裏側では
『アサミちゃん これ大丈夫なのかしら?』
『そうなのよ アサミとルナ これがゲームだって知れたら生徒は相当怒りそうなのよ?』
『ちょっと演技しすぎよね~』
『わたし メリーさん シャレになってない気がするの』
『ボクもネタバレした時が怖いよ』
『さすがマスターですね 捕らわれの姿も素晴らしい』
『まぁ 仕方ないんじゃないか?アタシでも胡散臭くて行動しないからな』
『なんか演技スキルが発動したらちょっと本気出しちゃったよ』
『へへん!このNPC イラっとしたからね!』
『それで 合流出来た人はいる?』
『僕はDクラスの近くまでは来てますね みんなどうしようって感じでまとまっています』
『わらわはSクラスの様子を見てるのよ すぐにでも助けてあげたいのよ・・・』
『島のマップ表示で生徒の現在地もわかっているからな いつでも合流できる』
『なんかのイベントだって言ってる生徒はいるわね~ でもアサミちゃん救出のご褒美は少しぐらついているわね~』
『Aクラスの近くに来たけど 早くもリィエル嬢が率いてモンスター退治を始めたわ』
『初期配置のザコはいいとこ1~10だから大丈夫そうね~』
『わたし メリーさん モンスターからカロリーメイトがドロップしたの』
『はああ?そんなドロップ設定したんですか?レイなんかぼーっとしてるようで鋭いですからバレそうですよ?』
『アタシらが異世界買い物で置いといたとかは苦しいか・・・』
『マーリンも結構てきとうな設定してたからね・・・』
『あの妖精 たまに人を小馬鹿にしていますからね 今更でしょう』
『とりあえず 拠点っていうか小屋にはみんな到着したようだな』
『まぁすぐ見つかるような場所に転移させましたからね これから何日かはレベル上げですか?』
『経験値多めの設定だからね そして自分のレベルが上がったら敵も強くなる設定だからまぁある程度は迷宮攻略もすぐじゃないかな』
『自分も弱いうちに迷宮に行くのが正解なんじゃないかしら~』
『迷宮出現が5日目ってことだからね!今島を探索しても迷宮に入れないんだよね!』
『それ ただの無駄な時間じゃないか!!』
『さりげなく合流したら情報流しといてよ ヒントが落ちてた 『迷宮出現は5日後だ』みたいな』
『適当すぎるだろう!信じる奴がいるかわからないぞ!やれやれ・・・生徒もかわいそうに』
『クリア後はこのゲームは封印した方がよいでしょう ウソであってもマスターを捕える事が出来た敵がいたと言うのは生徒の不安につながります』
『そうねー 来年のテストは最初からVRだと予告してからした方が問題もなさそうだわ』
『もう本当にあった事にした方がいいのよ 終わった後学園の教師相当恨まれるのよ?』
『夢オチとかにしません?』
『ちょっと悪ノリがすぎたわね・・・』
『企画段階で気づいてくださいよ!一時的にも誘拐みたいな事になってるじゃないですか!』
『実家にバレたら少しまずそうよね~』
『でも 生徒にしてみたらいい機会じゃないかな?』
『そうだね!普段話す事も出来ない貴族と仲良く話したり修行付けてもらえるなんてすごい事だよ』
『そういう側面だと 僕も楽しめそうですね 弟子を探したりとか』
『わらわはアリシアと遊ぶのよ 娘の妹なのだから』
『ワリーノ王家も少し複雑よね 縁が切れているようでガッチリつながっている気がするわ』
『ふふ 今いる王家はわらわの親戚のようなものなのよ?』
『今ルシフェルの次に強いの縁的にワリーノなんじゃないの?!』
『そんな感じしますね それで ボクらはどこまで手助けしたらいいのかな?』
『ん- 異世界買い物を取るように貴族に言ったからね 10日分の食料や水は提供してあげたら?ゲームの世界でもスキル適用されているから問題なく買えるし。マーリンのドロップ設定次第だけど』
