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アリシアの婚約問題

「レイちゃんかえろー!」

「ごめん 今日部活あるから」

「部活かぁー ワタシまだ入っていないよ・・・」

「アイもやれば?」

「レイちゃんは 軽音部だっけ・・・?」

「うん と言ってもまだ始まったばかりでバンドも組めてないし自主練ね 今は他の部員の子も忙しそうで難しいけど」

「どうしてだ?」

「生徒会選挙のことで学園が慌ただしいからね・・・」

「あー・・・Sクラスも結構立候補してるな・・・ ワタシは難しいのよくわからないからなぁ」

「仕事押し付けられるだけだと思う。私は目立ちたくないし みんなかわいいからね 日本人は顔地味だからあんまり人気出なそうだよ 多分顔でも選ばれるんじゃないかなー」

「レイちゃんと遊ぶ時間が減るのは困るぞ!」



「レイにアイ まだそんな事言ってるのです!?」

「アリシアは生徒会長だっけ?出来るの?」

「少し心配になってきたのですよ・・・ 他にも立候補者が乱立しすぎなのです」

「あー サーナとユーナは一緒に出来る役職選んでたけどねー うちのクラスだとマリアンヌか。他の子は違う役職選んでたね」

「マリアンヌは強敵なのですよ!」

「そんなになりたい物なのかな めんどくさくない?」

「そうだな!ワタシ 勉強の時間もちゃんとしないと怒られるし・・・!」

「レイは座学は結構厳しいからね・・・!」

「他のクラスにも 実家の関係で立候補しないとって子が多いのです・・・!」

「Aクラスにも王族いるからね」

「そうなのです キングレオのリィエル殿下なのですよ」

「キングレオはビースターの王女様達しか知らないぞ・・・」

「影が薄いってのはあるかもね・・」

「それ言ったらダメなのです・・・ すっごい怒るみたいなのですよ?でもリィエル殿下はSクラスに移行する可能性が高いのですよ?Aクラスで1番なのです!」

「仲間が増えるのはうれしいな!」

「私はアイがAクラス落ちしないか心配だね。」

「レイちゃんひどいぞ!ワタシも頑張ってるんだ!」

「アイは授業中に うまい棒食べるのやめるのです 食べてる音聞いて先生がピクピクしてたのです!バレバレなのですよ!」

「そうだね マイちゃんとユイちゃんにチクるよ?」

「そ それはダメ・・・!怒られる!」



「私は生徒会とかはいいやー バンドメンバーがほしいよ・・・」

「ワタシはお姉様とムーちゃんと組んでるからな そっちにも出ないとダメなんだ!」

「私もユリーネ姉様みたいにアイドルしたいのですぅ・・・」

「ユリーネちゃんの実妹って事なら人気出るかもしれないぞ?」

「うー・・ それはなんか嫌なのですよ コネみたいに見えるのです」

「まぁほとんどの今のルシフェルプロデュースのバンドはコネみたいな始まりだけど 実力もちゃんとしてるから問題ないんだろうね みんな人気出てるしね」

「生徒会長に立候補しないなら 私もバンドやアイドル組みたいのですがー」



「そんなに生徒会長って大事なの?ジュリアス陛下は別に気にしないと思うんだけど」

「兄様はあまりそういうのには興味ないのです 私の婚約者問題なのです」

「アリシアに婚約者いるのか?!」

「そうなのです ワリーノ学園の生徒会に入っているのです」

「あー・・・そういう感じか 婚約者が生徒会にいるから自分も入らないといけないってこと?」

「別に好きでもないのですよ?勝手に決められているのですよー」

「政略結婚ってやつか!辞めたらいいんじゃないか?」

「アイ 無理言ったらだめだよ ジュリアス陛下はワリーノ国王辞めたがってるみたいだし アリシアの婚約者が王になるかもだよ?」

「そうなのですよー・・・ 私が女王になるかその婚約者が婿になって王になるかの選択なのです」

「アリシアはまだヴァンパイア化してないからね ヴァンパイア化してたら別にいつ結婚してもよくない?ジュリアス陛下も退位急いでないんでしょ?」

「そうなのですがー」



「私はね 他国の学園の生徒会に所属しているくらいじゃ アリシアに釣り合わないと思ってる」

「どういうことだ?」

「アリシアは ルシフェル女学園の首席入学だからね 普通の学園の生徒会の子達より充分優秀なんだよ 義兄ちゃんも褒めてたんだよ?」

「そうなのです?」

「私 入学前にフリーダムの学園飛び級してから暇してたからね 色々他の学園も調べたんだ」

「どうだったのです?」

「ん- 地球の言い方だとわかりづらいと思うけど ルシフェルの学園は高校卒業レベル 他国の同年代の学園は中学卒業レベルだったよ」

「そんなに違いがあるのです?」

「レベルでいうと 中学卒業生が20とすると高校卒業生が50くらいだと思う」

「すげぇ差があるんだな?」

「ワリーノ学園の学力は中学レベルだね?」

「ルシフェル女学園の方が卒業したら相当自慢になるってことか!?」

「まぁそうだね あまりバカにした言い方したくないけど 勉強する内容が全然違うんだよ メルティーナ学園長の方針なんだろうね ワリーノから転勤してきたけど ワリーノ学園より学力上げようと思ったんじゃないかな?」

