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0:プロローグ
俺は、人間だ。
いや、人間だった。
少なくとも、あの時までは。
例え、この身が人間でなくなったとしても。
例え、この世の誰からも認められなくても。
その事実に変わりは無い。
少なくとも俺は、そう信じている。
これは、俺の物語だ。
俺が……人間としての俺が、死ぬまでの物語。
誰も知らないある少年の、ちっぽけな英雄譚。
物語の始まりは……そう。
俺が人間でなくなり始めた時だった。
俺は、人間だ。
いや、人間だった。
少なくとも、あの時までは。
例え、この身が人間でなくなったとしても。
例え、この世の誰からも認められなくても。
その事実に変わりは無い。
少なくとも俺は、そう信じている。
これは、俺の物語だ。
俺が……人間としての俺が、死ぬまでの物語。
誰も知らないある少年の、ちっぽけな英雄譚。
物語の始まりは……そう。
俺が人間でなくなり始めた時だった。
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