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コアーラに行く前に

「さて 昨日は宇宙からのあれこれお疲れだったな。あの後ゲンゾウがコアーラ大陸の各国を覗いてくれてな それを俺のとこにケンジが報告に来てくれた」

「おー!何かわかった事ある?」

「わかった事は危険かもしれないという事だな」

「そうだね 僕の家に住んでる人達で話し合った結果何があるかはわからないってことだね」


「まず 大き目の国が4つあるそうだ。共通することは全部の国が魔族の国だということだな」

「うわあー 強者がここで出てくるのか~!」

「どれくらい強いのかまだわからんな」

「ワシなんて元の世界にいた時はまだレベルも300くらいじゃったからの あれから500年くらい経っとるから戦闘が好きなやつはどれだけ強くなってるかわからんな」

「寿命がー ないんだっけー?」

「ああ 病気とかケガでない限りずっと生きれるかのぉ」

「あっちゃー 師匠はレベル上げサボってでも1000超えてたしねぇー バトルマニアは相当強そう」


「まず うれしい報告だ MP減少は全域ではなさそうという事だな。覗いたとこで一番離れていた国ではMPが減って不快な感じとかは表情になかったようだ。これは大丈夫じゃないか?という希望もあるがな。」

「声が拾えないからある程度の予測だけどね。多分ない。と思う・・・」

「だとすれば予定通りいつものα βでよさそうだな。」

「よかったですわ!そんな楽しそうなとこお留守番なんてひどすぎですわよ!」

「あれは魔法タイプの人には焦りますから!」

「まぁ 私はどっちにしろどっちも行けたから大丈夫だったかも!」

「アサミ姉ちゃんに弱点はあるのかっ!?」

「そうだねー 気持ち悪い男かな 変態は死ねばいいと思ってる」

「そうだねっ!間違いないよ!」

「それ誰でもいやだぜっ!」

「まぁ 続きだ。この国は文明はこちらの大陸よりはかなり高いが普通の人の集まりって感じらしいな。だが魔族だ。弱いってことはないだろう。ここが一番安全っぽいからここに上陸する。何があるかわからないからαとβ 同じ国にいてくれ。まぁ片方シャングリラにいてもいいがな。」

