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24層の現在

コアルーム

「まずいことがあったかもしれない」

「統括?どうしたの?」

「なんだなんだ 揉め事か?」

「いや 別に俺らに害があるわけじゃないんだがな」

「なんですの?もったいぶらないで教えてくださいまし」

「24層のヤンキーと極悪スキルの3人 1か月ほど見てない」

「ああああああ いたねぇそんなやつ!」

「まて・・・ということはご飯も無しだったのか?」

「統括がやるかなーって思って見てなかった 不快だったし」

「俺もさっき気づいたが だれも気付いてなさそうだな・・」

「分けた時に1か月分くらいは小麦粉置いといたからだいじょぶじゃない?」

「小麦粉のみですの?」

「そうだね 一応フライパンとかはボロ小屋に置いといたからだいじょぶじゃない?」

「それ死んでそうだな・・」

「アサミ 恐ろしい子ですわ。」

「まぁ どっちにしろ死刑なやつだから死んでもよかったんだが めんどくさいからワリーノに引き渡さないか?」

「賛成!スキル封印してレベル0付与しといたからね」

「でも処刑されますわよ?いいんですの?」

「そうですねー でも今回はあの火災の犯人ですからね 地下にいたやつは何したか知りませんけど あの犯人は僕も許せない!罪は償うべきだと思います。」

「そうですね ケンジの言う通りかもしれません。向こうの世界でも放火の常習だって聞きましたし」

「一応様子見てワリーノに引き渡すか決めた方がいいんじゃないかなぁ?」

「死んでたら無駄に罪悪感が沸きそうなんだが・・・」

「コア 24層の生存者何名かわかる?」

【15名デスネ】

「タカシ アキラ アカリ 地下の3 ヤンキー9 全員生きてるか・・・?」

「だいじょうぶみたいだね・・・ふぅ・・・私は悪くない!」

「いや 充分危ないぞ」

「じゃぁ 見てみるか」


24層

『はぁぁぁルナぁぁぁ 今日もかわいいよぉぉぉ ちゅちゅっーーー』


「次!」

「今すごいのいませんでした?」

「ルナを抱きしめていたな」

「あれが噂のルナさんの元彼ですか」

「はっ!?ケンジ君 ぶっ殺すよ?」

「ひぃっ!」

「はいルナ どーどー」

「まず アキラは平常だったな また何か送っといてやれ」

「お手紙お届けもめんどくさいんだよね 統括が直でここから聞いてよ」

「しゃーねぇな おい アキラ聞こえるか?」

『はっ!だれ!?俺の心に直接 まさかペルソナ?!』

「カンナさんと同じタイプかー」

「私あんなのなんですか・・・」

「今日もルナと仲良くしてるようだな 補給を増やすが何がいい?」

『また見られてたのかよぉ・・・ でも補給はうれしいね 最近のがんだむ作品でお願いしたい。』

「アサミ サンダーボルトとハサウェイ送ってやれ 何か食いたいもんはあるか?飲み物でもいいぞ1か月分くらいそれで何とかしろ」

『じゃぁ 栄養ドリンクとカレーのレトルトをお願いしたい。』

『うわっ 相変わらず早いな ありがとう!俺がんばるよ!』

「すまねぇな あんまりいいもんやれなくて じゃぁな」


「ずいぶん質素な配給ですね。」

「カレーでいいのか・・・」

