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理想教の面会

アサミとアカネ 清華が応接室に向かうとソファーでケーキを美味しそうにパクついていたのは清華と同世代の大人しそうなお嬢様という感じの女性だった。


「わわっ 初めまして 理想教の巫女 源鏡花と申します」

「ミューノアタレント事務所社長 赤坂朱音よ よろしく」

「ミカエルのASAMIだよ」

「事務所の・・・・そうでございますね~ 雑用のようなものでございますね 安倍清華でございます お久しぶりでございますね 鏡花さん」

「知り合いなの?」

「ええ 大学の同期でございます」

「そうですね 清華さんも見える方ですのでよくお話をしていました」

「んじゃ 隠してもムダか 単刀直入に言うと なんか用?」

「ひっ・・・ 別にあなた方にケンカを売るような内容で今日来たわけではありません・・・」

「別に怒ってないんだけどさ 色々嗅ぎまわってるのが気に入らないんだよね バレてないと思った?」

「ひぅ・・・だから来たくなかったのです・・・・!」

「麻美様 少し気を抑えてくださいまし」

「そうね まずは話を聞きましょう 面倒だったらその理想教だったかしら 消滅させればいい事」

「しょ・・しょうめつ・・・ああ ここが私の死に場所なのですね・・・」

「勝手に死なないでくれるかしら 事故物件になりそうで迷惑よ」

「今のアカネさんが悪くない?消滅させるとか言ってたし!」

「ひっくひっく・・・」

「わ 悪かったわよ・・・」



「それで 今まで接触したがってたみたいだけど 情報収集だけしてたみたいだね。その理想教の巫女さんがこうして来たって事はなんかあったのかな?」

「我が理想教があなた方ミューノアタレント事務所が異世界人の集まりというのはもう把握できています。それは私の能力で周知されてしまいました。」

「なるほど あなたがバラしたってことか」

「い・・いやあ・・・そうなんですけど・・・」

「まぁ質問や文句はあとでしましょう。それで?」

「理想教はそうですね 何十年前から別の世界との行き来を実現させようという研究機関が宗教になった集まりです。」

「そうでございますね。我が安倍家でも新種の妖魔はどこから来るのかという疑問で一番簡単なのは異世界からの転移ゲートのような物から紛れ込むのではないかとの研究データはございました」

「私達が送り込んでるとでも?失礼だなー」



「そ そんな事は思っていません!私の能力は 目です」

「目か 鑑定とか?」

「オーラを見るという物と変化を見抜くという物ですね。普通の人間にはオーラはほぼありません。妖魔やとんでもない霊能力者などは善性悪性で色々な色で光るのです。」

「なるほど 異世界人と普通の人間と違いが見えるってことか」

「数年前にお会いした安倍家のご当主様でぽわーっと手が光る程度でしたね」

「まぁ 安倍さんとこ夏まで弱かったししょうがないよね」

「清華も当主より相当格下でどーしよーもなかったわね レベルも20程度だったし」

「日本人はそんなものでございますよ!!!」



「あなた方が地球にて活動し始めた時 いえ ヨーチューブで投稿し始めた時ですね。もうこれは地球の人類ではないとわかりました。そして変身もです。」

「なるほど 画面越しでも正体がバレてしまっていたということね」

「ええ エルフや獣人の方はより分かりやすく見えてしまったのです」

「ふーん 私はなんか見える?」

「まず ASAMIさんには5つの姿が見えます」

「5つ?なんだろう」

「笑顔のお婆さん 天使 とてつもない光を放つ神らしき女性 RUNAさん そして九尾の狐ですね 愛おしい顔をむけていらっしゃいます そして今までで一番のオーラ量です。それも善性の金」

