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ゲンゾウ したってよ

王城

「ふむ 今回は報告が多そうじゃのぉ」

「ええっ!陛下っ!あちらの大陸はこちらよりもかなり強い人が多かったですっ!」

「新勇者誕生にキングレオ王と面会 ダンジョンマスターとの交渉か 相変わらず忙しい事だ」

「姫様 レベルが高いとはどのようなものでしたかな?」

「そうですねっ!一般国民が500 ハンターギルドが2500くらいでしょうかねっ!新勇者のラグナさんは3600でしたっ!キングレオ王が4500 ダンジョンマスターのクルスさんが7400という話でしたねっ!」

「やはり魔族というのは高い種族なんですなぁー」

「そうよなぁ」

「ですがっ ステータスブーストが強すぎでしたね あるなしだとキングレオ王はレベル2000程度と感じたそうですっ!」

「あのバフはすさまじいですな」

「まぁ あちらのダンジョンで修行場を確保できましたのでっ!まだまだジョーカーはレベル上がりますねっ!」

「今度のダンジョンは2万までのモンスターを召喚できるのですっ!」

「まだまだ上がりますな・・・恐ろしい事です」

「そういえば陛下っ アマテラスで長時間開いている雑貨屋を開く計画がございますよっ!」

「ほぅ どんなものを売るんだい?」

「お弁当 お菓子 生活用品 飲み物 お酒 本 デザート などなのですが 少し迷ってるものがあるそうですっ そこで売っていいか聞いてほしいと言われましたっ!」

「なにかね あ奴らが迷うほどの物とは」


「タバコですねっ!」

「ああ タバコか 国民では高くて買えないだろうがそこまで珍しい物でもないよ」

「何種類か預かってきてますので 上層部で試してほしいとのことですよっ!」

「ほぅ よかろう・・ ふむ 中々に上質であるな アリステラこれをいくらで出すと言っておった?」

「銅貨6枚ですねっ」

「ふぁっ 姫様 このような品質のタバコはこの世界にはありませぬぞ!」

「そうだな これはもっと高く出すべきだ それにタバコというのは少量だが吸い続けるとタバコがなくては落ち着かないという物なのだ。麻薬とかそういうものではないのだがな」

「たしかにっ!吸い過ぎると依存性があるかもと言ってましたねっ!」

「これは許可制にした方がいいかもしれませんなっ。貴族は買い求めるでしょう。」

「年齢制限をつけたらどうでしょうかっ!」

「ええ そういたしましょう。子供の頃からそれを吸い続けると体にも悪そうですから。」

「アサミ達はいつからがいいと言っていた?」

「20歳らしいですねっ!」

「あちらの成人がそんなものか わかった。とりあえずこのマルボロをワシ用に30箱注文しておいてくれっ」

「姫様 私はセブンスターでお願いします。」

「なくなったら再注文おねがいしますっ!」


「それとですねっ 今テレビの有効活用を検討していますねっ!」

「今DVDとゲームしかしとらんが?」

「そうですねっ!ゲンゾウさんの研究で それが発売しているDVD以外の物を映せるようになるということですっ!」

「例えばどのようなものなのでしょう?」

「各家庭に 王族からのお知らせや演説 緊急事態の対処法など わざわざ私達が国民の前で演説しなくても 各家庭のテレビに何時から映ると布告しておけば家庭で見れるというものですねっ」

「ということは いちいち人を集めて長ったらしい挨拶などもしなくていいっという事か?」

「ええ つっかえたり噛んだりして恥ずかしい思いもしなくていいのですっ!撮り直しもできますからねっ!完璧なものを国民に見せることが出来るのですよっ!」

「なるほど それはいい考えだ。演説は緊張するしの」

「そうですなぁ」

「あとはですねっ!武闘会の生中継などをそのままテレビに映せるようになるということですねっ

来れない人も家で見れるようになるということですっ!」

「ああ 今回のジョーカー試合は見れない人は暴動が起きるほどでしたからね 家で見れるようになるのは助かるかもしれません。」

「あとは国の宣伝などに使ってほしいと言われましたっ!」

「他国にもそのシステムが渡るかもと?」

「そこまでは進んでいませんが それが出来れば国にいながら他国に行った気分にはなれそうとのことですっ!」

「テレビで各国の観光名所や特産品の紹介なども知れるということですな。」

「ここでシャングリラが大体的に他の国より文化が進んでいると知られればまた栄えることになるだろう。他には?」

「通信テレビという物を考えているそうですねっ」

「ふむっ?」

「テレビの前にいながら あちらにもテレビを置いてもらい会話する という物です」

「それだと各国の王と遠距離対談ができますぞ!」

「わざわざ外にいくのめんどくさかったし それはいい ぜひお願いしたいものだ」

「もうほぼ構想はできているそうです。これが出来れば世界会議も容易にできるでしょうねっ!」

「そうですねっ!ゲンゾウさんの発明はすばらしいものですっ!」

「そうだな ゲンゾウには爵位を与える アサミには断られたがゲンゾウならいいだろう。」

「ええ そうしましょう。領地管理は煩わしそうですが 立場という物も必要な時がございますのでね。領地管理しなくていい王都貴族にしましょう。名前だけの貴族で申し訳ないのですが」

(はわわっ!どうしましょうっ!)

