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Anima-限りのない生:illimite vie-

作者:らむる
少年は異世界に来た。
ある日、ある時、何かをしていた。 ずっと牛のように反芻していた。
魂に刻みこんだなにか達は、たまに薄れてその感覚を見失う。


それが何だったか、忘れはじめていた。


───現実に引き戻される。 気付くと皮膚が焼けたような鋭い痛みが全身を襲っていた。 音が反響する石畳の部屋、床には、自分の血でできていた絨毯が広がっていた。

無:
2020/08/31 22:37
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