「おお・・・」

「アサミちゃんのお婆ちゃんとミカエル様 天照様 タマかしら ルナちゃんは精霊神だからまぁそういう加護をつけているのでしょう」

「なるほど 加護みたいなものがオーラとして見えてるって事だね へへっ あの5人が見守ってくれてるってことなのか 嬉しいね!」

「ひぃ 天照大御神様までがあなたに加護を与えているということでしょうか・・・」

「まぁそうでございますね 安倍家にも天照大御神様から神託がございました。決して怒らせたりしない事を厳命されたのでございます」

「うぅ・・・ そんな方に我が理想教は・・・」



「んー 私達は神から地球で活動してもいいという許可を受けているし 私達も神だからね。あなた達に文句言われる筋合いはないんだけど?」

「それはおっしゃる通りです。私もこのミューノアに所属する方々には手を出したらとんでもない事が起きると進言したのですが 異世界への手がかりというのはそうそうありませんので」

「研究したい派と危ないから手を出すな派の争いってことか」

「そうですね 私は関わらない方がいいという派閥です。現に巫女は私だけではないのですがあなた方の強さを図ろうと夢に干渉する能力を持つ巫女はあまりの強さに発狂しました」

「おっと 自爆したんだね?何を見たんだろう」

「星の終わりと何億何千万のモンスターとの闘いです。とんでもない異形の気持ち悪いモンスターをあっというまに切り刻み 爆発させ 消し去り すり潰す そして笑っている。そのような光景だったようですね。」

「あー 確かに 星を消滅は何回かやってるね?」

「修行も一度に何億とのモンスターとの戦いをしているわね」

「今となっては日常風景でございますね」

「笑っているのはレベルが上がったとか うまい事連携出来て処理できたからだろうね。モンスター殺して喜んでると思われたか・・・」



「そして 最近の一番の変化は安倍家です。」

「あー 強くなってるからね」

「日本での霊能力者がいきなり力を付けた いえ 付け過ぎたのです。我が理想教でもそれなりの霊能力者はいるのですが 同格程度の力を持っていた安倍家所属の陰陽師がまるで別人のようにとてつもない力をつけているということですね」

「それで?」

「日本でそれ相当の格を上げるのは不可能です。そこで安倍家は異世界に渡ったという事が考えられたということですね」

「まぁそうだね 別に隠してないけどね」

「安倍家はミューノアと交流を認められたのでございますよ」

「あなたの組織も連れていけ ということかしら」

「まぁ・・・ 今回私が面会させていただいたのはそういうこともあります・・・」

「私達があなた達理想教を連れて行ったとして何かメリットあるのかな?」

「そ そこなんですよ・・・ 私達には差し出せる物がない あるとしたら日本でしか使えない財産でしょうか」



「まず あなた達は異世界に行ってなにすんの?」

「理想教は 霊能力などの異能の力を持ってしまった 今の地球ではあまりにも住みづらい能力者が半数 親や恋人 家族などに裏切られて地球にいるのも嫌だという方 人と関わるのすらつらいという方などを新天地へ行こうという志を持った組織です」

「まぁ行けたらいいね?」

「どこか孤島を買って住んだらどうかしら」

「私はまぁ昔から見えざる者が見えてしまうと言う事でスカウトされました。けどまぁ異世界移住などはありえないと思っていたので 助言するだけでしたが 実際に異世界人の方々を見てしまうとまだ見ぬ世界を旅行してみたい などは考えてしまいますね」

「バイト巫女ってこと?」

「初めはそうだったのですが ここ1年でそのような機会があるのならと考えが改めさせられました。エルフや獣人の方が見えてしまったのですから。それに私は異世界転生物などを好んでよくみていましたので」



「とりあえず 甘いよね」

「そうね まぁ私達が転移したミューノアはスキルを駆使して日本の物を取寄せたり 生活環境も限りなく地球と同じ物を使える設備もあるけど 未開の地に転移されたら生活できると思っているのかしら?」

「そうでございますね 麻美様方現人神の皆様が運営する国ルシフェルはほぼ日本と言ってもいいほどに発展しておりますが 文明の利器が何もない国に転移してそのまま生活しなさいと言われてしまったら私では難しいと思ってしまいまする。」

「そうだねー 私の力で何千万人でも転移させることは出来る 出来るけど生活の援助もしないから好きに生きてね ってのも困るでしょ?言葉も通じない 文字も読めないんだったらね」

