危ないやつら
『アサミさん 起きてます~?』
『にゃぁー』
『あの3人やばいです』
『え?』
『絶対隔離行です!旦那さんが鑑定しました』
『わかった とりあえず本部いくよ』
『急いだほうがいいです~ 被害が出る前に』
「ルナ起きて!」
「にへ~アサミちゃーん」
「起きなさいっ!」
「はわっ!おはよぅ~!」
「はぃ おはよぅ 本部行くよ 何か怪しい気配がするらしい」
「なんだろうね」
「あの3人がなんか隔離行きとか言ってたけどね」
「じゃぁ 行かないとだね」
「被害が出る前にとか言ってたからやばめかも」
「はーい」
統括室
「おっはー 何かあった?」
「あの地下にいたやつだがめんどくさいスキル持ってやがったんだよ」
「どんな?」
「まず 一人目ユウイチ レベルドレイン 現時点で3200だ」
「あぶなっ!そんなの本部にいたの!?ジェシカさんじゃ対処できないじゃん!」
「いまは魔道具でスキル封印中だ」
「よかった・・・」
「2人目アトム 成り代わり まぁ変身スキルだな これは成り代わった相手のレベルもスキルも全部使える。お前がされたら一番やばい」
「マジかっ こわっ!それも封印中?てかアトムって!」
「ちょっとかわいそうな名前だね」
「ああ 俺が気づいてよかった。」
「3人目カズキ これは相当女が嫌がる 透視だな 裸でも何でも見える そしてそれを紙にリアルに表示できる まぁ 写真だな。」
「そいつの前行きたくないんだけど!!」
「その人死刑でいいんじゃないかな!」
「女性の敵です~!即死刑でもいいです~!」
「まぁそいつは目を潰したら封印できるのか脳内に記憶として流れるのかがわからん これも封印中だ」
「今起きてるの?」
「今体中に鎖をまいて結界に閉じ込めて全力で睡眠魔法かけてる。早いとこ処理するぞ。」
「うっへ カズキには絶対近づきたくないよ!」
「お前のレベルリセットってどのくらい時間かかるんだ?」
「1落とすのにMP10万 3200だとまぁいけるかな。MP3億つかうね。」
「お知らせさん 時間はどれくらいかかる?」
お知らせ:レベルダウンは即時ですね スキルリセットは1日3個までです。制限がかかりますね。
「他に厄介そうなスキルもってた?」
「特にないな 転移系も持ってないから24入れたら出てこれないと思う。とりあえず全員のさっき言ったスキルをリセットとレベル1にして24飛ばしてくれ。こいつはほっとくと厄介だ イージス効果ないからな」
「早いとこ済ませよう」
「カズキが起きませんように!」
医務室
「うっへ・・・ 触るのもやだよ お知らせさん お願い!」
お知らせ:ユウイチのレベルを1にしました。アトムのレベルを1にしました。カズキのレベルを1にしました。
「次はっと ユウイチのレベルドレイン アトムの成り代わり カズキの透視 これをリセット!」
お知らせ:成功しました。またオススメのスキルがありますが作りますか?