「た たしかに ワリーノの中等部で習うようなことはこの学園では出来て当たり前って感じだったのです・・・!家庭教師の先生がルシフェル学園の教科書みて絶句してたのですよ!」

「うちの学園のレベルを卒業したら就職はより取り見取りってのは当たり前だよね 他国の数倍は難関な授業してるんだし」

「今の時点でアリシアはその婚約者より習っている事は高度なんだな?」

「その通りだね 他の学園の子が転入してきたとしても内容が分からないと思う」



「はーーーっはっはーーー」

「ゼ・・・ゼロだぞ・・・」

「アサミ姉ちゃん 何の用?」

「わわっ ゼロって言うのですよ!!ここは学園なのです!」

「ふふ レイ嬢の言う通りだ!この学園は他の学園より授業内容が各段にレベルが高い!」

「ケンジ義兄ちゃんとミズキちゃんエマさんの授業を転移してきてからずっと受けさせられたからね。この恨みは忘れない・・・」

「ふふ 結果キミは学園次席に選ばれたではないか 誇るがいい」

「ミューノア人のアリシアに負けた時点で私もまだまだだよ」

「アリシア嬢はいい兄を持ったようだな 彼の王はキミを大事に育てているらしい。会った事はないのだがね!」

「こないだ一緒にオムライス食べてたのですよ!」

「アリシア 知らない振りだぞ・・・!」

「そ そうだったのです・・・ めんどくさい設定なのですよ・・・」

「それで ゼロ 相談に乗ってくれる?」

「はーっはっはっ いいだろう 場所を変えようではないか」

「あ まって メールする 今日寮でベース練習するって 部活を休むよ」

「わっ!一緒に帰れるんだな!アリシアも今日は帰ろう!」

「え ええ ゼロが何か話があるみたいなのです 今日は帰るのですよ」


10分後 Sクラス寮 カラオケルーム


『へい へい へい 時には起こせよムーブメントっ!』

『がっかりさせないっ期待に応えて素敵で楽しいっ いつもの俺らを捨てるよっ!』

『自分で動きださなきゃっ何も起こらない夜にっ何かを叫んで自分をっこわせっ!』


「アイ歌ってるし・・・」

「へへっ アイ なかなかやるじゃん」

「今度のアニソンカバーはこれなんだ・・・!」

「アイうまいのですよ!」

「これアニソンで出た方がカバーだって知ってるのかな・・・」

「知らないかも・・・」

「それで 相談って何かな?」

「ん- アリシアが無理してるように見えるんだよね」

「私なのです?」

「婚約者の為に生徒会入ろうとしてるみたいなんだよ」

「確かにそれもあるですが」


『うちにかえったらひたすら眠るだけーーーだーかーらー』


「アイの歌が終わってからにしよう・・・」

「そうだね・・・ 一人で歌って誰も聞いてないよ・・」

「というか アイはヴォーカルじゃないんだけど!?」

「マイちゃんから奪いたいのかも・・・」


「ふぅ!気持ちよかった!」

「ふふ お疲れー」

「よかったのです!」

「それで 何の話なんだ!?」

「うん アリシアは本当に生徒会長をしたいのかなって」


「あ ポテトと焼きそば たこ焼きとからあげでー あとはーコーラ3つとアンズサワー え 学生寮だからアルコールはない?しょうがないなぁ ファンタのプレミアピーチ え グレープとオレンジしか置いてないの?!」

