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安倍家にて

「ふむ 清華は接触に成功したか」

「ええ 安倍家では格が低い者でしたが 何とか彼の神に気に入られたようです」

「今回の妖魔の大量発生 異世界の来訪者たちのせいも言えるのだが 我々の許容範囲を超えている」

「毎年この時期に暴走する妖魔は多いですが今年は異常すぎます・・・」

「して 彼女らが対処をするというのだね?」

「今回の来訪者大半が明日 異世界に帰還するようです。その際に清華を連れ異世界に渡り修行し 戻り次第 現在の滞在地に妖魔を誘導し 一斉に浄化 誘導に来れなかった妖魔は我らに対処してほしいとのことです」

「え 何て?修行?」

「清華に修行を付け 日本最強の霊能力者にするようですね 彼の神々でも対処したくない妖魔がいるようなので」

「神々でもムリなのか?」

「花子はやりたくないみたいですな 学校関係に携わる者が花子を見ると その学校に移動できる 距離や世界など関係なく異世界にも発生するようなので」

「確かに・・・今彼女らは 学校の生徒達に地球を見学させるという名目で来訪しているのだった」

「自分の世界に花子を連れて行きたくはないでしょうから 清華に対処させたいようです」



「その清華の修行はどの程度の時間になるのだろう?」

「清華自身も驚いていましたが 3時間ほどの予定で日本の大物妖魔は大抵討伐できるほどの強さになるようですね」

「なんと・・・そこまでの強者に?」

「ただ 我が一族の技術を昇華させるのではなく 異世界の魔法や技を伝授させるということなので清華自身強くなったとしても知識がないので教える事ができないかもしれません」

「新たな術が日本にも伝わる可能性もあると言う事か」

「そのようです 日本の霊能力一家 暁家も今や異世界の住人になっていますが 全くの別人のように強者となっていると言う事」

「暁家と言えば ヴァンパイアハンター協会所属だったな」

「ええ 」

「私も行けないのだろうか・・・・!」

「正直 私も行けたらいいなと思っていますが・・・」

「清華の式神を呼んでもらえるか?」

「かしこまりました。」



「お呼びでございますか?」

「うむ 清華よ 明日異世界に行くと聞いた。どのような予定なのだ?」

「はい 異世界ミューノアからの来訪者は明日 朝9時に盛岡にいくようでございます。」

「なぜ 盛岡なのだろう・・・ まさか 新たなる妖魔が・・・?そんな情報は来ていないぞ」

「行くべき観光地 世界第2位ということでございまする」

「た 確かにそのようだが 石割桜の季節ではないぞ?」

「わんこそばなどもありますな・・・」

「南部鉄器に興味ある侍女殿もいるようでございまする。そして 近隣の市には三陸の海産物もございますからその後食べ歩きをし名物を満喫するようでございまする。」

「なるほど ただの観光ということか・・・!」



「清華よ 彼の神々はどのようにお考えなのだ?」

「反省しておりました 自分らの魔力が異常だと言うのは自覚していらっしゃいましたが 今回のような大量発生を想定してないようでございました・・・」

「まぁそうであろうな・・・ して浄化をすると?」

「えーっとでございますね 明日 女学園の生徒を異世界に帰し 私も異世界にてレベル上げをさせていただくのでございます。その後 地球に戻り妖魔討伐に参加でございますね」

「それなのだ どの程度の修行をさせていただくのだ?」

「そうでございますね 麻美様は様々な魔法を付与できるようでございます 浄化 回復魔法 攻撃魔法 結界 身体能力上昇の魔法 鑑定 ゲームなどでよくある空間に物を収納できる魔法など色々でございますね!一通り私に覚えてもらうと言う事。すばらしい!さすが神でございますぅー!」

「なっ とんでもない・・・・」

「それを清華だけに習得させていただくということか?」

「日本のレベルは ハッキリ申しまして・・・あちらの世界の子供レベルのようでございまする」

「くっ・・・わかってはいたが そこまでか・・・」

「今の麻美様方のお身体は 地球で活動する為の依り代でございまする。本体は何千倍の強さとききました・・・。」

「なっ・・・ 今でさえ押さえきれないほどの魔力があるのだぞ?」

「地球でこれ以上活動されては また今回のような事態に陥りそうですな」



「そこででございます 日本の霊能力者にも強くなってほしいみたいでございますよ」

「ということは!!」

「麻美様は 宮崎の立花陽菜さんの縁者でございます。彼女を霊能力業界に引き込まない代わりに我々安倍家の者を強化してもいいと言う事でございまするね」

「それはありがたい あの少女は我々の手に余っていた どうにか協力を求めようと考えていたが我々が強くなれるのなら 彼女は放置していても構わないだろう」

「陽菜さんの姉の転生体が麻美様の養子の子供というお話でございますね」

「なるほど なぜ彼女が神から強化されたのかが不思議だったがそういう縁というわけか」

「陽菜さんの事は静かに暮らしてほしいと言っておりました そして 霊能力業界に関わらせた場合は敵になると」

「あい わかった。彼女には一切手出し無用を徹底させよう」

「彼の方々を怒らせた場合 世界は終わりますゆえに・・・」



「明日 18時よりミューノアに行ける者は麻美様の鑑定を受け 悪しき心を持たぬ者を選別され異世界に転移 2~3時間ほどの修行を受け レベルアップをして今回の妖魔に対する戦力になってもらうということでございますね」

