博士たちの移住に向けて
オメガニカ自体の攻略は1日もせずに終了したのだが 移住の件は芳しくなかった。
今の待遇に満足しているとか種族的にオメガニカでないと生きていけないとか様々な理由があった。
まず 移住をしてもいいと言ってくれたのが3人。
1人目 スペンサー博士 男性で外見年齢60代に行くか行かないかのメカ狂いである。
オメガニカ世界のロボットの権威でアンドロイドやサイボーグなどの進化を2世代ほど早めたという研究好きのヒューマンである。研究する時間がいくらあっても足りないというので不老不死になれば?と言ったら飛び上がる勢いで喜びミューノアの移住をすぐに決めてくれた。
2人目 ベリータ 美容界にその人あり友言われる女性発明家 女性化粧品や女性の為の健康器具 本人も開発するだけでなく モデルとしても活躍している。これにはミューノア女性陣も期待している。
3人目 アイリーン 国民的に大人気なダイエット食品や動物などの交配で新たなハーフの動物を作る事にも成功し 家畜の新しい品種を生み出している。
ミューノアの新種の動物もふえるだろう。
「さて とりあえず 移住を決意してくれてありがとう。これから待遇の説明をするね。」
「ふ 頼むよ 僕達は科学などの学会で顔合わせをしてあるから知った仲でもある。新たな職場でも仲良くしてほしいね」
「世界的に有名なスペンサー博士とご一緒できるなんて・・・!」
「新しい世界の研究 たのしむのでーす!」
「まず あなた達優秀な科学者の方をミューノアに招くということで 研究費 生活費 自宅 研究室 お世話係などを必要なだけ用意しますね。別に強制の仕事はありません。好きに活動してほしいですね。ノルマなんかもありません。ご自由にどうぞ」
「ふふ いいのかね?」
「ただ 危険な物を作る場合は隔離区域でやってほしいね。例えば爆発する危険のある物とかバイオハザードになりかねない物とかね」
「研究に爆発はつきものでーす!」
「ははっ 注意しようじゃないか」
「あとは これも好きにしてほしいですけど 不老不死 若返りなんかも受け付けてますね。短くて2万年~は続くと思ってくれていいです」
「素晴らしいっ!これからの人生まだまだ続くと言うのね!」
「まだまだやりたい事があるのだよ!!」
「素敵でーすね!」
「まぁ 人間やめて種族的にはヴァンパイアハイロードとなります。自我がある。粉みじんレベルにならない限り死なない 吸血衝動などもない 弱点なんかもない。そんな感じです」
「そんなのデメリットがないじゃないか!僕は自分を機械化しようかと悩んでいたところだよ まだ純粋な人間だがね それがあればまだまだ私は研究が出来る!」
「最高な環境じゃない!」
「オメガニカの作戦に参加した人はオメガニカ神から オメガニカにある素材 食料 種 動物なんかを買えるってスキルを伝授してもらったから 必要になったら言ってほしい その代金もルシフェルで請求してくれて構わないね」
「僕達が知らない物だったらどんな物でもいいです。新しい技術なら何でも歓迎です。一人で全てやるのが難しいとは思うので 助手を付けますので弟子にしてもらえばいいかなって思います」
「私達はオメガニカの知識しかないからね 助手と言っても 本当に理解できるような子を育てるのはまだまだ時間がかかるだろう」
「お手伝い程度かなー」
「そうですねー!」
「ふふ 好きに使ってほしい まぁ 博士の手伝いができるような知識系スキルを付与させる事もできるからね。あとで相談しようマーリン」
マーリン:ええ そうですね。オメガニカの専門知識を開発し 助手に出来るような人材を作ることはできるでしょう。
「ははっ それがあれば僕達はいらないのではないかね?」
「知識をつけるだけで研究が出来るってわけじゃないんだ。そこまで万能ではないだろうね。多分あれをもってきてくれって指示受けたらオメガニカの素材を持ってくるとかその程度だと思ってね」
「それがあるだけで相当助かりまーす!」
「僕達はこれを作ってくれとか指示はしませんが 定期的に作った物は発表してくれたら助かりますね。あなた方はミューノアにない技術をもっていますので みんな興味あるみたいですからね。」
「好きな物をつくれるなんて!相当な開発費がかかると思うがね」
「マーリン えーっと 100兆をオメガニカの通貨にするとどのくらいなのかな?」
マーリン:ミューノア金貨1枚で 10万オメガとなります。
「単位言われてもよくわかんないな どんなものなの?」
「そうですねー。私の年間研究費が100億オメガ程度ね。1億あれば一般家庭が100年暮らしても余るくらいだわ」
「そうだね。僕のその程度だ。結構何でもできる値段だよ?」
「なんだ その程度しか研究費もらってなかったんだね。年に一人100兆オメガは使っていいと思う。ボーナスとかもあるからね。」
「な・・・破格ではないですか・・・!そんなに使っていいのかな・・・」
「あー 気にしないでください。1万年後まではお金に苦労しないと計算出来てるみたいですからね。増え続けることはあっても 国家資金が尽きるってことはありえません。」
「恐ろしい国家のようだ。」
「そうだね 私が1日モンスターを倒すだけで100億オメガを作り出すって思ってもらえればいいよ」
「はわわ 何ということなの この子すごいわ!」
「ふふ 必要な物があったら申請してもらえればある程度は通ると思います」
「とりあえず この天界が下界時間で1日がこちらでは1か月の世界なので 天界の観光をしながら必要そうな機材や素材なんかを確保してほしいですね 無限インベントリでどれだけ買って持ち帰りできますからね。」
「一度下界に帰ると中々ここに来れないからね お土産とかを買い忘れないようにね」
「では ミューノアにいくのは1か月後かね?」
「僕達の天界での休暇が1か月後に終わるのでその後ミューノアに帰還 それが1月12日になります。仕事開始は1月15日からですね。必要な物を書き出してもらえたら オメガニカに行って確保もしましょう。まぁ アサミさん 博士たちの研究施設とか丸ごとインベントリにいれましたよね?」
「そうだね 博士たちの関わった研究成果や作品や財産 研究資料なんかは施設ごともってきたよ」
「本当にとんでもない子だね!助かるよ」
「それがあるだけで研究の続きもできるでしょう」
「わかった それまでに足りないミューノアでの研究に必要な物を揃える事にしよう」
「あなた達を縛る物は何もないけど 非人道的な研究は相談してからしてね。人間の解剖とか人工モンスターとか作られてもこまるからね!」
「たのしみな事だ。これからもよろしく頼むよ」
アサミ達の休暇はまだ残っている。それが終わるまでの間に交流会や素材などの確保 観光などやりたいことを自由にし 1月12日 午後18時 ミューノアに帰還するのだった