「アサミお姉様 自分で買えばいいぞ・・・」

「じゃぁ オレンジで」

「結構こだわるのです・・・・」

「話の途中なのにっ て もう来た 相変わらず早いな・・・!」

「まぁ 冷凍だけどね そこまで金かけてられないし」

「充分おいしいぞ?!」


「で フードメニュー来たところで聞こうか」

「アリシアが生徒会長になるのは 婚約者が生徒会にいるからって理由みたいでね そこまでしなきゃいけないのかなって思ったの」

「なるほどね 学力が上のルシフェル学園で生徒会長になったとしたら その婚約者どんな人かしらんけど格下に見えてしまうかもね」

「そ そうなのです?」

「そうだねー ハッキリ言って嫌味か?って言われるかもねー」

「うん 私もそう思う よく乙女ゲーであるじゃん 婚約者が優秀すぎて自分が劣ってるって感じて浮気するとかさ」

「あ それ知ってるぞ ヒロインに慰められるんだ!」

「それで恋してしまうと やってる事はただの浮気のクソ野郎なんだけどね」

「それに私がなる場合もあるのです!?」

「というか アリシアの兄がそうだったじゃん」

「兄?ジュリアス兄様の事なのです?婚約者いたこと無いのですよ?」

「あ なんでもない!!違う家の兄と勘違いしてた!(あの王子の事ワリーノから記憶消したのわすれてたわ・・・)」

「アサミ姉ちゃん?」



「ん? なんでもないよ!アリシアは生徒会長をするのはその婚約者に釣り合う役職がほしいからなのかな?」

「それは・・・よくわからないのです。」

「ルシフェル学園ってメルティちゃんに聞いたけど 今の1年生より上の学年になると勉強も専門的になるみたいだね。本当に生徒会長になって学園の生徒が楽しい生活にしようとか思わない限り相当きつい仕事だとおもうんだよね」

「ま まだ勉強のレベルが上がるのか・・・!?」

「まぁ 最終的に高校卒業レベルになるだろうね まだ途中って事だよ」

「そこまでは求めてないけど 他国の学園の勉強よりは難しいだろうね」



「私 わからないのですよ 婚約者と一生一緒にいたいと思えるのか自信がないのです」

「好きでもないなら難しいよね」

「相手はどうなの?アリシアが婚約者でうれしいのかな?」

「デートに誘われた事ないのです」

「えええ?!婚約者なのにアリシアをほっといているのか?!」

「アイ 政略結婚ならそういうの当たり前にありそうだよ?」

「というか 今のワリーノで政略とか必要なの?別に要らないと思うんだけど?」

「私もそう思った ジュリアス陛下が生きている限り安泰だと思う」

「私は そういう物だと思っていたのですよ」

「私達ミューノアにある王家やルシフェル関係者はヴァンパイアだからね アリシアももう少し大人になったら ヴァンパイアになると思うんだけど その婚約者がヴァンパイアになったとしたら 何万年も夫婦しなきゃいけないんだよ?」

「愛のない結婚はヴァンパイアには不幸だと思う」

「私 ヴァンパイアになっていいのです?ジュリアス兄様はまだ早いと言っていたのですよ?」

「成長が止まっちゃうからね。私は20代くらいにしたいと思ってる。姉ちゃんは最近なったけど」

「たしかに もう少し身長とお胸がほしいのですよ」

「アリシアもレイちゃんもひどいぞ!ワタシはマーリンにこの姿から成長しないって言われたんだ」

「アイは・・・まぁ・・・しょうがないよね」



「とりあえず!一度王家の政略結婚って無しにした方がいいと思うんだよねー。ワリーノは財政的に厳しいってわけでもないだろうし 別に政敵もいないんでしょ?」

「アリシアの婚約はいつだったの?」

「えーっと8年前です」

「8年前っていうと・・・私知らないけど前王の時代か」

「お父様は・・・あまり好きではなかったのです 多分姫は道具だと思っていたのですよ」

「あー めんどくさそうな王っぽかったからねー・・・」

「私 ワリーノに召喚された時 ふん また子供か みたいに言われたよ」

「わわ・・・ ワリーノが迷惑かけたですよ・・・すみませんレイ」

「ん-ん もう気にしてないし ミューノアに来れたからまぁいいよ 前の王様がした事だしジュリアス陛下も関わってないみたいだし アリシアやユリーネちゃんには関係ない話だからね」

「アリシアはその婚約者の事好きじゃないんだよね?一度解消を相談しようか?」

「そうですねー あんまり興味ないのですがー・・・ アサミ様が言ってくれるです?」

「まぁジュリアス君は友達だからね 友達の妹の事に口出していいのかわかんないけど 望んでいない婚約は私もちょっと引っ掛るからなぁ・・」

「ルシフェルは恋愛結婚推奨だからねー。私達地球人としたらなんかもやってくるよね」

「アサミお姉様に任せればなんとかなりそうだよ!?」


『ジュリアス君 ユリーネちゃん 今暇?』

『おや アサミ どうしたんだい?』

『なんでしゅ?時間はあるでしゅよ?』

『カラオケしない!?』

『いこうじゃないか!』

『いきましゅ!』

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