帰還前
女学園の地球旅行も最終日 今からミューノアに帰る前にメルティーナからの挨拶だ。
聞いている者は 学園関係の教師 ルシフェルの幹部 そして安倍家で修行を許された60名である。
結構な希望者がいたのだが 一族の中でも野心を持っているような者も多く派閥争いで呪いなどをかけている者や殺人などもしている者が10名ほどいたのでお断りされていた。今まで一切バレる事はなかったのだが清華がリスト化し アサミが遠距離鑑定をして マーリンからの許可がなかった者は調べられ御用ということだ。その者達は無人島に呼ばれる事が出来なかった。
「さて みんな 地球の観光はどうだったかしら?今回地球の能力者に次回以降全生徒は地球での受け入れは厳しいとクギを刺されてしまったわね 残念だわ。」
『えええええええええええ』
『いいじゃーーん!』
『ひどーーい』
「そうね なので地球への旅行をこれからもやっていくのだけど 来年の修学旅行や冬期休暇の地球旅行は 一クラスずつに交代でやっていく という風にやっていく事になったわ 40人程度ならまぁ許容範囲でしょう」
「これは行けなくなるわけではないのである 一度の移動人数制限をかけるというだけであるな」
「ええ そうね 違うクラスにもお友達が出来て一緒に旅行をしたいという子もいるかもしれないけれど そーいうのはミューノアでやってもらえると嬉しいわね。これは訓練でもあるの」
「訓練?」
「この中で地球での芸能人になれるかもしれない その子は頻繁に地球に来ることもあるわね。地球で普通に行動できないだけで 警備兵 こちらでは警察と言うわね 怪しい子は遠慮なく職務質問されるわ。そして そこにいらっしゃる安倍家の方」
いきなり話を振られびくっとなる 安倍家現当主 安倍清光
「な なんでしょう」
「まだお話を詰めていないのだけど 私達ミューノアが地球に迷惑をかけてしまった場合 保護者として話を付けてくれると思うわ ある程度そういう私達のような能力者やモンスターなんかの異常現象を対処してくれる組織のようよ」
「ま まぁ そうですな・・・ 可能な限りはもみ消しましょう。そちらでの記憶操作もできるようですし ですが補導は少な目でお願いします・・・」
「ひゅー かっこいいでございますぅ」
「そして 安倍家のミューノアに在住してくれるのが 安倍清華ちゃんね ルシフェルの正職員としても働いてくれるそうよ 他にも何人かルシフェルと日本の架け橋となってくれる人もいるわね」
「ええ ルシフェル女学園の方にも訪問し 日本の事のお勉強もお手伝いするでございますよぉ」
「ええ よろしくお願いするわ」
「今回の地球旅行で色々学ぶ事も多かったと思う 芸能関係 日本の文化 お店の種類 遊びとかね そういうのを新学期から準備を始める 学園祭に向けて自分のクラスや生徒会のイベントなんかを企画して行ってほしいわ」
「ええ 生徒会としてルシフェル学園の毎年恒例になるようなイベントを開催したいですわ」
「頼んだわよ 生徒会長」
「んじゃ 18時になるからルシフェルに帰るよー 帰還次第 学園生徒は各自解散 そしてこれはルシフェルからの宿題 行って楽しかったお店 美味しかったお店のレポートね まとめた物は学園の活動内容として本にするからね」
「これから日本に行く人のガイドブックなような物にする予定ね」
「あなた達のオススメのお店に行く人が増えるかもしれないであるな」
「そ それは重要な事ですわね しっかりまとめましょう」
「私達はただ遊びに行ったわけではないのよ!勉強という名目もあるのだから」
「じゃぁ 学園生徒をルシフェルに戻すね 現地解散だからね 寮に帰るまでが旅行だよ」
先にルシフェル女学園の生徒と職員を帰還させ 一度残った安倍家とお話するようだ。
「とりあえず 安倍家の皆さん 明日の夜までに対処すればいいんだっけ?」