「そ そうですよね・・・」



「まぁ 前々からあなた達の理想教は何度か議題にあがってたんだけどね」

「そうなんですか?」

「私達も本当に地球で生きていくのが辛いって人や 虐待やイジメでどうしようもないみたいな人が所属してるならそういう人達の為なら転移してきてもいいんじゃないかなっては思っていた」

「そうね 地球で受け入れられない能力者何かもいるのはわかっていた事よ」

「でも全員が全員ではないでしょう?中には地球の知識を使って他国を侵略なんかをしようという人もいるんじゃないの?」

「少なからずいるとは思います」

「そうだろうね。この8年で地球のアニメや文化 本なんかを世界中に広めて来たしそういう科学分野の勉強を始めている人もいるから 悪影響になるような研究や発明品を持ち込まれても困るんだ」

「まず 今までにない力を手に入れた先は 使ってみたいという暴力でございますよ」

「ケンカや犯罪に魔法やスキルなんかを使用する人もいる可能性がありそうね」

「確かにありそうですね。」

「まぁ生きていく中で モンスターの討伐なんかには確かに武力は必要だと思うけど それを人に向けたらまずい」

「異世界人の強さはピンキリね 地球人と大体同じ強さの人達がほとんどよ」

「地球人だからと優遇され力を付けてもし犯罪者になり 国民を襲うということがあれば簡単に国を破壊する事も出来るでございますよ」

「まぁ それはさせないけど 一緒に移住してきたとしたら地球人に迷惑がかかるよね 私達も地球人だから非難される対象になるかもしれないね」

「そうですね・・・」



「鏡花さんは 異世界に行くとして地球を捨てれるのでございますか?」

「私はもうすでに両親もなくしているので地球にはそこまでこだわりがありませんね」

「ふむ わかった。理想教ってのは何人くらいいるのかな?」

「今の所 3000人ほどですね」

「あら 思ったより少ないわね」

「あなた達全てを移住させるのは簡単だけど 全員を移住させるなんてのは出来ないからね まずは移住希望する人のリストを作成してほしいね」

「リストですか?」

「麻美様は名前を知るだけでどのような人物か犯罪歴や危険思想の持主などを選別できるのでございますよ」

「なんと でしたら選別で合格が出た人は異世界に移住したとしても安全ということです?」

「まぁ 何年かはマジメに働くだろうけど 人って言うのは変わるからね。生涯安全な人ってわけではないかな」

「力が上がると人はすぐ変わるでございますからね」

「ある程度は危険な人物を除外できると言う程度ね」



「まぁ あれだ 安倍家とは仕事の契約しているけど あなた達はそうだね商売」

「商売ですか?」

「もうめんどくさいからね あなた達で国作れば?」

「アサミちゃん?いいのかしらそんな事いって」

「麻美様 商売と言うと 移住手数料と住居建築代ということでございます?」

「まぁそうだね 無一文でただ異世界行きたいなんて人はどーしよーもないけどね」

「建国・・・出来るのです?」

「まぁそうだねー ただそれはダンジョンの中で作ってもらうと言う条件はあるけどね」

「ダンジョン・・・?」

「なるほど さすがに地上には作る事は許されなそうね」

「ダンジョンならいいかもしれないでございますね」



「えーっと どういう場所なのでしょう?」

「まぁゲームと一緒だね 地下の世界で思う通りの環境を作れる 海や山 草原 街なんかも思い浮かべればダンジョンが好きなように改造してくれる」

「まさに 理想郷ね」

「そうだね ただ誰がそこの国を治めるかとかは興味ないけどね」

「それはそちらの世界でも認められるということです?」

「現在全ての国でダンジョンを領地や観光地で使ってるね 農業地帯とかね」

「広さは20kmx20kmが最大だったかしら それをいくつでも階層として使い色々な環境を作り出しているわね」

「土地の問題などは解決してしまう ということですね・・・」



