表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
119/909

歓迎会

「ユウカちゃんはアレルギーとかあります?動物とか」

「ああ そこは大丈夫です。」

「あとゲンゾウさん料理とかはします?」

「いやー お恥ずかしいが いつもコンビニとかお弁当屋とかファミレスですねぇ」

「じゃぁ ご飯は社員食堂とか隣の家に食べに来てください。」

「社員食堂は 無料で食べれるので利用してもらっていいですよー。」

「なんか至れり尽くせりですね。」

「うちの冒険者PT あ ジョーカーって言うんですけど みんな料理できないので

私のスキルで毎食出前ですね。出来立てが出てくるんです!すごいでしょ!」

「でも毎回出前じゃお金かかるんじゃない?」

「自慢じゃないんですけど レベル上げしてるとお金使いきれなくて!」

「ゲンゾウさんもすぐ慣れますよ。少し自衛のためにレベル上げも必要ですしね スキルも神ってるし。」


「さて ペットでも飼ってみませんか?」

「ペットというと 犬猫とか?」

「小さい虎とかウサギもいけますね もちろん噛みません。」

「ユウカちゃんも慣れない場所で寂しいかもしれませんしね。こんな広いとこじゃ・・」

「ユウカちゃん~~」

「なぁに~?」

アサミは召喚術で 小型のかわいいのを中心に呼び出し 絶対ケガさせない様にお願いする。


「ユウカちゃんはどんな子が好きかな?」

「かわいい~~~!」

「アサミちゃん ぼく お世話の仕方とかわからないよ?!」

「この子達は 私のMPをエサで呼んでるので食べなくても生きていけるんですよね。ああ もちろん食べさせるのは大丈夫です。」

「そうなのかい?でも家に傷とかつけたら大変だよ!」

「この子達にはユウカちゃんやゲンゾウさんと遊んでってお願いしてるので暴れることは絶対ないですねー」

「まぁ ぼくもいない時が多いしユウカ一人じゃないのは助かるけど だいじょうぶなのかな?」

「あ 一応ここにはモンスターとかはいないけどボディガードも兼ねてますね。」

「なるほど 強いしいう事もちゃんと聞いてくれるんだね。」

「ええ こちらの言葉理解してます。」

「ユウカちゃん いつでも遊んでくれる子達だからね~」

「おねえちゃん ほんと!?」

「うん。かわいいけど強い子だからね。ユウカちゃんを守ってくれるんだ。」

「よろしくね~」

「ああ・・・かわいい・・・」


「夜は歓迎会をしますので とりあえず 重要な場所を案内しますね~」

「絶対喜ぶので!」


「ユウカ~ おねえちゃんたちについていくよ~」

「はぁい~」


22層 コレクション倉庫 

「なんじゃこらああああああああああ」

「ええ 最高でしょ?」

「この組織お金の使い方 趣味に全開なんだよね・・。私も初めて見た時驚いた。」

「人数も多いしねぇ~ 色んな趣味の人がいるから 色んな作品買っちゃうんだよね。」

「ここは 従業員の自由に出来る コレクション倉庫ですね。」

「もちろん ユウカちゃんもゲンゾウさんも好きにしていいよ~」

「マンガ ゲーム DVDBD 音楽 食堂 シアタールーム」

「多分一生ここいても見終わらないかもね。」

「ただそんな私達でも 断念したのが インターネットだね・・。」

「うん ゲームはテレビで使えるけど ネトゲができなかった・・・」

「私 ゲーム実況できないし・・歌ってみた。も投稿できなくなった。」

「それくらい諦めなさい!」

「すごい!なんなんだここは!店か!?」

「趣味で月5000金割り振られてるから 毎月出たのかたっぱしからだよね・・・」

「ただ 男の人が少ないから 話が合わないって統括とかアベルさん言ってたね。」

「あそこはガチでがんだむとかはまってるしね たまにガンプラ作ってるよね。」

「ガンプラ!僕も大好きだ!」

「あー じゃぁあとで雑誌とかも渡すんで好きなのリスト化してください。経費でおちるんで」