『弱化してる振りも相当難しいんだが』
『そうね~ 生徒の修行を優先しようかしら~』
『ノーヒントも相当ストレス溜まるからね NPCに時々情報流させよう』
『それは迷宮の出現もだな アタシらが5日後に出現するっていうよりは信じてもらえそうだ』
『ラスボスがただのお助けキャラとかウケルよね!』
『私はもう生徒と合流しましたよ 私のファンがいっぱいですね!さすが私です!』
『ハクはヴォーカル人気あるからねー 憧れも強いみたいだよ』
『あら~ アサミちゃん 私もヴォーカルよ~?!』
『わたし メリーさん アルティシアも人気よ?いつも握手を求められるもの』
『そうね~ メリーさんはたまに怖がられてるわね~』
『わたし メリーさん 最近憑依を覚えたの かわいいぬいぐるみにも乗り移れるわ』
『それ 初めからしてほしいよね!!その今の人形じゃなかったら怖くないし!』
『わたし メリーさん フランス人形じゃないとメリーさんって気づかれないわ?』
『私の家に来るときはキャラ物のぬいぐるみにして!』
『うわ これほんとに大丈夫ですか?カレールーがドロップしましたけど バーモントって書いてますよ?!』
『これ レイには気づかれそうだね・・・』
『自炊も家庭科の授業があるから 復習だよ!そういうとこでも採点が必要だからね』
『ボク達の仕事は 生徒に指示して一学期に習った事を確認するってことなんだ』
『拠点にもキッチン ガスコンロと冷蔵庫 調理器具がある時点で今更よね』
『ハク 生徒のやる気はどうかな?』
『そうですね 今役割分担をしているようです 中々優秀ですね 土魔法で温泉を掘り当てている生徒もいます』
『もう土木ですよそれ!!』
『他にもモンスターを倒し始めたり 料理班なども出来ていますね。』
『あ ソウジ君とケンジ王は適度に距離取ってね 貴族令嬢だからお手付きされるの待ってる可能性があるからね』
『あなた王族だもの 第二王妃狙いとかあるわよ』
『ボクは関係なさそうだね』
『ソウジも子爵だからな 充分狙う価値はあるぞ?』
『うわっ それは少し困りますね!』
『ボクにはカグラがいるのに!!』
『ふふ こういう時は女性は楽でいいね!パジャマパーティーしてもいいくらいだよ!』
『アサミちゃん 私達はいつまで繋がれた振りしてればいいの?!』
『一番私達が暇だよね ルナログアウトしようか』
『それは皆が怒るような気がするよ!ご飯食べてアニメ見るくらいしかないね!』
『ほんとあなた達は・・・・僕が人質役でもよかったですかね?』
『それはダメですね ケンジ王はマスターと比べると助ける価値は低そうです』
『うわっ ハクさんいつも思いますけど失礼すぎですよ!』
『私はマスターの従者ですから あなたに指揮権はありませんもの』
『まぁそうなんですけどね・・・!クソ ペンドラゴン家は厄介だな・・・!』
『ケンジ君大変だね・・・』
『マーリン Sクラスのドロップいじれる?』
マーリン:可能です ドロップアイテムも日本の物は出ないようにしましょう。
『それ パッケージをなくして出してくれる?』
マーリン:土に落ちると不潔ですので 紙にくるんでドロップさせましょう。
『ふぅ それで少しはここが作り物だってバレないかな』
『今Sクラスと合流したのよ もうそれは遅いみたいなのよ』
『お?本命か?』
『マーリンのせいなのよ コアラのマーチをドロップさせるとかなんなの・・・』
『おっと それはもうムリですね・・・』
『わらわ何もしてないのに 犯人扱いされてるのよ?』
『知らない振りをするしかないよ!!』
『レイなんて ここゲームだよね?って突っかかってくるの』
『マジかー・・・』
『学園長 どうします?』
『マーリン 今から設定を変える事が出来るのよね?』
マーリン:可能ですがどのように?