「そうですな 遅くても8月14日の23時くらいには決着をしてほしいです」
「清ちゃんがルシフェル在住になってしまうと 花子さんの対処が出来なくなっちゃうから花子さん担当は他の方に任せることになると思う。とりあえず そうだねー。うちの神総動員で無人島や応援が必要なとこにいくから 明日の17時くらいに地球に戻って夜を待って作戦開始にしよう」
「ルシフェルの方でホテルの準備なんかもしてあるので 今日はゆっくり休んでくださいね」
「そんなにサクッと終わるものですか?!」
「そうだねー マーリンどうなの?」
マーリン:予測は 無人島に誘導出来るのは4512種 総数で457812匹の怪奇現象 東京都内で318匹
アサミ様のサンクチュアリ一発で完全浄化するでしょう
「な・・・なんと・・・ そこまで膨れ上がっていたと言うのか・・・」
「これは日本中が混乱します・・・」
「あ そんなもんなの?1分で終わるね」
「大した事ないですね どれだけ凶悪なのがが来るのかと身構えてしまいましたよ。アサミさんだけでいいんじゃないです?」
「えええ・・・・!」
「まぁ アサミさん ホラーとか苦手でしょうから見えない場所からサンクチュアリーですかね」
「見たくないからね・・・ ホテルから無人島全体を浄化結界で包むことにするよ」
「僕らもそこまで得意というわけじゃないんですけどね・・・」
「まぁ 浄化はすぐ終わるってことだね ただ 安倍家をどのくらい強くするかが問題なんだよ」
「と 言いますと?」
「うちの修行をすると地球の伝説とかにあるようなのでも大体は対処できてしまうんだよね」
マーリン:酒呑童子やヤマタノオロチがもし復活したとしても余裕で封印できるでしょう
「な・・・なんと・・・」
「上げ過ぎてもあなた達が望まないで神になったりしたらかわいそうだからね」
マーリン:日本の神は八百万と言うだけあって神になりやすいのです。
「今私達 ミューノアの神は現人神という感じなんだ。死んだら神になるのだけど 地球で現人神ってのがバレると相当めんどくさそうじゃない?得に宗教関係は。ただ レベルが高ければ神に慣れるって事でもない。何か偉業を達成しないとまぁムリだろうね。神になるのは」
「地球ではそういう事件も早々ないですからね。しばらくは大丈夫じゃないです?」
「たしかにそうですね・・・」
マーリン:この場にいる60人ほどが1000万程度ならまぁ 日本の守護は完璧になるでしょう。暴走した場合はこちらで処理すれば問題ありません。
「まぁ そうだね 1000万程度ならミューノアにもゴロゴロいるし まぁいいんじゃない?」
「とりあえず 今ミューノアに帰って18時くらいですか 修行は明日にするとして明日の昼くらいまで自由行動と宴会でもすればいいんじゃないです?」
「まぁそうだねー 今回の妖魔騒動は私達の不手際だったからね 歓待するから許してねってことにしようか 妖魔騒動何て分単位で解決するから 今回のあなた達のミューノアへの来訪は主に観光そして明日1000万を目安に修行しよう すぐだしね」
「そ そんなに・・・ ちなみに今 私はどの程度の強さなのでしょう」
「ん-っと 安倍清光さんはー 600くらいだね 日本人にしては高いよ」
「そうだね!日本だとレベル上げが妖魔退治と筋トレくらいでしか上がらないみたいだし」
「地球人だとそれ以上のレベルは陽菜ちゃんと栄作さんくらいしかいないだろうね」
「なるほど よろしくお願いいたしますぞ!」
「ふふ んじゃぁ 着いたらまず うちの国は21時までは国の中も大体の店とかはやってるし 少し観光 21時から宴会って事で行こう」
「ルシフェルにようこそ!」
安倍家を含むルシフェル一行はこうして一時的にルシフェルに戻り 夜は大宴会をするのだった。