「経費!なんなんだここは!こんな仕事場最高すぎるだろ!」

「ええ 自分でもおかしいとおもいます・・・!」

「ゲンゾウさんの趣味部屋もつくっていいですよ その代わりみんなにもオススメしてくださいね。」

「この世界の人はほんとに貪欲だよね 文化の吸収は・・」

「乗り遅れないように DVDレンタルとか通ってるよね!」

「話が合わないと笑われるんだよ!」

「たかがアニメ たかがマンガとバカにしちゃいけない世界ってことかい?」

「王族からして大好きになっちゃったからね。」

「姫様の部屋 ニートの引きこもり部屋にしたのアサミちゃんでしょ?」

「あ バレてた?楽でいいって好評なんだよ!」

「もう王族まで感染してた!?」

「姫様は明日の開会式でバンドのヴォーカルやるんだよぉ~」

「アニソンなんだけどね。」

「やりたい放題じゃないかキミたち!」

「まぁ みんな元からオタクだったんだよね・・ だから知識はこんなものしかないんだよ」

「大人の人来てくれたから頼りになるねぇ~」

「ぼくに何ができるかはわからないが 面白いじゃないか!受けてたとう!」

「パパかっこいい!」

「で 他には渋谷とかにあるような大画面のテレビをDVDでつないで映画流したりアニメ3話ずつ流す映画館も大人気ですね。」

「明日のバンドの演奏曲のアニメを流したけど結構好評だったね!」

「ほんっと!犯罪だが まぁいい!それも文化には必要なんだろう。」

「ただ 最近ネタ切れなんだよね。」

「そうだねー。あとは芸術とかなんだろうけど なんかやる気でないよね。」

「私達パクリで生きてるようなものだから オリジナルには弱いんだ。」

「清々しいな!キミたちほんといいキャラしているな。」

「あはは ゲンゾウさんも敬語よりそのしゃべり方の方がいいね!」

「うん 遠慮なく意見言ってほしい」

「ああ どんな人達が相手か怖かったから敬語で怒らせないようにしたけど びっくりな会社だよ!」

「最近 姫様 うちをあにめーとと勘違いしてるんだよね」

「そーだね 毎回新作まだですかっ!ってくるんだよ」

「雑誌渡してほしい物に〇つけてるんだよ!」

「まぁ ここはいつでも自由に来てもいいんで あ バフと転移つけとこうか」

「なんだい?まだなにか驚かすことあるのかい?」

ユウカとゲンゾウに ステータスブースト PT経験値10倍取得 PT念話 リモート会議 聖結界 転移を付与する。

「うわっ!なんか体が軽い!?」

「わ~ なんかすっごい飛べる~!」

「今 大抵のモンスターから守れる結界 HPMP防御力攻撃力とかすっごい上がるバフつけときました。」

「まぁ 自衛用だよね。」

「で とりあえず あのテレビの辺りに目を向けて 転移っていってもらえます? ユウカちゃんも」

「てんい」 「転移」

「うぉ!ワープ!?」 「すっごーい!パパいつのまにかここにいたよ!」

「まぁ 転移ですね 頭に浮かべるだけで行ったことある好きなとこ行けます」

「なんでもありだな!」

「最後にリモート会議をユウカちゃんに使ってみてもらえます? 使うって念じればいいです。」

「リモート会議使う!」


「わっ パパだ!」「ユウカ?!」

「まぁ すカイプですね」

「これは便利だね ああ なるほどだからリモート会議なんだね。」

「ええ その通りです PT念話は顔が見えないやつですね。」

「うん これでユウカにすぐ連絡とかできそうだ。ありがたいよ!」

「これが従業員につけてる基本セットのスキルです!」

「うん 仕事に便利すぎるね!」

「あとはMP見てもらえます?」

「MPが480000まで上がってる!?」

「まぁ そういう事です。それも基本バフなので!」

「ということはぼくのスキルの創造したアイテムってのも色々実験できるってことか!」

「ええ ゲンゾウさんの研究室作りますから そこで実験お願いします。あ でも 爆発物とかガスは止めてくださいね。」

「しないよ!!そんなこわいこと!」

「あはは アサミちゃん ゲンゾウさんノリがいいね!」

