小説を書いたことがあるのに1作品も投稿しない人の特徴
小説を書いている、もしくは書きたいと思っているのにいつまでも1作目を投稿できていない人の特徴は大きく分けて3点あると考えています。
1. 批判・否定的な意見を貰うのが恐い
2. 完璧を求めすぎている
3. 仕事や学校などで時間が取れないため続けられるか不安
1点目の『批判・否定的な意見を貰うのが恐い』についてはかなりの人が該当していると思っています。
私の友達で4万文字(話数にすると10話程度)書いたが未だに一回も小説を投稿したことがない人がいます。その人はストーリーや文章力に自信がなく、酷評が恐くて投稿できないと言っていました。
せっかく4万文字も書いているのに投稿していないのはもったいないです。
そして、酷評が恐い人の多くは致命的な勘違いしていることがあります。
web小説の投稿や動画投稿をした経験がある人は全員分かっていることですが、最初のほうは良い評価だけでなく悪い評価も来ません。
もっと正確に言うと評価・感想・レビューなどの読者の声は全く貰えません。
評価のされていない面白くない作品にわざわざ悪い評価を付けたり感想を書く人はほとんどいません。無言でスルーする人が大半です。
批判しようとしている人の多くはある程度他の人が評価をしている作品に『俺はこの作品を面白く感じなかった』などのコメントをしたり悪い評価を付けるものです。
人気のある作品の反対は不人気や評価の悪い作品ではなく、誰からも見られていない作品です。
来てもいない批判に恐れるのは馬鹿なので気にする必要はありません。
次に2点目の『完璧を求めすぎている』について説明します。
自分の作品に納得できずに完璧な物が完成してから出そうとする人が多いです。
自分の作品にこだわりを持ってより良い作品を出すというのは素晴らしいことです。
しかし、『自分の話が面白くない』、『もっと言い回しがある気がする』などいつまで経っても投稿できない現象に陥ります。
そうなるくらいなら、すぐに投稿してください。何故なら、あなたが求めている完璧な作品は書けないからです。
1点目と同じく、ここでも勘違いしていることがあります。
それはweb小説は後から修正できるということです。
一回出したものを修正するのは恰好悪いなど思う人もいるかもしれませんが、安心してください。
短編小説ならともかく長編小説の場合は総合ランキングに載るような名作でも修正を一回もしていない作品はほとんどありません。
ましてや、初めて書いた作品の細かい描写や表現が完璧なんてことは絶対にないので割り切って投稿してしまいましょう。
私の一番最初の作品は11か月前に投稿したものですが、1話は7回修正しています。
そこまで極端に直しているのは私くらいかもしれませんが別に悪いことではないです。
少なくとも自分の納得できる表現を書けなくて諦める、もしくは飽きて書くのをやめてしまうよりはずっとましです。
3点目の『仕事や学校などで時間が取れないため続けられるか不安』について話します。
これについては最も簡単です。出す前にそんなこと考える必要は無いです。
小説投稿にはまれば時間のやりくりは勝手に自分でします。
それでも不安なら長編から書かずにエッセイでも一話完結の小説でも何でもいいので一作品投稿して見てください。
基本的に初めての作品をだすまでの不安は杞憂なので、初めてのハードルは雑に越えた方が良いです。
長々と書きましたがこのエッセイで言いたかったことは、挑戦する前に諦めるのはもったいないのでとりあえず投稿してみようよってことだけです。
お読み頂きありがとうございます!
意見がほしいので感想は開いておきます。
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