「それはないですわね。冒険が台無しですわ!」

「ああ そうだな。片方は周辺のダンジョンなどの強さを把握とかでもよさそうだ」


「で 次の国 ここがMP減少の原因がありそうだ。車や空飛ぶ機械がある国らしい。発明の国っぽい感じだな。」

「多分だけど あそこにはMP減少装置とかありそうなんだよね。他の国からの侵略やモンスターとかから守ってるような気もする。あくまで気もする。なんだけど」

「そこに行くときは注意ってことだね!」

「ああ 発明家が多いのは間違いないだろう。どんな武器で攻撃してくるかもわからん。イージス貫通もされるような武器だとちょっと怖い。」

「ワシの世界は地球よりは文明が高いくらいじゃの。そこまで規格外でもあらんよ」


「次の国は 獣人の国。脳筋が多いそうだ。文明はここらと同じくらい。」

「言い方!」

「特殊能力持ちの体力オバケって感じらしいです」

「血の気が多いからの 強者がいたら一番戦いがしたい国かもしれん。」

「ケンカを売られる可能性があるということです?」

「まぁ 1対1の決闘を申し込まれるかもしれんな」

「あっちこっち噛みつくわけでもないのか」

「まぁそれも状況次第だな」

「ここでは一応大人しくしとけ。特にアサミ お前キレやすいからな」

「身に覚えがございません」

「どこの政治家ー?」

「アタシは知ってるぞ フリーダムの謁見の間でアルテマぶちかましただろう」

「わぁお!アサミ過激ね!」

「ええっ!直しましたけどっ!そのあと王様にホーリーレーザー撃ってましたっ!」

「お前 こわっ!」

「まぁ 気持ちは分かったがな スッキリはした」

「わかったよぅ・・・」


「最後に 堕天使 ヴァンパイアの多い国だな。ここは強そうってくらいしかわからない。」

「堕天使は弱い者に用はないが自分からケンカを売ることはない理性的な種族じゃよ。ヴァンパイアもそこまで好戦的ではないのぉ。だが 今はわからん。」

「灰になるー?」

「殺るなら昼間か」

「弱点は克服しなきゃ意味なかろうに。漫画の弱点などないわ」

「血が主食らしくて前の世界には売ってたらしいけど 今はないからどういう手段で栄養取ってるかわからないってことだね。」

「人間を捕まえて血を抜いてるかもってこと?」

「わからん ただそんな事にはなってほしくはないがの。」

「初めからそういう考えは捨てるべきだな 言いがかりでケンカになっても困る。」

「慎重にだねー」


「まぁ どの国もだが どれだけ強いか どんな国かは行ってみないとわからん。充分注意して行動してくれ。」

「なんか この大陸の人魔王が来てもだいじょぶそうじゃない?」

「下手すれば私達より強いかもね!」

「任せてもいいが その4国いずれかから魔王が出ても困るしな」

「一応偵察ってとこで終わらせておけばいいんじゃないか?」

「下手に首つっこむと戦争案件になりそうなので気を付けて下さい。」

「そうじゃの。いらん事に関わると 戦争で戦うとかめんどくさそうじゃ 勇者称号も関わるしの」

「タイマンとか程度なら受けてもいいけど 国巻き込むレベルは勘弁してほしいね!」

「そうだな 一応観光か修行の旅とか言っとけ。どんな国か分かればほっといていい。まぁ勇者召喚はしなそうではあるな。自分らで何とか勇者出すタイプだと俺は思ってる。」

「ああ そんな感じするねー!」

「そういうタイプなら歓迎だね!」

「まぁ もし被害者がいたら保護だな。飛ばして知らんぷりしとけばいい。」

「保護が必要なら案内ですね。絶対保護しないといけないってわけでもなさそうならですが。」

「生活が気に入ってるとか そういうのなら保護はなしでもいいよー」

「そうだね!押し付けになっちゃう場合もあるしね!」

「今回の大陸は様子見 でアサミの監視の設置くらいか?」

「ゲンゾウの衛星もあるが一応アサミも用意しといたほうがいいかもな 城内部を見れるかもしれん」

「そこまで便利でもないんだけどねー!嫌なら召喚獣に断られるから!」

「じゃぁ 島国の方かな?サムライがいたっていうのは」

「おぅ!?サムライ!?」

「ええっ!他の所にはいたと言われていますねっ」

「コアーラにはいなそうでしたね」

「サムライか 勝負してみたいものだな!」

「ダリアの方が危なくない!?ケンカ売る気じゃん!」

「ダリアちゃんの方が私達より好戦的だよ!」

「ハンゾウいるか?」

「なんでござるか?」

「お前いつも天井にいるのか!?」

「分身置いてるだけでござるよ!」

「便利!」

「おぅ!ニンジャ!」

「私も分身ほしいなー バハムートいっぱい出せそうだし」

「お前 絶対やめろ!」

「忍者とサムライは何か関係あるのか?仕える相手とか」

「そういう伝えはあるでござるが吾輩達はあった事がないでござるな。まぁ仕事の上司程度の認識でござるよ」

「結構ドライなんですね。命とかかけそうだけど」

「あっちの島国にも忍者がいそうだよねー。ハンゾウも敵対組織で私に言いがかり付けて来たし!」

「ああ 伊賀とか甲賀とか言ってたな」

「その可能性もあるでござる。そうすれば諜報もいつもより難しい場合もありそうでござるな」

「ハンゾウ いきなり奇襲とかしないよね?」

「ああ 今回は様子見だ。腐ってるようなら殺ってもいいがな」

「フッ 殺る場合は証拠を残さんでござるよ。心配なされるな」

「お前 こわいなー・・ やべぇ奴じゃねぇか」

「じゃぁ 忍者はこの大陸の監視は下げていい 別大陸の方の情報収集を頼んでいいか?」

「それはいいでござるが アニメのDVDの発売日には戻るでござるよ?」

「そこは好きにしろ!お前らほんとアニメ好きになったな!」

「初め会った時はもっとミステリアスだったんだがな・・」


「じゃぁ 予定通り αとβ 名前は知らんが一番安全そうな国から上陸だ。ホワイトベースは刺激しそうだから今回はこの大陸までにしよう」

「そーだな よこせとかケンカ売られても困るしな」

「いくら頭のいい魔族でも素材とか見つけるの大変そうだしね」

「昨日のうちに船は2隻用意しといたよ。自動運転機能付きだ 時速は700まで出るようになってる。今回は燃料はMPではないからね。」

「燃料はどうなってるのー?」

「今回はね HPポーションでだいじょぶにした。」

「引火はなさそうだねー!」


「まず なにがあるかわからんから 装備荷物の確認ついでに3日休みを出す。そのついでに準備とか終わらせといてくれ」

「ふぁー 休みとか久しぶりな気がするよー!」

「そうじゃの ユウカとレイと遊ぶかのー」

「マリアさん 映画でも見ませんか?」

「あっ はい喜んで!」

「順調そうで何よりー」

「ケンジはアムロとデートか?」

「えっ!?なんですそれ!」

「ああ 昨日アムロうきうきだったね!cafeに行ったって喜んでたね!」

「うん!ずいぶんご機嫌だったね!」

「また誘ってやれ 嬉しそうだったぞ」

「そうですねぇ 考えておきますよ」

「ケンジやったじゃない!彼女が出来て!」

「まだcafe行っただけなんだけど?!」

「ケンジ この世界では15で結婚できるが 今はやめておけ!」

「死亡ふらぐぅ~」

「不吉すぎる!!」

「まずは アムロの気持ちをちゃんと知らないとですよ!」

「お前はどうなんだ?」

「まぁ いい子でかわいいとは思いますけどね まだ知り合ったばかりなので僕の事をちゃんと知ってもらってからですね」

「マジメだね」

「アマテラスはー マジメな男の子が多いねー」

「リョウタも奥手だしな」

「そういうのはちゃんとお互いを知らないとダメなんだぜ!?こっちの世界ではメールがないからまずは交換日記とかどうだ?!」

「お前 ピュアかよっ!」

「お手紙お届け付与しようか?」

「まぁ からかうのはこれくらいにして帰ろうか お腹空いたし!」

「おぅ!アサミ 今日はステーキがいいですっ!」


少しの休日を楽しむようだ

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