表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
52/909

【第2章】移動の足を用意しよう

今回から 第2章の始まりです。

次の日から旅の準備を始めることにした

まず 私がしたのは しばらくこの町に戻ってこれないっということもあって

商業ギルドにレシピ販売だ

これは 新しい料理のレシピを商業ギルドに売ることで

料理人がそのレシピを買いそのレシピ考案者に毎月3%払うというものだ。

まぁ 料理だけではなく 道具 魔道具 武器 食料 酒 などの新アイテムの特許みたいなものらしいね 

その使用料は商業ギルドの預金でどこの町 国にある商業ギルドでいつでも下ろせる。


そこで私は、ばあちゃんと協力して カツ丼 ラーメン 餃子 オムライス 唐揚げなど様々な料理 調味料を 数十品を憑依して料理人の前で調理してレシピを認めてもらった。


初回のレシピ登録料は 金貨100枚

こんな料理売れないはずはない と喜んでもらえた。

うれしい誤算だったのがだいたいの材料はこの世界にもあってわざわざ取寄せなくても再現できることだったね!


よし これで料理文化が発展する そして何もしなくてもお金が入ってくる!

と なんか卑怯なマネをしているがいいのだ!自重はやめたのだから!

ただ 今までにない料理だったので割高になるようだが町全体の向上で喜ばれていることだろう。

やっぱりグルメは強いよね 観光客も増えてるらしい。


先行して料理を振舞っていたミーナさんの宿は 使用料の徴収の対象外みたいなので喜んでいるだろう。

今も繁盛しているようだ。


「あとなにかあったっけ?」

『ん- そうだねぇ。さすがにあと3日じゃやること限られてるんじゃないかぃ?もっと大きい町にいけばチャンスはあるよぉ』

「そーだねぇ。発案者みたいに思われて料理界の先人には悪いと思ってるけどね」

『過去にも同じようなことしてる人がいるから そこは気にしない方がいいんだよ。』

「うん ありがとう。」

『ばあちゃんも料理を広められてうれしいしね。』



「あ そうだ ばあちゃん 運転ってできるよね?」

『車かい?』

「うん やっぱ旅には必要でしょう?」

『車種にもよるねぇ』

『まぁ バスくらいならいけるかね』

『あー あれかい?キャンピングカーみたいなものかい?』

「うんばあちゃんがバス運転できるのも相当だけど・・・ それ 結構大きい買い物だけど どうかな?」


アサミ達は今 結構お金を持っている。

実家の財産で約1100枚 レシピ販売量で100枚 

初依頼事件での解体素材で金貨20枚 

討伐でいつでも受注できて清算してもらえるのがウルフ銅貨3枚x481 ゴブリン銅貨2枚x512 スライムきのこ1枚x57 オーク銀貨5枚x343 ベア銀貨3枚x153  

約金貨220枚 そのうち10%引かれるので200枚くらい

南の森ダンジョンで宝箱から100枚 素材など捨てるくらい拾ってしまったので それの合計で金貨400枚ダンジョン内から別で計算しはじめたPT資金は日本円だと約1億円。

個人資産は約2億円持っていた。


なので 1000万円はするキャンピングカーにも手が届くようになっていた。

『まぁ ばあちゃん運転も好きだし アサちゃん達が快適に旅ができるなら賛成だよぉー』

「これは私のワガママだからPT資金は使わない。移動で夜に道が狭かったら家出せないしねぇ」

『でも 夜に車の中でもいいのかい?モンスターに囲まれるかもよ?』


お知らせ:それについては問題ありませんね。アサミ様のスキルで指定したメンバー以外は入れない結界が取得を確定されていないスキルにあります。

これを突破できるのはSランクモンスターでないとムリと予測します。

聖結界 取得しますか?