「次はアカリだな こいつは見られてるの気づくと猫被りそうだ 適当に様子見るぞ」

「その方がいいね!」

「まぁ死なない程度に贅沢はさせてあげてるけどね 公認ニートだよね」

『キリト あんたまたああああああ?そのパンツの上からペロペロするのホント好きだねぇ このスケベ犬!』

「うわっ!」

「ケンジあんた向こう向いてなさい!」

「なんてエロイ犬ですの!?」

「でも 結構喜んでないか?」

「へっ変態だっ!」

「ん- こいつにはー」

『わっ!また箱?!』

「何送ったんだ?」

『えーっと ドッグフードと変えのパンツ大量にある・・ あとはお茶漬け?あっ、今度はユージオフィギュアだ。またルナかああああああ』

「お前 雑だなぁ なんだよお茶漬けって」

「ご飯だけじゃきついでしょ。」

「まぁわかるが・・」

「また私のせいにされたよ!」


「んじゃ タカシか・・ こいつはほんと反省しないからなぁ」

『うぅぅぅぅ・・・ いてぇ・・・・なんで今日は大蛇なんだよ・・俺にょろにょろだカエルだ嫌いなんだよ・・・ もぅ勘弁してくれよぉ・・・』

「なんだあいつ 泣いてるぞ・・・?」

「よっぽど怖かったんでしょうか?」

「可愛そうですね ここに弱点を教えちゃいましたね。」

「カエル嫌いなのか 私も嫌いだけどしょうがないよね」

『ドサッ』

『ひっひっ・・・ なんだ?段ボール?』

『あのガキが泣き入れようってのか?ははっぜってぇ犯してやっからな!今に見とけ!』

『ぎゃああああああああああああああああああああ カエル カエルあああああああああああ』

『・・・・・』

「おい 気絶したぞ?」

「死んだんですの?」

「食事の配給しただけだよ・・?」

「うぇぇ・・・ あれ全部カエルの死体ですか・・・?」

「うっぷ・・本当ですか・・・?」

「まぁ 食べると思うよ・・・?」

「アサミちゃん 絶対私にあれしないでね・・」

「お前 ほんとにこわっ 俺でもトラウマになるわ」


「次は地下にいたやつか 俺らも罪状しらねぇんだよな・・」

「レベルドレインに成り代わり 盗撮でしょ ろくなもんじゃないでしょ」

「まぁ 使い方はわかりますね」

「盗撮とか死ねばいいのに」

「しかも透視だよ?全部見られるんだよ」

「ひぇっ 最低ですわ!」

『俺が最強なんだ!俺が最強なんだ!俺が最強なんだ!俺が最強なんだ!俺が最強なんだ!俺が最強なんだ!俺が最強なんだ!俺が最強なんだ!』

「うわっ なにこれ・・」

「あぶねぇやつだな・・・」

「絶対なんかキメてますよ・・・」

「最強なのか・・・」

『ドサッ』

『あっ? なんだ?』

「またお前は煽るの送ったんじゃねぇだろうな」

「今度はまともだよ」

『プロテインと・・・鳥のささ身? ふっざけんな!これで鍛えろってかっ!いいぜ!やってやるよ!俺が勇者なんだ!』

「やる気が出たみたいだね」

「まぁ カエルよりはマシでしたね。」

「まぁ頑張るならいいか」

「初めから興味ないですわね」

「次は成り代わりかー」

『ちっ たく いつまでこんなとこにいなきゃなんねぇんだよ・・ はぁーそれにしてもあの姫様の恰好で全裸で走り回るの楽しかったなぁー!しかし なんでスキル消えちまったんだよクソが!』

