週刊誌とかなのよ 魔法とスキルを一切使用禁ずるの」
「むぅっ!面倒ですねっ!やってしまいますっ!?」
「アリステラ 最近脳筋ですね・・・」
「わざとらしく買い物でもしとけばいいの ただのファンならいいのだけれど」
「ええっ?!それはそれで気持ち悪いですよっ!?」
「鑑定 む 職業探偵でしゅよ?」
「探偵・・・ わらわ達の身辺調査なの?」
「ええっ!?どういう事ですかっ?」
「特に何もしてないでしゅよ・・・?」
「これは 軟禁して記憶操作が必要なのよ」
「ええっ!目的を白状させましょうっ!」
「面倒な事にならないといいのでしゅけど・・・」
今日はプリンセス3人で銀座で買い物をしていた。リーシアとコーネリアは自国の方で忙しいらしいのでルシフェル組の3人だけで銀座でお寿司を食べウィンドウショッピングなどをしている最中に怪しげな視線を察知したわけだ
「クリスママ どうしゅるんでしゅ?」
「いきなり転移拉致するのもいいのだけれど 周りの人が多いのよ どこかに誘導するのよ」
「映画でも見ませんかっ!暗いですしっ!」
「なるほど いい案なのよ」
「でもっ!拉致はエンディングまで見てからですよっ!」
「レディースデイじゃないでしゅからね・・・!すぐ出るのはもったいないです・・・!」
「ふふ いい事考えたのよ」
「なんでしゅか?」
「わらわ達が見た映画をアサミに記憶再生術で映像化してもらうのよ!」
「それ 犯罪です・・・ 映画泥棒でしゅよ・・・?」
「ええっ!盗撮ですねっ!」
「だいじょうぶなのよ?撮影していないのよ」
「まぁそうなんですけど・・・怒られそうでしゅ・・・」
「マーリンなら 映画本編に観客の雑音なんかを削除してしっかり編集してくれそうなのよ」
「ま まぁ マーリンならできますねっ!」
「早速行くのよ!ミューノアの民は新作映画に飢えているのよ!」
「発売まで待つのがいいのですけど・・・」
今日のオフは犯罪ギリギリの映画泥棒らしい。
新作アニメを記憶し あとからアサミに映像化してもらいそれをルシフェルの映画館にて流すという暴挙 もはや映画泥棒どころではないだろう。
アサミとマーリンにかかれば完璧に編集し映像部分のみをクリアに表現できるだろう。
「ポップコーン買って来たのよ」
「私はグッズを全部買っておいたのです」
「今の映画館はすごいですねっ!ピザやからあげもありましたよっ!」
「チュロスもあったのよ!」
「対象はどうなのです?」
「少し離れた席でコーラを飲んでいるのよ 完全に映画見るつもりなの」
「ええっ!私達もまずは映画を楽しみましょうっ!」
2時間ほどの上映時間そろそろエンディングテーマが流れ出した頃
「ひっく・・・ひっく・・・ いいお話でしゅた・・・」
「ええっ!来てよかったですねっ!!」
「誰か最後まで見ておくのよ?わらわ拉致してくるの」
「わかりましたっ!ルシフェルのアサミお姉様の執務室に飛ばせばいいでしょうっ!」
「それひどくないでしゅか・・・?」
「アサミに任せておけば大丈夫なのよ わらわ達オフなのだから」
「ええっ!そうですねっ!アサミお姉様ならなんとかするでしょうっ!」
「かわいそうでしゅね・・・ 説明くらいはしておいたほうがいいでしゅよ」
「仕方ないのよ」
「ちょっと お話があるのよ?」
「な 何の事ですか・・・?」
「随分 楽しそうに映画見てたのよ 面白かったの?」
「え ええ とてもいい映画でしたね」
「ふふ そうなの 感想会をするのよ 一緒にどうなの?探偵さん」
「なっ 何でそれを!」
「まぁ行くのよ」
クリスは20代半ばほどのコートを着た女探偵を転移にて拉致した。
飛んだ先はアサミの執務室 今はアサミとクライン クラリスしかいないようだ。
「ん クリス様どうしたんだ?」
「なんか知らない人いますわね?」
「おいおい いきなり転移は困るぜ?」
「ふふ まぁいいのよ アサミ お客なのよ?」
「なっ ミカエルのASAMIちゃんに ミュレニアムのクラリスちゃん パンツァーバイツのクライン君まで・・・ な なんなのここ」
「驚くとこそこなの?」
「そ そうね・・・ さっきまで映画館にいたのに・・・ なんなのここは・・・」
「クリスちゃん 説明してくれないとわかんないよ 誰なのその人!」
「アサミ様に何かしてほしいのでしょうか?」
「わらわ達のストーカーなのよ 朝からずっと付けて来ていたの」
「ファンなのかな?」
「わ 私は別に そんなつもりはなくてですね!偶然同じ場所に行っただけなのでは?」
「えーっと 金田一 いちにさん 何て読むんだ?」
「ヒフミよ!ヒフミ!失礼な」
「自己紹介ありがとうなのよ」
「なっ なんで私の名前を!!」
「なるほど 金田一一二三さん25歳職業探偵 金田一探偵事務所の娘さん 自身も探偵の資格あり そういう事ね」
「クリス様の身辺調査か?」
「今日はアリステラとユリーネと銀座で遊んでいたのよ」
「尾行調査みたいなもんか」
「も もうなんなのーーー なんで私の事知ってるのよーーーー」
「んで クリスちゃんに尾行がバレたって事かな」
「初めから気付いていたのよ 朝の喫茶店のモーニングからなのよ」
「この人すごくない?ミューノアの子達の行動どうやって知ったの?」
「ふぅ・・・ わかりましたっ!全てお話するから!許して!」
「おっけー まぁクリスちゃんが連れて来たんだし あとはそっちでなんとかしてね」
「今日オフなのよ アリステラとユリーネが待ってるの 戻るのよ」
「丸投げかよ!!相変わらずだなこの人!!」
「この探偵に言うのよ わらわ忙しいの」
「まったく面倒な事してくれるなぁ・・・」
「ひっ わ 私あなた達のファンなの!ひどい事しないで!」
「ふーん 推しは?」
「パンジャさん!」
「俺の人気あんまりねぇんだよな」
「まぁ あんた以外王族だからね あんた子爵だし」
「お 王族?どういう事なの?」
「まぁ とりあえずだいたいはわかった」
「じゃぁ アサミ あとは頼むのよ?」
クリスはアサミ達に丸投げをし アリステラとユリーネと共に休日を過ごすのだった




