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アサミとソフィーのすれ違い

「まっ ソフィー アサミと何を?!」

「ダリアさん だいじょうぶです わかってますから!」


まだ何か言いたそうだったが ダリアには少し時間をつぶしてもらった。


「それで!あなた!何を隠してますの?!正直に話しなさい!」

「ダリアさんと会ったのは 朝が初めてです お風呂で会いまして」

(この人絶対 ダリアさんのこと好きだろう。素直になれないんだな!くっつけてあげるのも知り合いの務め!)

「おふ お風呂・・ですって」

(この子 お風呂でダリアと何をしたというの!)

「ええ 朝お風呂に入ってたらツンツンと叩かれまして」

(挨拶してくれてシャンプーのこと聞いてきたんだよね)

「ツンツンですって!?」

(そんなことダリアしたことないのに!怪しいですわ!)

「それで私の国の洗髪剤を貸したのよ。綺麗になるって言ったら喜んで使ってくれて」

「洗髪剤 そういえばダリアの髪の毛サラサラでしたわね」

(ツンツンは気になりますが そういう事だったんですのね!)

「それでさっきも綺麗になれたことにお礼と在庫の確認ですね」

「ふ・・ふーん それでダリアが内緒にしてたのはなんですの?!」

(あそこまで隠し事するダリアみたことないですもの!何かあるに違いない!)

「恥ずかしかったんじゃないかなぁ ダリアさんあまりオシャレしないとか言ってたし」

「は 恥ずかしいって私にみられることがですの?」

(ダリアったら私の為に綺麗にしたってことですの?!)

「さぁ それは本人に聞いてください」

(よし これでダリアさんとソフィーさんが急接近)

「アサミさん 失礼をいたしました。謝罪しますわ。それでダリアが使ってるという薬私もつかってみたいのですが売って下さいます?」

(この方 いい人ですわ 小さくてかわいらしいし)

「ええ まだこの国で売ってないので お試し品でよければ」

(この子 かわいいしサービスしよう 小さいし仲間だ)


アサミが言ってる小さいは胸である ソフィーはアサミと同じくらい胸がなかった。

そこで仲間意識を勝手に作ったアサミだが ソフィーの心の中でも小さいって仲間意識を持たれてることを知らない。


「では 戻りましょうか」

「あ あの アサミさん お友達になってくださいませんか?」

「ええ!喜んで!」

「よろしくお願いいたしますわ!」


アサミはあんまり前世でも友達がいないし 死んだばかりでこちらの世界に友達がいないのが

ちょっと寂しかった。

また ソフィーも 話し方が偉そうとか性格の問題もあり 正直に心配してくれるダリアが大好きだった。ダリア以外には心を開いていないまである。

どっちもボッチであった。


「ダリアさん お待たせしました。もう大丈夫ですよ!」

「ふふ ダリアったら!ちゃんと言えばいいものを!それにしてもアサミさんいい子ね お友達になりましたわ!」


「なんなんだいったい・・」


ただ イジワルでソフィーにはシャンプーのことを言わなかっただけのダリアは ? と首をひねるだけであった



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