「どんなもの?」
お知らせ:経験値0付与です。どれだけモンスターを倒しても0です。スキルバフの効果もありません。
「いいね!!」
「それは助かるな!」
「お知らせさん ナイスだよぅ!」
お知らせ:3名に経験値0付与します。成功しました。
「とりあえず明日にならないと他はリセットできないよ 24に放り込んでおくね」
「ああ 頼む」
「これで安心ですね~」
「アマテラス初の危機だったよ!」
「消えろーーーー!」
「今ヤンキーがいるからめんどくさいんだよね 24層」
「ああ あれはもうダメだろ 俺もさっき鑑定と様子見たが 火事の原因あいつらで決まりだな スキルや罪歴が火炎瓶だの放火だの窃盗だのだ 爆破ってのもあったな」
「呼ばれたばかりでもう使いこなしてたわけ?やばくない?」
「最悪なやつにスキル付いた感じだね・・ 日常的にやってたんじゃない?だから戸惑いなくやったとか?」
「その可能性はありますね~。罪悪感もなかったんじゃないでしょうか~」
「ああ 俺も同意だ。国がどういう処罰を下すかわからんがな。」
「とりあえず お知らせさん 鑑定Sって皆に付けれる?」
お知らせ:鑑定Sは無理ですね Aが限界です。
「ああ 充分だ。それをみんなに付けてもらえばある程度は自分で判断できるだろう」
「ハンゾウは鑑定レベル低かったから見抜けなかったのかな?」
お知らせ:その可能性が高いですね。
「ダリアも持ってないしな。」
「冷や汗かいたね。昨日のうちに済ませておけばよかった。」
「うわ~ カズキってやつ少し意識あったんですよ~ そんなスキルだったなんて。」
「よし 殺そう 俺がやる!」
「うは 統括がマジで怒ってる!」
「こわいよ!」
『アマテラス全職員に告げるぞー 鑑定スキルを付与する これを使ってあからさまに怪しいやつはまず鑑定して罪歴とかを調べる癖をつけてくれ ワリーノからの3人 やばいスキル持ってたからな 今アサミが24層に送った 後でアサミが鑑定Aを全員に付けるから呼んだら集合してくれ。あとこのスキルを使ってプライバシーを見るのは禁止だ。これは命令だからな。』
『統括 アサミの鑑定はかなりやばいみたいだぞ』
『ああ 人のカツラも見抜けるとかいう危ない奴だ』
『ひどくない!?』
『アサミさんには全部お見通しなんです!私のストレスも見抜かれたし!』
『だいじょうぶ みんなに好奇心で使ったことないから!信じてほしい!』
『まぁ冗談はここまでにして まだワリーノのことが片付いてないからアサミは動けない。とりあえず別で別大陸を探してくれ 地図とか探せればいいんだが』
『ジェイドさん それは考えてることがあるんだ!』
『お?ゲンゾウなんかあるか?』
『宇宙だよ!宇宙からこの世界を見ればいい!見つけたらまっすぐそこへ行けばいい。多分大気圏とかも無視できるように作り変えれるはずなんだ!』
『おおおおおおおおおおおお それは盲点!』
『ゲンゾウさん あなたは素晴らしい!尊敬します!』
『ほんと最高だよお前!』
『そうかい?だけど安全第一だからね。少し時間がほしい!』
『ああ 助手も付けていい 希望者はゲンゾウのとこに行ってくれ』
『僕は志願します!』
『私もしたいです!こないだ楽しかったし!』
『ああ 頼むよケンジ君 カンナさん』
『とりあえず 宇宙ってことはMSも必要だよな』
『試作MSの周りにちびっ子が集まってたし大人気だね』
『姫様 王家からアーガマの小型の依頼がきてたよな?』
『ええっ そうですねっ!陛下も楽しみにしていましたっ!』
『ゲンゾウ忙しいな・・!』
『パパがんばって!』
『あと ワリーノから2名保護した。あとで歓迎会するからなー 多分これはまだ聞こえてない 14歳と9歳の女の子だそうだ ユウカは年が近いから仲良くな』
『はーい!』
『ワリーノの件はハンゾウ情報を集めといてくれ 新王とかの方針も大事だ そんな余裕ないとは思うがまた始めるかもしれないからな』
『了解でござるよ!』
『あっちの問題だ 出来るだけ他の職員は関わるな 巻き添え食らうぞ ブリタニアにも連絡を頼む』
『はい あっちの勇者にも伝えておきます』
『最後にもう少しでうまいもん!がオープンか?』
『そやねぇ 来月くらいには開始やねぇ』
『皆来てなぁー』
『大人気になりそうだね!』
『ユウカもいくー!』
『オープンしたら記念パーティー開いてやるからな!』
『ほんまに?ありがとぅ』
『うれしいわぁ!』
『じゃぁ そういうことで今日もよろしく頼む!』




