監禁
目が覚めたら私は知らない場所で寝ていた。
確か昨日はお風呂に入ってそのまま寝たはず?
部屋は豪華で実家の伯爵家の部屋とは比べ物にならない広さだった
一体ここはどこなんだろう。
周り誰もいないしどうなってるの? もしかしたら攫われた?
「だ だれかーーー いませんかーーー!?」
「い・・・いないのかな・・・」
状況を整理しよう。私の名前はドリアンの伯爵家 クラウディア・フォーチュン15歳
何があるかわからないからね。役に立つ物を探すと仕様
武器とか食料 あ!冷蔵庫がある。
結構大きな冷蔵庫だなぁ・・・。えーっと中身は・・・
ジュース 調味料 ケーキ お肉 お野菜 チーズ ワインなんかもある。でも私料理なんてできないし・・・。上はっと ああ 冷凍食品がいっぱい入ってる!アイスなんかもあるのね!
周りには テレビ 電子レンジ あ 炊飯器 キッチンもあるわ!
ここがどこなのかわからないけど・・・ しばらくは生きていけそう。
その時
ブォン・・・・ といきなりテレビがついた。 なに なんなの!?
『やぁ 起きたかい?』
テレビ画面には 仮面を被りマントを羽織った怪しい人物が映し出されていた。声は変声機か何かを使っているのだろうか 男とも女ともわからない声だった
「な なんなの!?誰なのよ!!」
『私の名は ふふ ゼロとでも名乗ろうか ようこそ私の館へ!!』
「ゼ・・・ゼロ・・・だ だれなの!?何が目的なのよ!!」
『キミ達は選ばれた人間だ。ここに呼ばれたのはこの世界中で選ばれた10人なのだよ』
「ほっ ほかにもいるというの!?助けが来るかも!」
『はーっはっは キミ達の部屋のクローゼットに服を用意した 着替えたまえ』
「き 着替えですって・・・・?」
『ふふ キミ達にはお似合いだろうね・・・』
あれね 見れば見るほど豪華な部屋ね。ここに住めと言われたら喜んじゃうほどだわ。電化製品もあるし トイレもお風呂も個室みたい なにこれは 住めるじゃない!
そして 私はゼロの言う通りクローゼットを開けることにした
中には 私でも付けた事のないような かわいいアクセや煌びやかな輝きを放つ宝石 わっ 最新のモデルのドレスなんかもあるわね
『まずは そうだね 制服に着替えたまえ おっと レディのお着替え中はテレビを消させてもらうよ?私には覗きの趣味はないからね。着替えおわったら声を掛けてくれたまえ ふふ』
制服・・・ これかしら・・・ ルシフェル女学園の制服ね・・・
多分私が4月からルシフェル女学園に入学することを知っているってこと?
10人・・・ゼロは10人って言っていたわね。ルシフェル女学園の私の所属予定のSクラスも10人だわ
まさか・・・・!
Sクラス全員が誘拐されたというの・・・?!
いいえ ライバルの貴族家の仕業かも・・・ まだ断定はできない
私はゼロの考えがよくわからないけれど まずは制服に着替えた方がよさそうね。
「き 着替えたわ・・・!私をどうするつもりなの!?」
『素晴らしい よく似合っているよ クラウディア嬢』
「そろそろ聞かせてくれないかしら?」
ガチャ ドアから何か物音がした
『ふふ 今 部屋のロックを解除した。さぁ 出て来たまえ』
「何があるかわからないけど・・・行くしかなさそうね」
恐る恐る部屋の外を見ると 同じような部屋がいくつもあった。
まさか この部屋全部に他の人達を監禁していたというの?
『さぁ・・・ 部屋を出て一本道を進むと大きな部屋に出るそこまで来てもらおうか』
建物全体に聞こえるような感じね。いいじゃない!言ってやるわよ!
私だけじゃない 他にも部屋から出てくる人達がいた。
同じ年ごろね あ やっぱりルシフェル女学園のSクラスの生徒のようね。試験の時に見た子ばかりだわ
ゼロの言う通りに大きな部屋に出る ここは・・・パーティーが出来そうなくらいの大きさね
そして 今まさに料理などがテーブルに大量に並べられている。
あ 美味しそう・・・。こんな料理うちの家じゃ早々用意できないわ・・・
「あなたは・・・クラウディアね!?」
「ジョセフィーヌ・・・」
「おーっほっほ クラウディアにジョセフィーヌではありませんか」
「マリアンヌ・・・あなたまで」
「一体なんですの?あなた何か知っているのではなくて?」
「し しらないわよ・・・ゼロとか言うのに監禁されてたみたいだけど」
「あなたもなの!?私もなのです!」
「お二人もですか・・・ 何なのでしょう」
バンっ
部屋が暗くなり 光が一か所に集まった そこに現れたのがゼロだ
「はーっはっ!我が名はゼロ!今宵キミ達をこのパーティーに招待した者だよ」
ゼロ・・・ この人物は一体・・・