「たしかに邪悪な者が大いなる力を持つと日本が終わってしまうかもしれん」

「選別とはどのような?」

「過去の犯罪歴 考えている事 性格 能力 全てを見通せるのでございます。人生全てを見られると言っても過言ではございませぬね」

「な なんと・・・」

「その見通す目を用い これから先害のあるような者は弾かれてしまう ということでございます」

「異世界に渡る事を許された者は安心ということか」

「今回 浄化をする場所は 麻美様方ミューノアタレント事務所の所有している無人島でございます。そこでメリーさんが呼びかけ上陸した妖魔を一斉に浄化 呼びかけに応じなかった妖魔を我々で対処するということでございますね」

「無人島に行けない妖魔もいるでしょう 地縛霊や移動の術を持っていない妖魔ですな」

「その通りでございまする。行く意思を持たぬ妖魔もいるでありましょう」

「それでは 明日の18時までに希望者を集めなければいけないということだな?」

「麻美様は一瞬で地球のどこにでも移動できるのでございます。そして 物理的な肉体がある者を呼び出す事も。 移動をせずに待っているだけでいいと申しておりました」

「異世界に渡る為 その無人島に行かねばならぬと思っていたが 何ともすさまじい」

「時間がありませぬが 修行希望者をリスト化しなければならないのでございます」

「わ 私は行くぞ!!」

「私も行きたいです!!!」


「今回の異世界転移での強化の報酬 少し面倒でございますよ」

「さすがに安倍家の強化は無料ではないということか」

「現在 理想教が異世界ミューノアに転移したいという画策をしているでございますね」

「ああ 異世界に渡りたいという宗教か」

「あれの対処でございます」

「なんとも・・・厄介だな・・・」

「放っておいてもいいのでございますが 監視が気持ちがいい物ではないと言う事で」

「確かに 我々の情報収集も気分を害する物であったであろう」

「全て筒抜けでございました。しかし 安倍家の日本での立場は妖魔退治 日本の守護でございますゆえ 欲のある監視ではなかったので放置していたと言うわけでございますね」

「理想教は違うと?」

「異世界に渡りたいと言う事で何とか接触を持とうとしているのでございます。無条件で異世界に渡らせたら問題がある者もおりますゆえ」

「確かに連れて行ってほしいと言われても害のある者であったら迷惑であろうな」

「そこも選別でなんとかなるのでは?」

「麻美様は 異世界に移住する者は好きにしたらいいと言っておりました。ですが 行き来出来る事は信用できない者にはさせないということでございますね」

「日本の生活を捨てる覚悟で来いというわけだな」

「もちろん 選別はいたします。それにクリア出来ればという事でございます」

「安倍家から話し合う席を用意しろというわけか」

「集めた席で 移住させてもいい者は選別 めんどうな輩は記憶消去で異世界の事を忘れてもらうと言うわけでございますね」

「トップが記憶消去したなら指示もできないだろう。そうなると大勢の者を集めた方がよさそうだ」


「異世界移住というのは心が躍りますな」

「そうだな・・・ まだ見ぬファンタジー世界 面白そうだ」

「現在 異世界ミューノアに移住したのは 麻美様が必要と感じた料理人や技術者 異世界召喚された勇者の家族 地球で異世界の存在を知ってしまったヴァンパイアハンター協会の何人か程度でございますね そして・・・」

「そして?」

「麻美様は今回がいい機会だとおっしゃいました。安倍家を日本での窓口にしたいようでございますね。今回のような妖魔討伐で迷惑をかける事があるなら解決させてほしいと申しておりました」

「な なんだと・・・」

「という事は 安倍家でミューノアと通じる事が出来るということでしょうか」

「私がミカエルのファンをしていたからでございましょうか 私に日本とミューノア両方での生活をしてほしいようでございますよ」

「清華を連絡係として在住させると言う事か」

「ふっふー 楽しみでございますぅ~!」

「お前 それはずるいだろう!!」

「私も立候補したいですね 清華だけでは心配です!」


「麻美様方神々は 地球に売っている物は何でも買えるというスキルの持ち主 日本の電化製品や家なども取寄せ 一瞬のうちに建築 無人島のホテルにも行きましたが 内装込め3日の準備期間で完成させたのでございますよぉ 流通している物は食品 本 ゲーム 雑貨などなど日本の物をそのまま売っているそうでございます 定価でございますよぉ?」

「なんと・・・ 異世界に行っても日本の物を手に入れる事ができるなど信じられん!」

「そしてー 私のミューノア生活では ルシフェル王国 麻美様の運営している国でございますね そこの職員として起用 月給3000万円 ボーナスは年2回 2億円程度で考えていらっしゃいます~」

「お おまえ!!!私の月給は40万程度だぞ!!!」

「なんという高待遇・・・」

「麻美様は あちらの通貨をこちらの通貨に両替も出来ますので どちらの世界でも使えると言う事でございますよぉ!本当に素晴らしいでございます!」

「お おまえぇぇ 自慢かぁ!!」

「明日が楽しみでございますよぉ~!」

「して 明日の夜に討伐という事だな?」

「そうでございますね 私は花子さんの処理もしないとでございますよぉー ですが花子さんは基本無害でございますからぁ 無人島の浄化をみてからでございますねぇ~」

「ふふ 楽しみになってきたな!」

「ええ!明日は生きてきた中で一番アツイ夜になりそうです」

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