『もう Sクラスだけにはバラしましょう コンセプトを全部伝えてただのキャンプと修行 ただし迷宮には参加してもらいます 攻略難易度も最高に設定してちょうだい』
『Sクラスは普通に楽しみそうだね キャンプとか好きな子多そうだし』
『企画倒れじゃないですか!!』
『一応これでも試験なのよ 他のクラスだけでも真剣にしてもらわないと困るわ』
『じゃぁ 皆は修行をつける 危ない行動をしようとしてる生徒を監視 食料の提供 料理のお手伝いくらいで何日か様子見でお願いね 5日後迷宮出現させたら本格的に攻略開始で』
『まぁ 普段関わらない生徒と共に過ごすのも楽しそうだな』
『ふふ 私が完璧なレディーにしてあげるわ~』
『わらわ 普通に過ごしていいのよ 一番楽なのよ』
『ケンジ君とソウジ君は ハニトラ注意ね キミ達結構イケメンだからね』
「クリスおばさま これはどういうことなのです!!」
「さすがに日本のお菓子をそのままドロップさせるとか ゲーマーをバカにしすぎだよ」
「あ アリシア!?おばさまは嫌なのよ クリスちゃんって呼んで欲しいのよ?」
「クリスちゃん 今回どういう意味があるのです?」
「裏試験なのよ」
「裏試験~?」
「というと?」
「夏季休暇前に浮ついていたら事故につながる恐れがあるのよ そこで一学期に学んだ戦闘技術や家庭科の料理技術を駆使してサバイバルして気を引き締めてもらうということなの」
「なるほど・・・」
「それも成績に評価されるのです?」
「自分勝手な行動を取ったり 仲間と協力しなかったりなどは評価されるのよ」
「でも それはSクラスにバレてしまったよねー」
「サーナの言う通りだねーテストにならないよねー」
「メルティーナは キャンプと修行でもしてろと言ってたのよ」
「適当ですね!!」
「他のエリアとの行き来は出来ないように設定されてるから他のクラスは気にしなくていいのよ」
「やっぱりクラスごとに別れていたというわけですのね」
「今回のSクラスの試験はもうすでに破綻してるのよ 好きに行動してほしいの わらわが修行を付けてあげる事もできるのよ?」
「ク クリス様から修行を付けていただけるのですか!?」
「なんと・・・素晴らしい授業になりそうですわ!」
「5日後 ルナとアサミ救出が始まるのよ それまでは相手してあげるの」
「え それも茶番なんでしょ?」
「捕まってるのはヤラセなんだろ?助けに行かないといけないのか・・・?」
「5日後に迷宮がわかりやすく出現することになっているのよ それの攻略に参加しない生徒はまぁ大幅に評価ダウンというわけなの」
「そりゃそうか・・・」
「ということは 今迷宮という物はないのです?」
「そのうちラスボスからアドバイスが来るのよ」
「まぁ 今知った事だけどラスボスもただのNPCってことか・・・助言してくるラスボスとか・・」
「ネタバレされなかったら許せなかったですわ!」
「ただ 料理や生活態度 戦闘技術やクラスの仲の良さ 様々なサバイバルのアイディアは見られているのよ?誰かに押し付けて何もしないという生徒は Aクラスに落ちるかもしれないのよ~」
「そういうのも原点対象ってことなんだね」
「うう リベルカにだけ任せるのもダメなんだな・・・」
「とりあえず 10日だっけ?キャンプしながら修行だね」
「それも楽しそうだぞ!」
「ええ Sクラスの仲を深めるチャンスなのです!」
「ふふ わらわはたまに口を出す程度なの 他のクラスは本当の事だと思って今もマジメにやっているからあなた達も本気で取り組むのよ?」
「はーい また贔屓だなんだ言われそうだからね」
「いつでも本気を出すのです!」




