最下位剣士の活動記録#2
「失礼しま...すうううう⁇‼︎⁉︎‼︎⁇」
しまった。変な声出しちまった。いや、だって.. 知らない女の人が、理事長らしき人に鞭うってんだもん。いや、でも 打たれて嬉しがってる理事長らしき人もかなり問題だろ.....
「なにしてるの?りじちょー」
さすが 馬鹿、阿呆、ドジ、天然、KYって(俺から)言われてるだけあるな.. コイツちょっとあっち系に 意外とウブなんだよなぁ...多分こいつ 自分の夫が浮気してるのが分かって浮気相手に会っても、浮気について知らなくて 同じ言葉言うと思う.... そんなことを俺が思っていた時、
「んー?これはSMプレイっていうn...」
「なに言っとんじゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
たく、このアマ何言ってんだ‼︎ (多分)健全な男子高生の前で んな事言うなよ...
「あと、理事長!!いい加減よだれ垂れ流しながらハァハァすな!!!!」
「ん?おぉヴィンじゃないか!久し振りだなぁお前も来い、最初は優しくしてやるから、」
「ざけんな!!何を優しくすんだよ!!朝から
✕✕プレイするほど、元気じゃねえんだよ!」
「アハハ!!なに?楽しそおぉ 私も混ぜてぇぇ」
「おまいら~~~~~いい加減にしろおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」
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「久し振りだなぁヴィン。元気だったかぁ?」
「ま、まぁそれなりにな。」
俺と今、話してる男が、理事長だ。名前は理事長。いや、本名で、理事長。仮名じゃなく理事長。性格はアレだが、体つきが凄い。筋肉量なんて俺じゃ比べようにない 顔もまぁイケメン?のいい男だ。
なのに、なんでそんな人がSm...まぁそんなものを気に入ってるのか分からない。
で、その理事長の話によると理事長の隣に立ってる目つきの怖いおば..お姉さんが理事長の奥さんらしい。美人でスタイルも良く短髪黒髪の良いお姉さん。Sという事を除いて.. マジこえええヨ。
「ところで、ヴィンなんでここに呼ばれてるか知ってるか?」
「俺が、なに術学びたいか分からないからだっけ?」
「あぁ という事で、何を学びたい?」
んー..何にするか一回やってみたかった弓術するかな... よしっ!
「じゃあ弓じゅ.....
「ヴィンは剣術です!りじちょー!」
は、はああああああああああああ‼︎⁇⁉︎
「おいっ!なに勝手に決めてんだよ、ルン!」
「えぇ?だぁってヴィン小さい頃から剣士になりたいって言ったじゃない。」
「お?そういえばそうだったな。ヴィン お前、剣術な。」
「....................」
はああああああああ!? ふざけんな!師匠と今まで剣術ばっかしてきたのに また、剣術?!冗談じゃねえ
「なんで、お前が勝手に決めんだよ、俺は...」
「いいじゃん!! ..だって..じゃなきゃ...一緒の
クラス...に...なれな....ん..もん...うぅ〜〜〜〜」
「なんだ?なんつった?」
「な..なんでもない!!!」
「?ま..まぁ とにかく俺は、剣術やんねえからな!!!」
「あ、悪い ルンが剣術って言うから 剣術で登録しちまったぞ。」
「理不尽だあああああああああああああ!!」
俺のかなしみの叫びが理事長室に響いた瞬間だった。
「..やった!...ヴィン...と同じ..クラス..だ!」
ルンだけがなぜか静かに喜ぶのだった。