終業式
『さて この一学期みんな中々に優秀な成績を残して夏季休暇に入れる事を誇りに思うわ。夏季休暇中には 地球への1週間の旅行もあるから参加希望の生徒は楽しみにしていてちょうだい。』
今日は終業式 ステージ上にある大型テレビから学園長や来賓のアサミやルナ達勇者の挨拶もある。
『最後にルシフェルからのお知らせね 各部門のトップの方からの挨拶や宣伝よ』
『あなた達はかわいい 夏季休暇中に遊びに城下町なんかで遊んでいるとナンパとかもあるかもしれないね 不愉快な誘いなんかで頭に来たからって攻撃とかしたら 殴っただけで一般人だったら死ぬかもしれないね!気を付けてね!あはは』
『8月9月は地球でのイベントやルシフェルではルナフェス!音楽関係のイベントもあるからね!音の精霊神としてはいっぱい楽しんでくれたらうれしいな!』
『警備部門としてアタシからは夏季休暇中は国内にも他国から大勢観光客もくるだろう。良からぬ犯罪者なども来るかもしれない。祭り中の スリや痴漢 様々な事が怒る可能性がある。怪しい人物を見かけたら自分で解決しないで回りの大人や警備兵に連絡してほしい』
『グルメ部門からは~ 地球グルメ街の新作夏限定のメニューがたくさん出されるわ~。冷やし中華 つけ麺 ジェラート 水まんじゅう かき氷 様々な夏にしか食べれないメニューを楽しんでほしいわね~』
『わたし メリーさん ミコトのルシフェルスペシャルジャンボパフェがオススメ』
『ふふ~ そうね~ 皆夏季休暇を楽しんでほしいわ~ グルメ部門のイベントとして 食べ放題の日なんかもあるわね~ どの店でもいくら食べても銀貨5枚という日を作るみたいね~ そういうのにも参加してみたら面白いかもしれないわ~』
『次はタレント事務所から報告なのよ 地球でのミューノアタレント事務所のライブイベント2026ミューサマ プリンセス ミカエル フリージア エレメンタルフラワー ミュレニアム パンツァーバイツね 10000人規模の会場ですでにチケットもソールドアウトしているの。もちろん学園の地球旅行の計画で観戦する事になっているのよ?会場のグッズ販売のスペースは 地球人もたくさん来るのよ あなた達の分のグッズはあとで買えるように分けておくから 極力地球人とは関わらないでほしいのよ 本来あなた達は日本にはいない存在なのだから』
『まぁ そうだね 余計な揉め事に巻き込まれでもしたらせっかくの旅行も中止になるかもしれないね。気を付けて行動してほしい』
『楽しい夏季休暇にしてね!』
『さて 8月9月と長い時間学園から離れる人もいるでしょう みんな 怪我や病気をしないようにまた新学期元気な姿を見せてほしいわね』
そこで 大型ヴィジョンに 異変が生じた。
砂嵐のような ザーーッというあれだ。
『ん 機械の異常かしら』
『みんな 慌てないでね』
『お 映ったみたいだけど 魔法陣・・・?』
『おい アサミ あれはなんだ?』
『わかんないよ!』
『はろー はじめましてだね』
『あ あなたは誰かしら・・・』
『ボクはカーディ キミ達はボクの世界で生きてもらうことにした!ボクの世界に招待するよ 楽しんでね!』
『なっ!どういう事!?』
『アサミ あの魔法陣は!』
『やばい!!集団転移魔法陣だ!!』
その言葉を最後に ルシフェル女学園の全生徒 来賓に訪れたルシフェル上層部は意識を失ったのだった・・・
「行ったようだね」
「これからこの生徒の身体は各生徒の部屋に慎重に運んで寝かせればいいんだね」
「ええ 誰かがゲームをクリアしない限り起きない設定らしいが大切に運んでもらわないと」
「というか こんな計画よく許可したね」
「なに 夏季休暇前で浮ついている生徒に対するサプライズだよ」
「アイ やらかさないでくれよ!?」
「あの子は自由だが ちゃんと成長してる サワキ先生 安心したまえ」
「迷惑かけないといいんだけど・・・」
今回の集団転移は 夏季休暇に入る前の本当の最終試験である。
マーリンが制作したVR空間に集団で放り込み10日間サバイバルでどのような行動をするかをチェックするものである。自分だけ好き勝手に行動したり 仲間を大事にしないなどあったら 隠れてチェックをしている審査員が新学期の成績の参考にするだろう
現実世界では5時間ほどの予定だが 内部では10日 どのような行動をしているかは外部モニターでも見れるようになっている
そして内部の生徒が不安にならないように アサミ達もダイブしているのでそこまで慌てる生徒もいないだろう。
レイが目が覚めた場所にはSクラス10名が纏められていたようだ。リィエルは新学期からSクラスなのでAクラスとしているのだろう。
「こ・・・ここは・・・」
「レイちゃん!!!」
「アイ・・・なにここ」
「レイ!アイ!無事なのです!?」
「一体なんなんですの・・・?」
「あの カーディだったかしら あいつがこの場所に転移させたと言う事?」
「体の異常は何もない?」
「あ レイちゃん 転移でルシフェルに帰ろう!それで解決だ!」
「あ そうだね すぐ帰れるじゃん 念話もあるし ルシフェルに救援呼ぶよ」
「ケンジ陛下ならすぐ対処してくれますわね!」
『ケンジ義兄ちゃん!変な奴に転移させられたの!助けて!』
『ケンジ義兄ちゃん!?ケンジ義兄ちゃあん!!!』
「どうしたんだ?」
「わかんない もしかしたら この場所 とんでもなくミューノアから遠いのかも・・・念話の返事がないの どうしよう」
「じゃぁ そのまま転移を使えばいいな!!」
「そうね 私 一度ルシフェルに戻って助けを呼んでくるよ」
「気をつけるのです!」
「え・・・」
「どうしました?」
「転移が使えない・・・」
「ど どうして・・・」
「オ オープン!!ス ステータス!」
「腕輪も使えないようですわ・・・・!」
「みんな 落ち着くのです この場所が魔法やスキルの封印空間なのかもしれないのですよ」
「そ そーだねー 出来る事チェックをしていかないとだよー」
「サーナの言う通りだねー 持ち物チェックとかはじめよー?」
「ん みなさんーーー あそこになんかあるーーー」
「リディア 離れてはダメですわ!落ち着いてみんなで行動しましょう!」
リディアが見つけた物は 小さな小屋だった Sクラス全員が入るとぎゅうぎゅうなようだ。その小屋が3つあるようだ。
「とりあえずはここを拠点としますわ!外の様子も気になりますが・・・他のクラスの生徒を探す前に一時休息をしましょう」
「そうなのです 荷物チェックをするのですよ」
「アイ ステータスオープンって言って見て 私達地球からの召喚者は見えると思う」
「わ わかった!!ステータスオープン!!」
「ちょ・・・・ え・・・・」
「なんだよこれええええ」
「どうしたんですの!?」
「レベルが1になってる・・・!」
「今までの魔法もスキルも 書かれてるけど黒になってるね・・・」
「レベル1じゃ使えないってことじゃない?」
「そ そういう事なのか・・・?」
「これは・・・慎重に動くどころか死ぬかもしれない・・・」
「そんな・・・・」
「とりあえず 救援を待つしかないですわ どの程度の人数が転移されているかもわかりませんもの。もしかしたらアサミ様やルナ様も転移させられているかもですからね」
VR空間1日目 Sクラスの生活が始まったのだ。