「それはすごいね お願いします!」

お知らせ:時間がある時にでも 確定 消去するスキルを選択してください。貯まる一方です。

「す すみませんでした。あとでやります。」


お知らせ:わかればいいのです。


『やぁーい 怒られたぁ』

「ばあちゃん うっさい!」


「じゃぁ キャンピングカー買います!あ ダリアとソフィーも呼ぼう」


『ダリア ソフィー 今大丈夫?』

『なんですの?』

『暇してるが 今どこいるんだ?』

『宿の部屋にいるから来てくれる?』


5分後 2人と合流したアサミは この間行った広いとこに転移した。

「えーっとね 移動の乗り物を異世界買い物で買って用意したんだけど 使う?」

「そりゃ 助かるが」

「どんな感じですの?」

「ん- 住める乗り物?」

「わからん・・・ まぁいいんじゃないか?」

「じゃぁ 出すね!」


そこには 大型バスほどではないが結構なサイズのキャンピングカーが現れた。

さすが金貨120枚である。


『中を案内するよー』

「こ これはなんですの!?」

「住める乗り物って言ったでしょ。」

「馬がいないんじゃ 引くのも無理だろう?!」


『まぁ 中に入ればわかるよぅ』


中は中々に立派で キッチン 冷蔵庫 シャワー テーブル ソファー ベッドと結構広い。

「これ 私が思ってたより豪華だねぇ」

『だって 金貨120枚だもの。立派じゃなかったら困るよぉ。安全確認もあるしね。』

「もう家じゃないか!」

「これ もう住めますわ。」

「タマここで寝れるの?イスがふかふかぁー」

「それはね ソファーっていうんだよ 柔らかいから移動してもお尻痛くないねぇ」

「これはどうしたんだ? さすがにアサミでも金貨120なんて大金だろう?」

「まぁ ダンジョンで分配された金貨はあるのはわかりますが こんなの買えたんですの?」

「まぁまずは説明させて」

「こっちがキッチン 簡単な料理ならここで作れる」

「こっちはベッドルーム うん 4人で寝ても充分な広さだね」

「これは冷蔵庫 冷たく食べ物とか飲み物を入れれる魔道具だよ」

「で ここがシャワー さすがにお風呂はなかったか。ここを捻ると水 お湯が出るよ。

体を洗えるんだ。」

「そんなものまで・・」

「こんなの 家じゃないか!」

「で 最後がここ」

『運転席だよぉー』

「私も運転はできるんだけど さすがにこんな大きいのは練習しないとあぶないから」

『ばあちゃんが運転するよー このくらいのサイズだったら前運転したことあるからねぇ』


『うん 道がちょっと悪いけど問題ないね。』

「だいたい馬車ってのは時速10キロくらいらしいよ。」


「えっと?もしかしてだが これは馬なしで移動するのか?」

「そうだよ?そこにシートあるから座ってみて」


「ここですのね ほら ダリアも」


運転席には3人座りのシートがあって そこにダリアとソフィーが座る 

ばあちゃんも 運転席に座り まぁ 念動力なのだが

アクセル ブレーキ ハンドルをうまく使い発進した。


「念動力運転も大丈夫みたいだね」

『ちょっと心配だったけど 結構おもしろいねこれ』

「う 動きましたわ!」

「馬もいないのに勝手に動いてるぞ!」


『あっちの世界では こういう乗り物は多かったんだ 今ばあちゃんが運転してるのは車っていう

まぁ 移動魔道具かねぇ』

「すっごーーーい はしってるー」

『普通の車は ここまで住むことに特化してるわけじゃぁない ただ乗って移動するってだけだったんだけどね』

「これはキャンピングカー 遠くに旅に出かけたりするのに向けて作られた車なんだよねー」

『移動中はヒマだろう?車の中でゆっくり色々出来るように考えられたんだよ』

「見ての通り だいたいは出来るでしょう?」


『で 今からスピード出すよ。』

「まずは道の様子見て40キロくらいかな」

「はっ はやいっ!」

「な なんですの!?」

「はやーーい もっとー」


横を見ると 景色がどんどん流れていく。

「もう少し上げてみようか だいたい90までは安定して走れるみたいだよ」

『あいよぉー』

「さらに早く!」

「こんな乗り物があるなんて!!」

『ん- この速さだと1時間で 馬車が進む4倍くらいは進む距離が違うねぇ』

「そんなの! すぐ王都についてしまうじゃないか!」

「はやすぎですわ!」

「これ 私が個人財産で買ったんだけど どう?PT資金は使ってないんだけど」

「こんな便利な物にお金使ってもらってありがたいが・・」

「アサミ だいじょうぶですの?余裕がないなら PT資金でも大丈夫ですのよ?」


「ん- 商業ギルドで異世界の料理レシピ売ったら 金貨100枚くらいもらってね。

毎月 レシピの使用料3%商業ギルドからもらえるみたいよ?」

「また この子は・・・」

「まぁ 異世界料理はうまいから広まるのはうれしいが」

『この世界の材料でも再現できたけど ただ 素材がそこまでいいのじゃないから味は落ちるねぇ それに値段も相当違う 出回っても高いと思うよぉ』

「おばあさまの料理は一流料理人ですものね」

「ああ いつもおいしくいただいてるさ!」

「じゃぁ この車で旅をするってことで決まりだね。」

「たしかに快適だが 夜とか通れない道はどうするんだ?そのまま放置か?」

「さすがにこのサイズはしまえないでしょうし」

「無限インベントリーを甘く見ないでほしいな。」

『ああ アサちゃん見せるんだね。』

「そうだね。みんな 外にでてくれる?見せたいものがあるの。」


と 笑いながらみんなを外に移動させるのだった。

第4回アース・スターノベル大賞様に応募している作品です 初めての作品ですが最後まで書ききりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

よろしかったら ブックマーク 評価 ★の方もお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