タレント事務所にて
アイリーンも地球でバンドの見学などもするようになったある日 ミューノアタレント事務所で休憩をしている時にアサミが見ていた週刊誌にはこんなことが書いてあった
「ミカエルヴォーカルアルティシア 隠し子がいた」
「ふぇ!?ママ上!?」
「まぁ ハイエルフだしアイリーンと少し似てるもんねぇ」
「あら~ アイリーンに地球見学させた時週刊誌に撮られたかしら~」
「うう なんということなのだ わらわが仕事を見たいと言ったばかりに」
「はは 公式プロフィールではアルちゃんは20才みたいだし アイリーンくらいの子供がいるとは思われてないよ たぶん・・・」
「事務所の方にも問い合わせの電話が来ているわね アルティシア様のお相手は誰だとか業界では少し賑やかになっているわね」
「心配ないわよ~ 本気にしていないでしょうし~」
「大丈夫であるか?」
「週刊誌ってのは色々面白く書く連中なのよ 気にしていたらキリがないわ」
「ASAMIとRUNAは付き合ってるだとかも描かれたことあるよ」
「あら~ それは本当の事じゃない~」
「日本では同性愛が大々的に認められてないからね まぁ私とルナは少しミューノアでもよくわからないよね 生命共有とかあんまりなさそうだし」
「ルシフェルでは同性婚は認められてるわよ?」
「アサミ殿はレズビアンであるか?」
「私は昔から言ってるけど 男が嫌いなだけで女性を恋愛対象に見てないよ!ルナとは私の精霊で生命共有している仲だから一生生きていくパートナーだし!」
「でも~ ルナちゃんのことは愛しているんでしょ~?」
「ま まぁそうだね もう一人の私ってくらいは思ってるよ」
「あら 熱いわね でもそれは地球では単なる仲良し程度の間柄に見せてほしいわね」
「デートくらいならいいんじゃない~?女の子同士で遊びに行っていると思われるくらいよ~」
「仲がいいのであるな」
「も もう!私はいいんだよ!他に面倒な記事とかある?」
「そうね~ ゴブリンスレイヤーが少し・・・」
「はぁ?あそこなんかやらかしたの?」
「ケンタロウ君が和服美人とただならぬ関係とか書いてたわね」
「和服美人であるか・・・」
「なんだろう どこかで聞いた容姿だね?」
「清華ちゃんじゃないかしら~?」
「あそこは別に関係ないでしょ!清ちゃんは毎回地球ライブに来るからその後の打ち上げでたまに話すだけだと思うけど!」
「ケンタロウ君は誰にでもフレンドリーに話すからそう見えただけってのもありそうね」
『清ちゃん ちょっといい?』
『はわっ 推しからの念話最高でございまする!!何か御用がおありでございますか?』
『週刊誌にケンタロウ君と和服美人がいい関係とか書いてるけど?』
『ああ 私も見たでありますが 彼とはアニメの話をするくらいでそこまで頻繁に一緒にいるということではございませんよぉ』
『なるほど 男女の関係ではないってことだね』
『ええ そのようなことはあり得ませぬ 私はもう少し大人しいショタが好みでございますよ 彼は少しヤンキー系でございますのでタイプではありませぬ』
『おお 全否定か わかった 勘違いってことだね』
『それだけでございますか~?』
『まぁそうだね 他にスキャンダルかなんかありそうな子いたら教えて』
『そうでございますね~ クルセーラ様が 大人買いをしたとかでございましょうか』
『ふぇ どういう事?』
『アニメショップやファッションのお店で ここからここまでをリアルにしたようでございます』
『ああああああ それはやってみたいけど地球でやらないでほしいよ!!』
『他にも結構金使いの荒い方々が多いようでございますね~』
『あんまり目立ってほしくないよ・・・わかった ありがとう』
『はいでございますよ!』
「ん- 少し地球でハメを外しすぎたかな」
「どういう事かしら」
「派手に買い物してる子がたくさんいるみたいだよ あ あとケンタロウ君はタイプじゃないらしいね ただのアニメの話するくらいの関係らしいからほっといていいよ」
「バッサリであるな・・・」
「タイプじゃないならしかたないわね~」
「まぁ 清ちゃんはかなりの美女だからね ケンタロウ君が狙っているかもしれないけど 告る前に振られた感じでちょっとウケル」
「ふふ 恋という物は上手く行かないから楽しいのだよ」
そこへ 電話がかかってきたようだ。
「はい 社長室」
『社長 源様という方が面会をしたいといらっしゃっています』
「誰かしら 知らないわね」
『巫女といえばわかるらしいですが・・・』
「巫女・・・」
「なんかめんどくさそうな肩書だね・・・」
「わかったわ 10分ほど時間もらえるかしら」
『はい 応接室にお通ししておきます』
「巫女ねぇ~ 前々から接触したがっている子達じゃないかしら~」
「そんなものがいるのであるか?」
「理想教とかいうのだったらそうだろうね 清ちゃん呼んでおこうか」
「アイリーンは一度ミューノアに戻っておいた方がいいわね あなたはまだ地球に慣れていないから相手側が利用しようとするかもしれないわ」
「アカネ殿 わかった ママ上はどうするであるか?」
「私も関わりたくないわね~ まぁ アサミちゃんが記憶操作でどーとでもするだろうから~ 私も一度ルシフェルに帰るわ~」
「ママ上 お昼ご飯はお寿司がいいの」
「あら~ いいわね~ そうしましょうか~」
「やった!マサオ殿のお寿司は大好物なのだ!」
「私も帰ろうかな お寿司食べたいし」
「もぅ アサミちゃんはダメに決まってるじゃない お寿司なら近所の高級寿司出前とってあげるから 面会に立ち会ってほしいわ」
「しょうがないなぁー・・・」
「用件はなんなのかしらね~」
「異世界に行きたい派と手を出してはいけない派で対立してるらしいからね 何かわかんないよ」
「派閥争いに巻き込まれそうであるな・・・・」
「その巫女次第ということね 面倒なことにならないといいのだけど」
「じゃぁ アイリーン 今日は帰るわよ~」
「あ ママ上 ミスドによってからでいいであるか?」
「そうねー ポン・デ・ショコラにしましょうか~」
「わらわはエンゼルクルーラーが好きであるな・・・」
「私の分もペンドラゴン家に届けておいてよ お任せで一人5個くらい」
「わかったわ~ リサーナともアイリーンが仲良しになったし~ お茶会でもしましょうか」
「そうであるね!ターニャとも遊びたいのだよ」
アルティシアとアイリーンがミスドに買い物に出かけた入れ替わりに社長室に入ってきたのは清華だった。
「麻美様 お呼びでございますか?」
「ああ 清ちゃん 源って家知ってる?」
「巫女と名乗ったらしいわね」
「巫女の源と言えば 理想教でございましょうね・・・」
「やっぱか・・・めんどくさ・・・」
「何人か大学時代に知り合っているでございます その子なら少しは話が通じるかもしれません」
「おっ それなら少しは大丈夫か」
「アサミ様 お気を付けるでございますよ」
「まぁしょうがない 面会にいこうか」




