「お前が私の相手役だと? 役不足だ」と言われ演劇部を追放された俺は『動画部』という謎の部で『ざまぁ』したいのだけど俺の筋書きと違うことしないで、ねえ、みんな?
「お前が私の相手役だと? ……すまんな、役不足だ」
高校に入ってもう一度演劇部で頑張ろうと思った初日。
俺は、演劇部のエースであり、先輩である広井結女《ひろいゆめ》から告げられた。
クソ底辺役者と言われる父親の遺伝子を持つ俺は、小さい垂れ目、小さく丸めの鼻、そして、誰もが気まずそうに目をそらすヤバい演技の才能の持ち主だった。
それ故か、天才役者である広井結女は俺と共演するとき「あ、あー、ろみおー、あなたはどーしてろみおなのー」という超絶手抜きな演技をし、先ほどの言葉を告げたのだ。
広井結女は中学校でも同じ演劇部であり、彼女を含めた天才達に俺は劣等感を感じ続けた。
そして、中学二年の文化祭の舞台で、俺は心に大きな傷を負う。
なんとか立ち直り、高校に入った矢先の出来事で演劇部を追放された俺は、サイドポニーの美少女に『動画部』という謎の部活に誘われる。
その動画部で『ざまぁ』をしてやろうと息巻くのだが、その台本通りになんか、みんなが、動いてくれないし、何故か告白とかされたり、スカウトが来たりするんですけど、え? なんで?
高校に入ってもう一度演劇部で頑張ろうと思った初日。
俺は、演劇部のエースであり、先輩である広井結女《ひろいゆめ》から告げられた。
クソ底辺役者と言われる父親の遺伝子を持つ俺は、小さい垂れ目、小さく丸めの鼻、そして、誰もが気まずそうに目をそらすヤバい演技の才能の持ち主だった。
それ故か、天才役者である広井結女は俺と共演するとき「あ、あー、ろみおー、あなたはどーしてろみおなのー」という超絶手抜きな演技をし、先ほどの言葉を告げたのだ。
広井結女は中学校でも同じ演劇部であり、彼女を含めた天才達に俺は劣等感を感じ続けた。
そして、中学二年の文化祭の舞台で、俺は心に大きな傷を負う。
なんとか立ち直り、高校に入った矢先の出来事で演劇部を追放された俺は、サイドポニーの美少女に『動画部』という謎の部活に誘われる。
その動画部で『ざまぁ』をしてやろうと息巻くのだが、その台本通りになんか、みんなが、動いてくれないし、何故か告白とかされたり、スカウトが来たりするんですけど、え? なんで?
第一幕 「お前が私の相手だと? 役不足だ」
2021/10/23 16:28
(改)
第二幕 「モブオブモブ」
2021/10/23 17:20
第三幕 「俺は、お前たちのことを友達だと思ってる」
2021/10/23 18:30
第四幕 「これはブサメンの意地ですよ」
2021/10/23 19:27
第五幕 「『動画部』に入りませんか?」
2021/10/23 21:11
(改)
第六幕 「もうやだこの人!」
2021/10/24 21:21
第七幕 「まずは、自己紹介といこうか」
2021/10/25 17:34
第八幕 「演《や》ります」
2021/10/25 20:06
第九幕 「超ラブラブな二人! いってみよう!」
2021/10/25 20:18
第十幕 「スタート!」
2021/10/25 20:27
(改)
第十一幕 「人の傷見て笑うのは、傷の痛みを知らない奴だ」
2021/10/26 11:00
(改)
第十二幕 「かわいがりすぎて殺しちゃうわ」
2021/10/27 20:11
(改)
第十三幕 「かわいがりすぎて殺しちゃうわ」舞台裏
2021/10/27 20:17
(改)
第十四幕 「どうしてあなたはロミオなの」
2021/11/05 18:25
第十五幕 「私を愛してくださる? 『はい』とおっしゃるのはわかってる」
2021/11/06 14:19
第十六幕 「聞き給え!」
2021/11/07 09:00