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【第5章 各国訪問】

シャングリラとバナーナの合同による各国訪問で勇者召喚の危険性 またアマテラスの勇者のお披露目をすることになった。

今回の訪問はアサミ達アマテラスに7人の勇者がいるという理由で勇者召喚を止めてもらおうという

一種の顔見せである。

1回の訪問で止まることはないだろう。

なのでまずは実力を見せなければならない。


会議室

「それにしてもさー バナーナ リョウタ君だけってひどくない?もうアマテラス所属の勇者なのにさー。結局バナーナ何もしてなくない?」

「まぁ 腹立つがしょうがないだろうな。元はバナーナの勇者だからな。」

「俺はもうアマテラスだっ!バナーナにはいたけどそこまで使われるつもりはねぇ!だけどあっちの国じゃ一応勇者だって事実は変わらねぇからな 仕方ねぇけどそういう演技はしてやるよ!」

「リョウタ君は 大人になったねー」

「ああ もう15歳だからな!酒も飲めるぜ!アサミ姉ちゃんチューハイくれよ!」

「おーい 今会議中~」


「わたしぃ ブリタニア行きたくなぁい」

「こっちの問題もあるんだよな 銀貨10で追い出されて結果が出たら会わずに勇者認定か」

「カオリのとこは 銀貨10返せばいいだけじゃない?」

「まぁ 名前だけかすめ取った感じだからな それでいいだろ?」

「ブリタニアってまだ何か隠し持ってそうだよね」

「追加召喚の可能性はありそうだな」

「つっても対応が悪そうだけどな」

「銀貨10って cafeのバイト1日より安いよ?」

「お前よく生きてたな!」

「私でもワリーノは金貨3枚だったよ?」

「僕とユウカは金貨5だったねぇ」

「許せませんねっ!ブリタニアっ!銀貨10などケーキ食べ放題で消えるじゃないですかっ!」


「姫様 どういう感じで行くか聞いてます?」

「まずはっ!1か月後に我が国を出発 馬車を使いドリアン フリーダム ブリタニア ガンダーラソーマに向かう予定ですっ!大体の到着日程を事前に決めてますので その間はシャングリラでアマテラス活動をしてても大丈夫ですっ!転移ですぐ行けますからねっ!」

「それは楽でいいけどっ 王族的に大丈夫なの?馬車とかいっぱい出して威厳出すのも仕事なんじゃ?」

「それは影武者の仕事なので問題ないでしょうねっ!」

「影武者!ほんとにあるシステムなんだね!」

「今も私の代わりにお勉強してるはずですっ!」

「おい この姫様 影武者の使い方ひどくねぇか!?」

「ただの身代わりじゃねぇか!」

「鑑定されたらガバガバだな!」

「大丈夫ですよっ!ちゃんとご褒美にアニメグッズをあげてますからねっ!」

「やっすい報酬だなぁ」

「各国に着いたら 王との面談 あちらに召喚者がいた場合は顔合わせですねっ!」

「どーせ追加召喚者各国で用意してんだろうなぁ」

「そうね!私も呼ばれたしバナーナだけのはずないわね!」

「ドリアンもミカさんは一応あっちでは勇者として扱ってるけど 僕とユウカの事もあるからね

追加はありえると思うよ!」

「フリーダムは死者が50人出てるのでわかりませんね。」


「ガンダーラってどこ?」

「知らないな」

「勇者タクミの所ですね。いつもこのやり取りですよ?」

「ああ 洗脳勇者君か」

「興味なかったから忘れてたな」

「ギデオンさんの試合もひどかったしなぁ」

「ああっ!一撃も与えられないで即敗退した方ですねっ!見てましたっ!」

「ハンゾウ いる?」

「いるでござる」

「天井から降りてきたよ?!」

「わぉお!さすがニンジャね!」

「外せる板ないんだがなぁ どっから下りてきたんだ?」

「秘伝でござるよ」

「ガンダーラの情報とか転移は出来てる?」

「転移はあるでござる。ガンダーラは砂漠の国でござるな。あまり裕福ではなく前回の勇者タクミの知名度で各国から勇者召喚したという事実で援助してもらおうと考えていたようでござるな」