「そうだね~ 統括とも気が合いそう~ あの人いつもノリツッコミしてるよね」


「じゃぁ そろそろ 歓迎会にいきましょうか!」

最近の飲み会は アサミ達の別荘でやったりする 広いから 


「ちゅうもーく 新しい仲間が増えました。私達の世界で初めての男性の大人の方です。」

「日本から来ましたゲンゾウです。わからないこともありますがよろしくお願いします。」

「パパの娘のユウカです!7歳です!よろしくお願いします!」

「あー 一応この組織のまとめ役やってるジェイドだ。元は50手前だったんだが今はエリクサー飲んで30手前くらいになってる。敬語はいらない。よろしく!」

「エリクサーって!え!こっちの世界にあるの!?」

「うん~ 部位欠損回復 病気回復 若返り2歳付の回復薬 私のスキルでいくらでも出るよ?」

「ゲンゾウ お前も子供より先に亡くなるのはつらいだろう?少しだけ若返ってみたらどうだ?」

「いいんですかね?そんな貴重な薬なんでしょう?」

「MP5000万だから大したことないよ。」

「5000万って!」

「気にするだけ無駄だ・・・ こいつはスキル面が何もかもがおかしい!でもいいやつなんだ。」

「あはは!」

「ユウカ ユウカと長く一緒に過ごす為にかっこよくなっていいかい?」

「パパかっこよくなるのー?!いいね!」

「どのくらいの年がいいの?それによって飲む回数違うんだよ。」

「ジェイドさんは何本くらい飲んだんだい?」

「あー 俺はいきなり一気に若返ると周りが怪しむから少しずつだったな 1本2歳だ」

「25歳くらいならパパって言われても不自然ないのかな?」

「こっちは15歳くらいで結婚だからな そのくらいでいいと思うぞ」

「ただ 結構 5本くらいか?量多いから 1日1本とかでもいいかもな」

「たしかにこれは リポDくらいあるな!」

「では3本くらい頑張って今飲んでみるよ!」

3本分を飲むとだいっぶ若々しくなってきた。疲れた顔もエリクサーですっきりだ!

おおおおおおおお 飲んだ瞬間はじめてみたー すっげーーー

などと 歓声があがる。

「イケメンじゃん!」

「いいねぇ~」

「ははっ そうかい? なんか体もすっきりしてきたよ!」

「パパ 変身した!かっこいい!」

娘に言われてちょっと嬉しそうだ。

「んじゃ 明日は武闘会だ。ジョーカーもエキシビジョンマッチで参加する!まぁその前にアリテラスでバンドだ!見に行く奴は応援頼むぞ!あと 勇者候補が2名本戦らしい そいつらもチェックだ。保護対象かもしれないしな。んじゃ 新しい仲間のゲンゾウとユウカに」

かんぱーーーい。


「統括 ゲンゾウさんガンプラ作るらしいよ?」

「マジか!やっと同じ趣味ができたぜ!」

「お ゲンゾウさん 俺も作ってるんだ!」

「まぁ こっち来てからは今度つくるんであとでみせるよ!」

もう早くも男性陣は仲良くなったらしい。


ユウカちゃんもタマを抱っこしながら女性陣に甘やかされてる。

「ゲンゾウさん お酒好きに選んでいいから出してくれる?」

「ん? タブレットかい? あああ これで選んであっちの世界の物を出すんだね?」

「そうそう 予算がもう1000万くらいタブレットに入ってるから好きに出してー オススメをね みんな楽しみにしてるから」

「どんだけ飲むつもりなんだい! まぁいい! オススメでいいんだね!」

「お ゲンゾウの選ぶ酒か 楽しみだ!」

「ほっほっ 明日ちゃんと起きるんじゃぞ!」

「んじゃ ゲンゾウとユウカを今後ともよろしくなー もっかいかんぱーい」


「うちって 何か理由あるとすぐ飲むよね?!」

「まぁ楽しいからいいじゃない アサミちゃんも飲もうよ~」

と抱き着くルナ

「あはは そーだねぇ!」

「カオリちゃん 飲みすぎだよ!」

「ふぅ やれやれだぜ。 明日バンドがんばるよ!」

「おおおおー」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