「ただ ダンジョン国家は上が無能だとすぐにでも乱れるよ 自分の作りたい世界を作れてしまうということだからね。住む人の命を握るということでもある」

「例えばどんなものでしょう?」

「そうだねー 例えばせっかく育てた農地を作物が売れないからここを観光地にしようなんて考えれば一瞬で消し去れるということかな 失業するのもあっという間だろうね」

「そ それはすさまじいですね」

「そうね だからマスター1名 サブマスターで3名この4名はしっかり厳選しないといけないということよ」

「まぁ移住の際に弾いてしまえばまともな人を責任者にはできるけどね」



「外貨はどうしたらよいのでしょう?」

「日本のお金を異世界の通貨に変換できるから 始まりはまぁ家は私達が作るとして畑から作物が取れるのは1か月後 あとは他の国と貿易したら?」

「まぁそうね 国家間を移動出来る魔法陣を設置したら買い物にもいけるでしょう」

「そこから出稼ぎに行くか ダンジョン内で仕事をするか まぁ色々な道があるでございますね」

「なるほど」

「というかさ 異世界に行きたいんでしょ? 軽い気持ちで行きたいなら地球に戻れないっていうのも覚悟するべきだよね」

「環境を作ってあげるだけありがたいと思ってほしいわね」

「異世界に行きたい 就職はもう作ってある国にしよう程度なら日本と変わんないよね」

「確かに少し甘い考えだったのかもしれませんね」

「もし 異世界に行っても勝手に国を作り出すわけにもいかないのでございますよ 今回は麻美様が建国してもいいというので問題はないでございますが」

「まぁ 地上の土地はどこかしら国の所有している土地だからね 未開地じゃないんだよ 新しい国作ったからここは俺の国ー なんてのも出来ない」

「犯罪よね」



「すでに地球に持ち家がある場合は 私が移築もしてあげることは出来るけど 何千人の家を移動させるだけで一仕事だよね 私がしてあげるメリットってなんもないわけ」

「そうね 国でも仕事は山ほどあるから一つの組織の移住にそこまで手をかけていられないわ」

「なーのでー 2つの選択肢があるね」

「2つですか?」

「さっきのダンジョン国家 そしてもう一つはルシフェル地球特区」

「地球特区ですか?」

「理想教の町をルシフェル国内に作る 好きにすればいい 統治はあなた達に任せるってことだね」

「あなた方の国の国民になれるということですか」

「マーリン どのくらい選別から外れそう?」

マーリン:そうですね 理想教は関東圏でのみ活動しています。信者数3245人 移住できる対象者は1391人 残りは異世界を侵略しよう 奴隷を作ろう ハーレムを作ろうなどろくでもない事を考えていますね

「なんてことを・・・その子が言う事がほんとであると言う事実はあるのですか?」

マーリン:源鏡花 1年後結婚相手はまぁ内緒にしておきましょう 2年後第一子誕生 5年後第ニ子誕生 

「ちょ ちょっと待ってください 私が?」

「まぁ マーリンが言うならそうなんだろうね」

「マーリン様は完璧な未来予知ができるのでございますよ。鏡花さんのこれからの人生もう決まっているということでございます」

「マーリンが異世界侵略を考えているとか言ったらまぁその通りでしょうね」

「そ そんな事が・・・ですが信じられません」



「何かあなたしか知らないようなこと聞いてみれば?」

「で では 私の今思っている方との結婚は出来るのですか?」

マーリン:先ほどの出産は 相川直哉との子供です

「相川君と!?本当なのです?」

マーリン:まぁ あなたが余計な事をしない限りはそうなりますね

「私はあなたの信者になりましょう」

マーリン:別にいりません。

「なんかよくわかんないけど その相川くん?とどういう風に交際していくかはマーリンは絶対教えない 今回の相手をいうだけでマーリンは嫌がっていると思うし人の未来などは簡単に変わるからね 結婚できるってわかっても努力もしないで相手に好かれていると思って何もしなかったらまぁ破局するんじゃないかな」