「ガンダーラってあっちにもあったよね?」

「砂漠のガンダーラ・・西遊記だね?!これ絶対日本人関係あるだろう!」

「ごめん ゲンゾウさん 私達JKだからそこまではわかんない」

「ジェネレーションギャップか!」

「まぁ アサミはJKじゃないけどな」

「死んだの21ですわよね?」

「アサミちゃん ウソはいけないよ?」

「なんだ アサミ姉ちゃん 詐欺か!?」

「ひどいよみんな こんなにピチピチなのに」

「アサミ姉ちゃん ピチピチなんて最近聞かねぇぞ!?」

「アサミちゃん!それはさっすがに私も言わないかな!」

「ルナまで!?」

「まぁ 私はJCだけどぉ~」

「見かけだけならミカもJCだな」

「もー 私は高校生なんですーっ」


「援助欲しさに勇者召喚か それなら追加もありそうだな」

「ありえるねー。でもあいつワガママそうだったじゃん。国で贅沢してそうだったけど採算取れてるのかな?その後聞いたこと無いけど」

「そうだねぇ。まぁ各国共通だけど マジメな人だったら保護しよう。」

「そうだな 転移でこっちに飛ばしちまえば 行方不明で終わるだろ?」

「逃亡ってことで処理はされそうだけど いいのかな?」

「姫様どう思う?」

「そうですねっ!王族としてこんな事言ってはいけないのですが 今回の勇者召喚は犠牲者ばかりですっ!国で好き放題してるならともかく 虐げられているようなら転移で保護してあげてくださいっ!そこは私も沈黙しておきましょうっ!」

「アタシらも好き放題してるけどな」

「シャングリラを影で操ってるとか言われてそうですね。」

「目立ちすぎたよねー」

「文化広めるの止めます?」

「ダンジョン内だけ発展させる?」

「アマテラスは違うんですよっ!?国の文化がとても進んで周りの国が羨ましがってるくらいなのですっ!こんな文化を止めるなんてとんでもないっ!」

「ミッシェルのアイディアでもうシャングリラらしくもなくなりそうだけどな!」

「がんだむ等身大像か まぁあれはいいよね~」

「私が悪いんじゃないわよ!?みんな乗り気だったじゃない!」

「そんな計画まであるのですかっ?ぜひお願いしますっ!私はキュベレイがいいですねっ!」

「おっと 姫様も好きだったかー」

「キュベレイもいいよなー」


「とりあえず 保護対象を見つけたら 話してみて内密に誘拐かな?」

「おいアサミ!誘拐とかいうな!」

「そうですわよ 悪い事みたいではないですか!」

「さすがにーその言い方はダメだよー 保護って言ってー」

「ああ ごめん 保護する!」

「あらかじめ鑑定をして罪歴あるなら24層に飛ばしていい。ほっといたら面倒だ」

「そんなのが私達と同じ地球人なんて思われたくないしね!」

「マジメだったら最近ゲンゾウも忙しそうだし 助手とかでもいいな」

「ああ それは助かるね!地球の知識があるなら相談しながら実験もよさそうだ」


「というか 各国のダンジョン巡りこないだ少しだけしたが召喚者はレベル上げ進んでるのか?