「アリステラよ そのように 仕事はワシらの依頼の研究だけでよい。」

「はっはいっ!伝えておきますっ!」

「それでですねっ!あまり王族がテレビに出るのも難しいとは思いますがなにかお知らせしたいことの他にしたいことがあったらテレビを使って国民に姿を見せれば好感度も上がるのではないかと私は思ったんですっ!」

「ほぅ 例えばどんなものがありそうかねっ?」

「私の歌と踊りですねっ!」

「またそれなのかい?確かにすばらしいが もうすでにアリテラスでしているじゃないか」

「ソロ活動ですっ!確かにアリテラスは面白いですが一人で歌うのも気分が違うのですよっ!」

「なるほど 好きにしなさい。」

「最近のものはこのくら あっ もう一つありましたねっ」

「ほぅ まだあるのかね」

「MS立像が立ちますね」

「陛下 国民人気の上位3位が立つ等身大の像計画ですね とうとうできますか」

「おおっ あれかワシも百式にいれたぞ!」

「すでに試作型のMSはアマテラス前においてありますが 動きはしませんが等身大の目印にもなる大きな像になります。」

「それでどのMSが立つのかね?」

「1位がν  2位がサザビー 3位がしゃあ専用ザクですねっ 私のキュベレイはダンジョン内に出来ることになりましたっ!」

「なんと・・・百式が落選か・・」

「私のZもダメでしたか・・・」

「百式もZもダンジョン内に設立は決定していますね!」

「ふぅ 見に行かねばなるまいよ」

「そうですな。」

「なんと ただ立つだけではないのですよっ。」

「何か仕掛けでも付けたのかね?」

「定期的にポーズが変えることもできるそうですっ!若干現場の広さを多めに取らせていただきますがっ!」

「素晴らしい!あの動きを再現できるということだなっ!」

「限りなく近づけるといってましたねっ!」

「さすがゲンゾウ殿ですなっ!」

(はわわっ!ゲンゾウさんの貴族入り止めれなそうですねっ!)

「とりあえず 今回の旅と最近の報告はこのくらいですねっ!」

「ああ アリステラお前がジョーカー入りして少し心配だったが楽しくやってるようでなによりだよ」

「ええっ陛下っ!まだまだ私はがんばりますっ!」

「姫様 立派ですぞっ!」



「え?僕が貴族入り?」

「ぷっあはははははああああああああ」

「どういうことなんだい?!」

「ゲンゾウさんの発明が認められてしまいましたねっ!」

「パパ 貴族になったの!?」

「出世じゃねぇか」

「あ ゲンゾウ様って言わないとダメなのかな!」

「まず 通信テレビが評価されてしまいましたっ あれがあると各国に出向かずリアルタイムで世界会議ができるということはそれだけで世界が救われる可能性もありますからねっ」

「まぁ そういう意図もあるとはあるけどそれだけで?!」

「あとはMS立像ですね あれでシャングリラもまた盛り上がることでしょうっ」

「困ったな 僕が貴族なんて・・・なにすればいいのかわからないよ」

「王都にいてたまに来る王家の依頼を受けるだけでいいみたいですよ!立場を使って交渉を有利にしてもいいそうです。爵位は子爵ですね!何もしなくても月100枚の金貨がもらえますねっ」

「男爵すっとばして子爵か やるじゃねぇか」

「ゲンゾウさん おめでとうございます!」

「マリアさん 決めました!マリアさん僕とユウカとアスカ 4人で幸せになってもらえませんか!」

「おお・・・プロポーズだ!」

「私でいいんですか?」

「マリアさん あなたじゃなきゃダメなんです!」

「ママって呼ばせて?」

「ああ ユウカ・・ ゲンゾウさん お受けいたします。」

「やっやったよ!!!」


「おめでとう」


「おめでとう」


「おめでとさん」


「おめでとう」


「ありがとう!」「ありがとうございます。」「みんなパパとママを祝ってくれてありがとう!」


ほんとの家族に

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