マーリン:あまり未来の相手を言わないのはそういうことですね。つまらないですし。



「私達は 理想教が異世界移住しようがぶっちゃけて言えばどうでもいい。私は理想教を解散させることも簡単に出来るからね」

「まぁそうね 今すぐにでも解散させる事も可能でしょうね」

「そんなバカな!」

「麻美様は記憶操作も出来るでございますよ 理想教なんてなかった 異世界などもない と関東中の人間に向かって暗示をかけ 理想教に関係する全ての資料や施設をミューノアに呼び出して破壊でもしたら地球上から理想教は消えるでございますね」

「まぁ清ちゃんの言う通りだね どーにでも出来るから今までほっといた」

「そ・・・そんな・・・」

「あなた達が邪な考えでミューノアに進出しようとしているなら認めないわ。でも本当にこの地球では生きていけないという人達は保護できるということね。」

「まぁ 来るなら地球捨てる覚悟できてねって事だよ」



「私は・・・どうしたらいいのでしょう?」

「理想教辞めれば?」

「えええええ」

「まぁそうね あなたが辞めればいいんじゃないかしら」

「相川君と別れるって事ですか・・・?」

「めんどくさっ その相川くんがいるから理想教いるってことか!」

「ま まぁそうですね・・・!」

「私達があなた達の異世界移住を手伝わなければいけないと言う義務はないけど そーだねー・・どうしても行きたいって人で安全な人をテストケースで飛ばしちゃうか」

「そうね 異世界に来たって記憶は残して地球での暮らしを忘れさせたらいいんじゃないかしら」

「異世界移住はしてあるのでそれで問題ないでございますね」

「それは 行ったということになるんでしょうか?」

「今回あなた達は 異世界移住させてくれ 対価は得にないでしょ 私達が地球の知識の危険性を残したまましてあげると思った?」



「まぁそうですよね・・ 今回私が来たのはどのような世界なのか聞いてほしいというだけです」

「それがわかんないんだよなー」

「といいますと?」

「行けないなら気にする必要もないじゃん」

「まぁそうね 行く方法があなた達で探せるならともかく この宇宙中には異世界なんて何十万とあるのよ その中のたった一つの異世界との繋がりの私達が地球撤退したとしたら?」