どこもザコばっかりだったしな」

「ドリアンは高いとこだと1000~はいたかな」

「バナーナもそんな感じだったらしいぜ?」

「タカシとかは800までは行ってたな 一応狩場はあるという事か」

「私達 フリーダムでは入ったダンジョンがC適正だったかな?オークキングはA相当までいってたけど」

「ああ そうだなオークキングもザコだったがな」

「フリーダムは低いですわね いいとこ500くらいまででしょうか」

「ああ 平和な国だからな そこまでモンスターのレベルも高くない」

「そんなレベルで召喚者は戦わされる状況にあるかもしれないのかー」

「あっ!」


「どうしたアサミ」

「陛下がジョーカーのレベル公開しろって言ってたな~」

「それは・・ だいじょうぶなのかなぁ~?」

「逆に魔王扱いされそうだが・・」

「高すぎるからな!ちょっと反応怖いぜ!」

「今回は姫様はジョーカーとしてではなくシャングリラ代表としてだからね」

「ええ 私とギデオンのレベル公開も 私がジョーカーとして在籍しているのではなく アマテラスの修行の結果として発表するつもりですっ!」

「そうすると育成依頼も来そうだな めんどくせぇ」

「各国でダンジョンコア探せって言うのはダメかな?」

「難しいな ダンジョンモンスターを溢れ出させることもできるし モンスターに侵攻させる事もできるだろうしな」

「問題が起きそうだね」

「平和利用しているのはアマテラスだけじゃないかな!」

「便利な場所だしねー 今度観光スポット出来るしね」

「この世界のレベルってなんで低いの?モンスターの脅威もあるだろうに」

「長年の戦争無し状態でレベル上げしなくても最低限の防衛できれば充分だったんですわ」

「国近辺はレベル高いモンスターもいなかったしな」

「意識レベルが低すぎるのが問題だったんだねー」

「バナーナ王も弱気でしたからねー」

「ああ アマテラス抜きで魔王戦できるの?って言ったらあわわってなってたね」

「シャングリラでは私達を世界の抑止力として考えてくれてるからね ありがたいよ」

「まぁ アタシらがいなくても シャングリラだけで世界守れそうだが・・・」

「どこの国に2900オーバーの姫がいるんだっ!」

「頑張りましたっ!」

「レベルだけならジャンヌダルクはアサミより高いからな?」

「ああ 姫様のレベルx2だっけ・・」

「姫様最強伝説?!」

「ジャンヌダルクって最強の盾役だよな」

「この子は賢いですからねっ!私を守るように動いてくれますっ!」

「もっ!」

「かわいいしなー」


「とりあえず ほぼシャングリラにはいるけど勇者全員いなくなって大丈夫?」

「ああ 任せてくれていい 必要な物資はリスト化しておくから行く前に出してくれれば大丈夫だ」

「勇者で持ってるとか周りに思われるのも癪ですわ!」

「そうですね。世界の原住民がこれくらいできなくてどうしますか!」

「ほっほ お前らがいない間は残りのジョーカーもおるんじゃぞ 何を不安がっておる。」

「あ タマはユウカのとこに置いてくね 各国の王族によこせとか言われたくないから タマはかわいいからね」

「わぁ!タマは行かないのね!」

「ああ バカが絡んできそうなのか わかった」

「関係ないんだけど 姫様聞きたいことがあるんだ」

「あらっ?ゲンゾウさん何ですかっ?」

「この国の教育はどんなものだろう?ユウカもまだ子供だし勉強とか友達も同年代の子を増やしたいところだね」

「そうですねー。それは私も考えていました。アスカの事もありますしね。」

「10歳から貴族学園がありそこでコミュニケーション能力を磨いたり魔法や勉強をしますっ!そうでない民は

裕福という限定はありますが国の学校で読み書きくらいは教えていますねっ!」

「もう 二人とも結婚しちゃいなよ!子育て相談いつもしてるでしょ!」

「そ っそんな まぁゲンゾウさんは私のタイプですけど 私お付き合いしたことないですので。」

「ちょっと待ってくれ!さすがに僕もマリアさんは魅力もあるしうれしいけど マリアさんの意見もあるだろう!?」

「ユウカはマリアお姉ちゃんがママならうれしいよ!?アスカも妹なんだね!」

「ユウカ そうなのですか?」

「おっと ユウカも望んでるようだ」

「じゃぁ ゲンゾウさん まずはデートからお願いできますか?私全然わからない面倒な女ですけどよろしくお願いします。」

「ああ はい 僕もそういう経験は少ないので 二人で頑張りましょう!」

「パパ がんばって!」

「おおおー おめでとー」「よかったな!」「素敵ですわね」

「さぁ カップルも成立したことだし 会議は終了だ!」

「まぁ まだ1か月あるからね 急ぐこともないか」

「そうですねっ 予定表などはあとからギデオンが持ってくるでしょうっ!」

「ギデオンさん 転移は賛成なのかな?一応影武者とはいえ護衛だし!」

「ギデオンは影武者についていくので大丈夫ですよっ!ここの方が安全なのは知ってますしねっ!」

「んじゃ 大丈夫かっ」

「1か月っつてもやる事は今の事業の準備だけだ みんなしっかり頼む!」


各国訪問準備はまだ始まったばかりだ

第5章開始です!

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