「こいつは今死刑にしてもいいと思う」

「同意ですね この屑は死んでいいと思います」

「同じ日本人として最低だよ!アトムって名前のくせに!」

「ああ 名前はひどいですが同情はできませんね。」

『あーっ?なんだー?』

『アトムの人形だぁぁ?クッソどんだけバカにしやがれば気が済むんだクソが!!!』

「怒ってますがこいつもヤンキーと一緒にワリーノ送りましょう」

「そうだね あっちの姫様もう自殺してもおかしくないよ・・?」

「死刑でもいいね・・」

3人組最後は最悪の覗き野郎だな。

「その時点で送り返していいよ!」

「こいつも嫌な予感しますよ・・・」

『ああ・・・ XXXX XXXX XXXX 絶頂に俺は!』

モニターオフ

「コア あそこにモンスター10匹送り込んで レベル10くらいでいいや」

【了解シマシタ】

「ふぅ・・・ 死んでなきゃワリーノ行きで」

「ほんと最低ですわ!死んでしまいなさい!」

「あああああ 汚されたーーーー」

「あいつ僕が殺して来ましょうか!?」

「やめておけケンジ お前も汚れる!」

「ヤンキーみてみるかー」


『あああああああああ あああああああああああああああ』

「一人目からこんなかよ・・」

「ナイトメア中でしたか・・・」

「これはひどいですね」

「次行きましょう」

『寝ない・・・俺は絶対寝ないんだ・・・・』

「病んでるじゃねぇか・・・」

「よっぽど悪夢がひどいみたいですね」

「全部こんな感じじゃないんですの?」

『あはは おーい そっちじゃねぇよ こっちだってー あはは お前はほんとかわいいな』

「なんなんですのこれ」

「なんもいねぇよな?」

「えっ現実逃避で幻覚みえてるんですかね?」

「こわっ!」


「あーもういい 時間の無駄だ 全部同じだろ・・・?」

「カオリちゃん こわいよ!!」

「それでどうします?」

「俺らが壊したと思われるなこれ!」

「まぁ 間違いじゃないんだが・・」

「アサミ お前が決めろ」

「そうですわね。こう考えましょう 保護を引き継いでもらう 後は知らない。これでどうですの?」

「わかった 私も覚悟を決めるよ!」


『こんにちわ ジュリアス王様?』

『はっ!この声はアサミかい?』

『ええ お久しぶりですね。実はワリーノからの犯人の9人 地下にいた3人 もう閉じ込めるのも面倒になったのでワリーノにお任せ出来ないかと思いまして。』

『それはもう危険がないということだろうか?』

『えーっと レベルを1にしてどれだけ倒してもレベルがあがらないデバフを付けました。スキルも全部消してあります。』

『それだと反撃されてもだいじょうぶそうだけどいいのかい?一応そちらの世界の人間だろう?』

『ワリーノにした事は消せませんからね。ケジメはそちらに付ける権利があると思います。』

『いや すまない同郷でどんなやつだろうと守りたいだろうに・・つらい決断をさせてしまったね』

『いえ・・・ こちらこそごめんなさい ワリーノの気持ちを考えずに・・』

『受け入れ準備出来次第また連絡くれるかい?1日くらいで出来るはずだ』

『ええ ですが 私の仲間の魔法使いがちょっと強めのずっと悪夢を見せる魔法をかけてたら壊れたみたいで・・ごめんなさい・・』

『やりすぎたようだね。でもいいんだ。それだけの事をしたんだ。あとは私に任せたまえ。』

『では明日にでも縛り付けてワリーノの城門に飛ばします。待機おねがいしますね』

『ああ わざわざすまないね ではまた明日』


「ふぅー ジュリアス君に押し付けたよ!」

「よく引き受けてくれたな あんなぶっ壊れたのを」

「悪夢見せたら壊れたって言ったら納得してくれたよ」

「ナイトメアは禁呪にしましょう。」

「ええそうね!あれは怖すぎるわ!」

「明日 ジュリアス君の準備が出来たら 城門に捕縛した状態で放り込んで終了だよ」

「会わなくていいのか?」

「ダメ!!!」

「うん 私もあんなのの前でジュリアス君に会いたくないよ!私がやったみたいじゃん!」

「またアマテラス怖いってなるな・・」

「仲間の魔法使いがやったって言ったからね!」

「うわっ ここにも最低がいましたわ・・」

「じゃぁ あとはいつもの3人だな 余計な事が減ってよかったってことで終わりにしようぜ」

「そうだねー 解散解散」


翌日 ワリーノに送られた12人はあまりの精神状態に不憫に思われたのか即処刑された。

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