「まぁそうだね 地球に好意的なのは今の所私達ミューノアくらいだよ あなた達次第で地球めんどくせーってもう地球にこないかもしれない。

それに別の異世界との交渉手段を得たとしても 下手に危ない異世界に手を出したらあなた達すぐ消し飛ぶよ」

「ひぅ・・・」

「アサミちゃん ん- そうね すでにマーリンが不可を出している信者は理想教の記憶全て消してあげた方がその人の為じゃないかしら」

「移住拒否を受ける者が移住できると信じるのはムダでございますからね」



「それは・・・どのくらいの影響が出るのでしょう・・・」

マーリン:まず教祖含め 幹部が大半あとは先ほどのろくでもない考えを持っている者ですから運営は難しくなるでしょうね。排除される者には資金を援助する者もいますので

「まぁそいつらが忘れたら組織も立ち回らないってことだね」

「それは困ります」

「あなたは何が困るのかしら?ねっからの信者というわけでもないのでしょう?」

「その相川君とやらと異世界に行けるのがうれしいだけなら あなた一緒に行けば?」

「えっ!いいのですか?!」

「あなたは その人の為だけに理想教にいるみたいだからね」

「そうね その人が一緒なら組織がどーなってもいいと思ってそうよ」

「ま まぁそうなのですけど・・・」

「ただ 一々何千人と移住させるのめんどくさいからね あなた達二人を転移させたらあとの移住対象者は私が決める 残った人がどうなろうとあなたは興味ないでしょ?」

「ま まぁ別にどーでもいいですね?」

「この子も結構な性格してるわね」



「麻美様がそこまでしてあげる必要もないと思いまするが・・・残った信者全ての記憶を消すだけで全て終わるでございますよ」

「まぁ清ちゃんの言う通りだけど あんまりにも地球での待遇がひどい人くらいは移住させて地球での記憶消してあげてもいいんじゃないかな?」

「そうね マーリン 緊急性のある人はどのくらいまで絞られるかしら」

マーリン:そうですね 命にかかわりそうな人はそこまでいませんが家庭環境で結構なひどい扱いを受けているので10人ほどでしょうか

「ふーん んじゃその10人だけでいいか 後の理想教は記憶から異世界を忘れてもらおう」

「それで理想教は消滅ということね はい解決」

「社長は情報収集をされているのに気づいていながら見逃してあげていたでございますからね」

「そうね そういう視線がないだけで楽になれるわ」

「私と相川君は・・・」

「そうだねー その10人は適当にルシフェルで記憶改竄して仕事してもらう あなたとその相川くん?は正式にお付き合いしてんの?」

「お付き合いをしていますが・・・結婚まではまだまだかかるかなーってところです」

「そう んじゃ 事故で二人共異世界転移しちゃったってことにして一緒に旅でもしてみたら?」

「飛ばされた異世界 周りは誰も知らない 二人で協力していかなければ生きていけない 深まる絆ってところかしら」

「い いいですね!!!」



「しょうがない 私が神として演出してあげるか ASAMIじゃバレるだろうから変身しようかな」

「あら面白そうね あなた達二人は死にましたからの異世界転移かしら」

「夢で適当にお告げして 欲しいようなスキルや魔法を付与させるとかかな」

「いきなり死なれても困るでございますよ」

「そうだねー まぁ安全なシャングリラに飛ばせばいいか」

「そのシャングリラというのは?」

「私が作った地球人保護組織があるから 異世界転移者だって証明できたら保護されて仕事も家も紹介してもらえるかな」

「あなたが知らない振りして相川君とやらをそこに誘導できたら異世界での生活は危険な物はないでしょうね そしてお金を貯めて結婚まではあなたが考えたら?

シャングリラは世界的に都会度でいえば2位ね 1位のルシフェルに移住してくるかはあなたに任せるわ」

「私次第ということですね・・・!」

「そうだねー あなたにインベントリスキルを付与してあげるから今のうちに家の整理しといたら?あなた達2人を転移させたら地球での存在を消してあげるよ」

「そうでございますねー まるっきり異世界転移を想像してスキルを駆使してお仕事探すとかでいいと思いまする 麻美様に付けてもらったスキルをどのように使うかであなたの人生は華やかな物になるでございまするよ」

「あとから夢で聞くからどんなスキルや魔法がほしいか考えといて」

「なるほど・・・!私がんばります!!」



「あなた達含め10数人転移させるだけで理想教の問題を解決できるならお安い御用だよ」

「最悪 何の文明もない星に飛ばして知らんぷりしようとか思っていたわね」

「ひ ひどい!」

「異世界に行けるならどこでもいいんじゃないの?文句言わないで欲しいよね」

「ふぅ まぁ私にはもう関係ない人達ですからいいですけど・・・」

「調子こいてざまぁされないように生きてね」

「も もぅ!脅かさないでください・・・!」



それから3日ほどして 源鏡花と相川直哉の二人は異世界転移をした。

鏡花には異世界の知識をあらかじめインストールしているが直哉は何がなんやらという感じだ。鏡花が直哉をひっぱりシャングリラでアマテラスを見つけ (知っていたが) ここで二人の家や職場などできそうな事を見つけ暮らしだすのだった。

地球では理想教のすべての信者が記憶消去され異世界人としてのアサミ達の事も忘れただのバンドやアイドルという認識になった。

理想教という宗教に入ってる事すらわすれ 施設などに通う者もいなくなり所有者も自分の施設という事も理解できなくなってしまった。

居住者がいなくなった宗教施設などはインベントリに撤去し資金などは地球の孤児院や病院などに寄付した。はたから見ればただの泥棒なのだが元々怪しい宗教だったのでまぁいいかと思い直した

ミューノアタレント事務所を探る輩も消えストレスのない生活を送るのだった。

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